2013年04月12日
僕と君のブー / ロボ 1971/4/3 ME AND YOU AND A DOG NAMED BOO - Lobo
僕と君のブー
ロボ
1971/4/3
♪わんわん!わんわん!がふうわんわん!!♪
「何だ何だやかましいな。」
「にゃ」
「きゅううん」
「犬が言ってるんだって。”自分はこのコーナーが始まって以来、最初から出てんのにたまにはフューチャーしろよ”って。」
「うーん。お前なあ。地味だしなあ。よく見なきゃわからん痩せ犬だし。なかなかねえ。」
「がぶう。わんわん」
「噛み付くぞ。
だって。」
「わ、お前、何か病気持ってねえか。やめろやめろ。」
「にゃ」
「きゅうん」
「そう言えばこないだヨダレ垂らして苦しんでたんだって。」
「ひゃ。」
「わんわん」
「落ちてたドーナツを喰って腹をこわしたらしいよ。」
「うんまあその程度なら大丈夫だろうが。
うんよし。わかった。
長らくお待たせいたしました。毎度おなじみ愛犬家のレコ屋でござーい。
今日持って参りましたお宝はあああ
↑ドイツ盤
僕と君のブー
ME AND YOU AND A DOG NAMED BOO
ロボ
Lobo
↑オランダ盤
1943年7月31日、フロリダ州タラハシー生まれ。正義・情熱・棟梁の獅子座。
本名Roland Kent LaVoie。」
「ああ、あのウクレレ弾いてるデブ。ブー。」
「それは高木。
この人は・・・・」
「お答えしましょう。」
「わ、兄トロだ。いやトロボ。」
「そうです私がトロボです。
1961年あのグラム・パーソンズやジム・スタッフォードらと一緒にルーモアズってバンドを始めたのが音楽キャリアの最初、
その後色んなバンドで下積み致してはや音楽生活10年の
1971年、ダグ・モリスが始めた新しいレコード会社、ビッグ・トゥリーと見事契約、
芸名をローランド・ケント・ラヴォーからロボ(スペイン語で狼の意味)に変えて颯爽とソロデビューです。
↑ドイツ盤
どうかよろしく。
デビューアルバム
僕と君のブー/イントロデューシング・ロボ〜Introducing Lobo
より。
唄います。」
↑US盤
http://youtu.be/SF2OoHaMoWo
♪
I remember to this day
僕はこの日まで覚えてる
The bright red Georgia clay
鮮やかな赤色のジョージアの粘土を
And how it stuck to the tires
そいつはまったくどれほどタイヤをはめこんじまったか
After the summer rain
夏の雨が降った後
Will power made that old car go
気力を振り絞ってそのオンボロ車を動かした
A woman's mind told me that so
気まぐれな女心が僕に言ったんだ
Oh how I wish
まあ、ホントに
We were back on the road again
アタシたちまた旅に戻れるかしらね
Me and you and a dog named boo
僕と君とブーと言う名前の犬
Travellin' and livin' off the land
旅してその地その地で暮らしていく
Me and you and a dog named boo
僕と君とブーと言う名前の犬
How I love being a free man
僕はどうしてこんなに自由な人間でいるのが好きなんだろう
I can still recall
今でも思い出せるんだ
The wheat fields of St. Paul
セントポールの小麦畑
And the morning we got caught
僕らが捕まっちゃったあの朝
Robbing from an old hen
おしゃべりおばさんから盗んじゃった
Old McDonald he made us work
マクドナルド爺さん、奴は僕らを働かせた
But then he paid us for what it was worth
けどその時、彼は働いた分だけは僕らに金を払ってくれたんだ
Another tank of gas
もう一回、ガソリンタンクを満タンにして
And back on the road again
また旅に出る
Me and you and a dog named boo
僕と君とブーと言う名前の犬
Travellin' and livin' off the land
旅してその地その地で暮らしていく
Me and you and a dog named boo
僕と君とブーと言う名前の犬
How I love being a free man
僕はどうしてこんなに自由な人間でいるのが好きなんだろう
↑ノルウェー盤
I'll never forget the day
僕はその日のことをけして忘れない
We motored stately into big L.A.
僕らが意気揚々とビッグLAに乗り込んだ日を
The lights of the city put settlin'
街の灯を焼き付けたんだ
Down in my brain
僕の脳裏に
Though it's only been a month or so
ひと月かそこらだったけど
That old car's buggin' us to go
あのオンボロ車が僕らに行こうってせがむんだ
We've gotta get away and get back on
逃げ出さなきゃ、そしてまた
The road again
旅に出るんだ
Me and you and a dog named boo
僕と君とブーと言う名前の犬
Travellin' and livin' off the land
旅してその地その地で暮らしていく
Me and you and a dog named boo
僕と君とブーと言う名前の犬
How I love being a free man
僕はどうしてこんなに自由な人間でいるのが好きなんだろう
Me and you and a dog named boo
僕と君とブーと言う名前の犬
Travellin' and livin' off the land
旅してその地その地で暮らしていく
Me and you and a dog named boo
僕と君とブーと言う名前の犬
How I love being a free man
僕はどうしてこんなに自由な人間でいるのが好きなんだろう
Me and you and a dog named boo
僕と君とブーと言う名前の犬
Travellin' and livin' off the land・・・
旅してその地その地で暮らしていく・・・
♪
「ご清聴ありがとうございました。」
「ああ何て・・・
まるで耳で聴く3分間ニュー・シネマ・ロード・ムーヴィー。
それまでのカントリーとも違う、フォークとも違う、アコースティックなギターで
コロコロと転がるメロ、中音部が艶やかな高音質AMラジオ仕様の、
70年代真ん中に向けた新しきこれがアメリカンポップスの夜明けたる・・
何より生きもの好きにはたまらんこの」
「ご評価いたみいります。」
「うん。すごくステキだね。で、どれくらいヒットしたの。」
「はい。ご報告します。
アメリカでは
1971年4月3日に82位初登場、
以後
64-47-(4/24)30-16-10-(5/15)5-5-9-10-12-18-(6/26)27位。
トントン拍子で最高位5位2週。通算13週エントリー。
イギリスでだって
6月19日に44位初登場、
以後
32-18-14-5-(7/24)4-4-6-6-13-19-27-34-(9/18)46位。
最高位4位2週。14週エントリー。
日本ででもですね
洋楽チャートTOP40内に6月21日に38位初登場、
以後
36-28-20-12-6-6-(8/9)4-5-7-13-22-32-32-(9/27)38位。
最高位4位。14週エントリー。
ありがとございますありがとございます。
これでトヨタの新車を買って旅に出れます。」
「それだとなあ。イメージが変わっちまうなあ。」
「ではこっそりとリムジン借りて移動します
ので
車が来るまでB面を唄います。
ウォーク・アウェイ・フロム・イット・オール
Walk Away From It All
↑US盤
http://youtu.be/PhqBNyb3BwU
♪
When you get through.
何とかしようとしてるとき
With what you thought you had to do.
自分がしなきゃいけないと思ってることを
You've realized you'd never find.
君は心底思うんだ
けして見つけられないんだって
That all important Peace of mind.
何はなくとも欲しいもの
安心ってものが
When you feel You want to shout.
君が叫びたいって感じてる時
That's freedom calling out.
それが自由を求めてるってことなんだ
To You.
君にとっての
Stand up.
立ち上がるんだ
Face right.
ちゃんと前を向いて
And walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだよ
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
パパン
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
If what you're doing doesn't do it to you.
自分がしてることが君に何ももたらさないなら
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
おーほう
If it seems the life you live doesn't have enough to give.
君の生きてる生活が
満足に与えてくれるものでないようなら
And you feel it ties you down.
君はそれが君を縛り付けて凹ませるって感じるはず
And your brain begins to pound.
で、君のオツムはぐんぐん動き始める
The more you try to hurry
急こうとすればするほど
The more you have to worry
心配事が増すばかり
About time.
やっとどうにかなったって
Stand up.
立ち上がるんだ
Face right.
ちゃんと前を向いて
And walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだよ
あーはあ
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
パパン
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
If what you're doing doesn't do it to you.
自分がしてることが君に何ももたらさないなら
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
おーほう
ぴょんぴょんぴょん
When you feel You want to shout.
君が叫びたいって感じてる時
That's freedom calling out.
それが自由を求めてるってことなんだ
To You.
君にとっての
Stand up.
立ち上がるんだ
Face right.
ちゃんと前を向いて
And walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだよ
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
パパン
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
If what you're doing doesn't do it to you.
自分がしてることが君に何ももたらさないなら
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
おーほう
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
パパン
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
If what you're doing doesn't do it to you.
自分がしてることが君に何ももたらさないなら
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
おーほう
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ
パパン
Walk away from it all.
何もかも捨てて逃げ出すんだ・・・
♪
「嗚呼、A面の意思を受け継ぐ何と云う自由の讃歌なのだ。
そうだ我々にはトンヅラするとゆう選択の自由もあるのだ。
このクソッタレな世の中に付き合うことなんぞ無いのだ。
無いモカも捨てて新世界を創造するのだ。
若者よ。
そうでしょ?」
「そうは言ってもねえ。幼稚園休むと進学に差し支えるし。」
「お前はああああ。この根性無しが。」
「だってねえ。」
「いいっ。お前なんか。
ほれ。一緒に来いブー。」
「ブーじゃねえよ。結局全然フューチャーされてねえし。」
「しゃ、しゃべった。」
(山)2013.4.12
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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資料(英版)
English Version
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸い、CM込みで見てクリックしてお聞きくださりませればお駄賃になりましてなお嬉しです。
よろしくお願い申しあげます。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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