2007年03月15日
THE BEST / 猫 1978
THE BEST
猫
1978
ろっくす太平洋の洋楽ウイーク最終日は
猫
です。
猫
と言っても動物の猫ではなく、
そうだったら
「次の演奏は猫の皆さんです!。」
♪にゃあにゃあにゃあ、ぎ、にゃあにゃにゃあ
になってしまう。そうなったら
「次の演奏は牛の皆さんです。」
♪もうもうもう、んもー、もう
「次の演奏は犬の皆さんです。」
♪ジェシーガー、ジャシーガー俺はリックさ犬でない
になってしまうから
グループの猫です。
それに
猫と言っても
でなく、建築現場では一輪車のことをネコと呼びます。
親方「おーい、おまえ。ちょっとネコ取って来い。」
「あいよ、親方。」
「何だあいつ、一時間も帰ってこないなあ。何やってんだ。」
「はあはあはあ、親方ー、ネコ取って来ました。いやー苦労しました捕まえるの。」傷だらけ。
実話です。
の猫じゃないんだってば。
1971年に結成され、72年に「雪」のスマッシュヒットを飛ばしたバンドが猫。
内山修さん
常富喜雄さん
田口清さん
後に
石山恵三さん
がメンバーと聞きます。あれ?裏ジャケでは5人。
どなたですか。
72年つうと、私は洋楽夜明け一歩手前の時期。プラモきちがいのガキだったころだ。
「雪」覚えてました。皮膚で聞いてたんだな。
どれくらいヒットしたのだろう。
作は吉田拓郎さん。猫はバックバンドをやっていたと。
そして
今、聴いてびつくり、サウンドがーーーーーー
マナサスであった。
CSN&YまたはCSNの
あ、違った
こちら、
スティーブン・スティルス氏の。ギターはCSNY時代のワイルドなやつ。音はもう、あのラテン転じてロックとなすのスティルス節です。
これにはまった人間はもう抜けることが出来ぬ。わたしもそうですから気付いたらますます好きになったよ。
そして
このバンド、ファイアフォールの泣き男、リック・ロバーツ氏も聴かば泣いて喜ぶでありましょう。スティルス教狂だもんな。
誰かエアメールで贈ったらカバーしちゃうか。
えー、
「地下鉄にのって」
もシングルになった曲です。丸の内線狂にはたまらん。これこそスイカのCMにぴったしだと思いますがいかがでしょうか。
満員電車もほのぼのの嵐が吹き荒れるよ。
問題は
「コスモス」とゆう曲。
誰あろうアルバート・ハモンド氏の作のカバーです。にわかには何の曲かわからず。
あ、ダウン・バイ・ザ・リバーではないか。
歌詞の換骨脱脂粉乳ぶり凄すぎ。
あの悲惨な公害歌のなごり微塵も無く、川も出てこず、コスモスの歌に。
どうせやるならこれくらいやったほうが体に良いぞ。でも作詞のクレジットでもちゃんと載っていますマイケル・ヘイゼルウッドさんには聴かせないほうが・・森の進一さんみたいに揉めること必須。この場合も印税入ってくるのかな。
もう一曲、「君の心はおもちゃ箱」もアルバート氏の曲のカバー。
しかし何の曲か私にはまったくわかりません。「カリフォルニアも青い空」じゃないことだけはたしか。
最後はすっきりヴァージョンの「雪」で〆。
猫。
インド料理店のマトオンブリアニでは無く、中村屋のいんどカレーの味です。
あの時に生まれた身の回りの大切な曲をやってくれてたグループ。
♪きんみとようく、こんのみちんをきんたものだん♪のガロよりは有名では無いのでしょうが、
いきなし突きつけられると泣く。
秘孔を突かれてひでぶになります。
ひでぶになりたい人この指止まれ。
(山)2007.3.15
でかいジャケットのページ
猫資料
入手先参考、アマゾン
試聴はこちらで、ソニーミュージックのページ
The English translation page : here.
この記事へのトラックバック
ジャケ違いのベスト(収録曲は同じです。)をもっております。
「昼下がりの街」に親近感を持ちました。
♪昼下がりの街〜機織(はたおり)の音〜
という歌詞ですが、親爺が機織(自営で、紡績業)やっていたもので。
また、「各駅停車」に涙しました。
って感じです。私の日本で最も愛するバンドの一つです。ムーンライダースに出会う前にいちばん夢中になったバンドかも。このベストも持ってます。加えて言うなら『雪』『地下鉄に乗って』のシングルも棚に現存します。
なんていうか、ハイカラだったんですよおお(こればっか)。でも、その「ハイカラさ」の正体が、自分では把握できなくて悶々としてたんですが、今回山さんの解説でついにゲダツ!!あ〜すっきりした〜。
なんか、ラテンともブルースとも言い切れない、びみょ〜な音楽だよな〜でも好きなんだよな〜、というあたりでウロウロしておりました。そういう解説が必要じゃない人もいるかもしれないけど、やっぱり好きなバンドが「愛する音楽」って、知りたいじゃないですか。
ありがとうございました。
あ、あと『ダウン・バイ・ザ・リバー』の「どっかで聴いた疑惑」のナゾも解けた感じ(笑)
私もmoondreamsさん同様に『昼下がりの街』がいちばん好きですね。フォークロア風味?そのへんは、自分のブログでも書かせてもらいましたが(恥ずかしいのでトラバはご遠慮します…^^;)歌詞もいいんですよね。情景が無国籍風なのに鮮やかで。
また活動再開されてるんですよね。田口さんがいらっしゃらないのは本当に残念ですけど(自転車で、お子さんを庇って亡くなったと聞きました。あまりにあの優しい笑顔にふさわしい話で、マジ泣きしました…)
新生・猫の活動も、これからウォッチしていきたいと思っています。
長く書いちゃった!スミマセン。
では紡績の音をぱったんぱったんで聴いてお育ちになったんですね。
もしかしてそれでビート好きに?
ショコボチさん
何か呼んでしまったようで(^0^)。
夫婦で来られるかなあって言ってました。
「昼下がりの街」は・・・書きませんでしたが・・・チェリッシュぽい。あはは。
みなさん、結婚式にはこちらを歌いましょう。なんて。
「猫」検索して、たどりつきました。
猫、俺も「昼下がりの街」の不思議なグルーブの中毒でした。
CSN&Yの4人も、関連バンド、好きです。
猫に↓この人も欠かせませんよ♪
http://www.ommori.com/cafe-3.html
御守さんとゆう方がおられたんですね。
実は、そのあたりまだどんな構成の変遷だったのか、わかってないんすが、
音楽はワンダホーです。
各駅停車は今聴くと、アレンジはまるっきりchicagoですね。バズの愛と風のようにも、ニール・ヤングの孤独の旅路そのまんまです。でもみんな好きです。
ピースメイカーがダウン・バイ・ザ・リバーにクリソツですし。