2013年06月13日
ザ・バラッド・オブ・ピーター・パンプキンヘッド / XTC 1992/6/13 THE BALLAD OF PETER PUMPKINHEAD - XTC
↑アメリカ盤
ザ・バラッド・オブ・ピーター・パンプキンヘッド
XTC
1992/6/13
我らが世間の曲がり屋、
けして己を曲げることが無かった
頑固という字に頭と尻尾をつけてプードルになってる英国の誉れ高きバンド、
我らがXTCの
最後のチャート・シングルです。
三人組たるバンドとしての最後のマトモに出たシングルでもあります。
それは
1992年発売4月27日発売12枚目アルバム
ノンサッチ〜Nonsuch
より。
The Disappointedに続く2枚目のカット。
その名も
ザ・バラッド・オブ・ピーター・パンプキンヘッド
THE BALLAD OF PETER PUMPKINHEAD
アルバム冒頭を飾る
そのギターとハモニカの音色イントロに瞳孔ドワっと開く歌。
作・歌唱・ギター・ハモニカ・トロンボーンは
ぶくぶくデブ(^0_0^)眼鏡、アンディ・パートリッジ師。
ベースにはもちろん腐れ縁コリン・ムールディング師。
ギター・ハモンド・鐘の音は達人デイヴ・グレゴリー師。
ドラムスには英国一!ミスター・フェアポート、デイヴ・マタックス師。
コーラスにも参加したプロデューサーはガス・ダッジョン師。
英国チャート18回目のヒットで、最後、
6月13日71位初登場、その一週のみ。
レッツ・ビギン!
PV
http://youtu.be/na8W4Bx1Z1A
audio
http://youtu.be/KSXjxP8TPlM
♪
Let's begin
さあ始めよう!
ハモニカぶえ
Peter Pumpkinhead came to town
カボチャ頭のピーターが街にやって来ました
Spreading wisdom and cash around
知恵を説き、お金をもたらしてます
Fed the starving and housed the poor
ひもじい人々の飢えを満たし、貧しき人々に家を与えました
Showed the Vatican what gold's for
お金と言うものが何のためにあるかバチカンに教えたのです
But he made too many enemies
けど彼はあまりにもたくさんの敵を作ってしまったのです
Of the people who would keep us on our knees
それは私達を常にひざまずかせようとするお歴々
Hooray for Peter Pumpkin
万歳!カボチャのピーター
Who'll pray for Peter Pumpkinhead?
どなたがカボチャ頭のピーターの為に祈ってあげるのかな?
ハモニカぶえ
Oh my!
あらまあ!
Peter Pumpkinhead pulled them all
カボチャ頭のピーターはみんなをひきつけました
Emptied churches and shopping malls
空になった教会とショッピングモール
Where he spoke, it would raise the roof
彼が語るところ、そこはドッとわき立つ場所
Peter Pumpkinhead told the truth
カボチャ頭のピーターは真実を語ったのです
But he made too many enemies
けど彼はあまりにもたくさんの敵を作ってしまったのです
Of the people who would keep us on our knees
それは私達を常にひざまずかせようとするお歴々
Hooray for Peter Pumpkin
万歳!カボチャのピーター
Who'll pray for Peter Pumpkinhead?
どなたがカボチャ頭のピーターの為に祈ってあげるのかな?
ハモニカぶえ
Oh my!
あらまあ!
Peter Pumpkinhead put to shame
カボチャ頭のピーターは世を席巻しております
Governments who would slur his name
彼の名を汚そうとする政府
Plots and sex scandals failed outright
陰謀とセックス・スキャンダルは完全に失敗に終わりました
Peter merely said
ピーターはただ言っただけなんです
Any kind of love is alright
愛はどんなもんだって最高さって
But he made too many enemies
けど彼はあまりにもたくさんの敵を作ってしまったのです
Of the people who would keep us on our knees
それは私達を常にひざまずかせようとするお歴々
Hooray for Peter Pumpkin
万歳!カボチャのピーター
Who'll pray for Peter Pumpkinhead?
どなたがカボチャ頭のピーターの為に祈ってあげるのかな?
ハモニカぶえ
Peter Pumpkinhead was too good
カボチャ頭のピーターはあまりにステキ過ぎたんです
Had him nailed to a chunk of wood
彼は大量の木に釘で打ち付けられました
He died grinning on live TV
彼は生中継のTVで笑いながら死にました
Hanging there he looked a lot like you
そこで吊るされてます
彼は多くの点において貴方達のように見えました
And an awful lot like me!
で、恐ろしいことに、ひどく僕のようにも!
But he made too many enemies
けど彼はあまりにもたくさんの敵を作ってしまったのです
Of the people who would keep us on our knees
それは私達を常にひざまずかせようとするお歴々
Hooray for Peter Pumpkin
万歳!カボチャのピーター
Who'll pray for Peter Pumpkinhead?
どなたがカボチャ頭のピーターの為に祈ってあげるのかな?
ハモニカぶえ
あーーあいあーあー
Hooray for Peter Pumpkin
万歳!カボチャのピーター
Who'll pray for Peter Pumpkin
カボチャのピーターのためにどなたか祈ってあげますか
Hooray for Peter Pumpkinhead
万歳!カボチャ頭のピーター
Oh my oh my oh!
おおなんてこった、なんてこったい
Doesn't it make you want to cry oh?
アンタらだって泣きたくは無いだろ、なあ?
♪
そうさね
今だって
誰だって丸わかりにわかりすぎるマトモなことを公の場で思わず口にしちまったら
マトモなことを言われてはマコトに困る連中が不思議なことに世のトップにおるわけだから
潰されるわな。
潰される。
ま
どうせ有終の美
倒産寸前会社の最後の一発だから
我らがホワイトミュージック企業バンド、XTCは最後にかましました。
で
B面は
大方、バンドのヒット製造人の責務を担っていたコリンさんの曲。
ウォー・ダンス
War Dance
作・歌唱・ベース・生ギター・弦とラッパのアレンジはコリン師。
ふりふりシェイカーでアンディ師。
生ギター・エレキギター・シンセで達人デイヴ師。
ドラムス・シェイカー・打楽器はマタックス師。
最後だし言わねばならん
http://youtu.be/adlfcHjRZ4A
♪
There's an epidemic
蔓延しております
Stirring passions in young hearts
若者のハートの情熱を掻き立てる昨今
Even the old campaigners
年寄りの兵隊さんだって
Have got it really bad
昔はマジでひどくそうなっていたんだ
Well we ain't seen nothing like it
まあ僕らはそんなもんじゃ無いようだけど
Since coronation day
戴冠式の日から・・・
But when the street parties sound
けど街がどんちゃん騒ぎしてる時は
I'm going underground
僕は地下に潜っちゃう
To keep the rabid hounds at bay
狂犬共を寄せつかせないためにね
Oh my my -- this war dance
おおいかんぜよ、いかんぜ
そいつは戦の舞い
A patriotic romance
愛国的なロマンチック
No we ain't seen nothing like it
違うよ
僕らはそんなたぐいのもんじゃ無いさ
Since coronation day
戴冠式の日からだって
違う違う違う
But when the tickatape flies
けど紙吹雪が舞うと
And blood is on the rise
血は騒いでしまうもの
You know it's got you in its sway
君にはわかってる
それが権力が操縦した挙句に、君にもたらされたものだって
You got yourself a war dance
君は自らすすんで出陣の踊り
There's a cheap sensation
安っぽい扇情が
Keeping Fleet Street wide awake
フリート通りを沸き立たせてる
Everyone wants a slice of
誰もが一口食べたがってるんだ
The jingoistic cake
好戦的愛国主義のケーキを
And they're resurrecting Churchill
奴らはチャーチルを復活させ
And bringing national service back
徴兵制を復活させようとしてる
Fueling power and glory fever
軍備増大、勝利のフィーバー
Makes for a sicker Union Jack
国旗を盤石にするのだ
Yes I'm talking about this war dance
そう僕はこの戦争へ向かって踊らせられてる現状のこの戦の舞いことを言っているんだ
A patriotic romance
ロマンチックな愛国主義
And I know all you poets
そして僕にはわかってる
あんたらすべての詩人らは
Have seen it all before
昔にもうそんなこと全部を拝見済み
About the stirring of those young hearts
若い衆のハートの情熱を掻き立てることなんざ
Back in the first world war
第一次大戦期への回帰
Oh my my this war dance
おおいかんぜよ、いかんぜ
これは戦の舞い
A patriotic romance
ロマンチックな愛国主義
Gotta hold on tree dance
ライフルを抱えるダンス
Oh, my, my, my, war dance
おおいかんぜよ、いかんぜいかんぜ
戦の舞い
The stirring of those young hearts,
若い衆のハートをかき立てている
young hearts
若い衆のハートを
War dance,
戦の舞い
um, war dance
うーー
戦の舞い
♪
まったくいかんぜよ。
まったく
昨今のどっかのお国。
まったく。
言い得て妙。
それなのに
何で目に映るのは他人事で詩人とか評論家になってるワシラなのだ?
ムキになって怒るのはそんなにカッコ悪いかね。
あ
そうか。
マトモなことを言ったらカボチャ頭ピーターみたいに釘打ちの刑にされちゃう
とこまで
もやは来てるすか!オーマイマイおー。
(山)2013.6.13
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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ろっくすXTCのページ
資料
資料(英版)
English Version
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸い、CM込みで見てクリックしてお聞きくださりませればお駄賃になりましてなお嬉しです。
よろしくお願い申しあげます。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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最初の「ブッキン、ブッキン、ジジー」は、30回も録り直したそうですね。
あの腕章、どこかに行ってしまいました。
>最初の「ブッキン、ブッキン、ジジー」は、30回も録り直したそうですね。
その気持ち、よーくわかります。