2007年03月30日

Rock Will Never Die pt2 / Michael Schenker Group 1983/10/22-23

0-070330-03.jpg

Rock Will Never Die pt2
Michael Schenker Group
1983/10/22-23


「週刊マイケル・シェンカー」
2007年春号の最終号です。
改めまして私が最初に出会ったアルバム

ロックはけっして死なず
ハマースミス・オデオン・ライブ


を振り返り、まことに勝手ながら大感謝。
前回の日付を見ますと06年の3月16日となっておる。ちょうど1年。正に工員矢の如しの思い。変なこと書いてなかったか?
むむむだいじょぶそう。あはは。
1年でここまでのMSGと蠍団全部買っちゃったんだなあ。こんなこと正直滅多にありません。どっかでへたるもんな。ここから先は・・・もっこりSGでへたっちゃったけど。すまん。

やっぱり素晴らしいアルバムです。最早メタルってのとも違う思い持ち始めてる。音楽自体個性突出しまくりでマイケル・シェンカー・ハード・ロックとしか申しようがありません。これでは売れなくてもしゃあないか。受け入れるか受け入れないかだもんな。特に時代とシンクロしなきゃいかんつうPOPの世界からすりゃあ、この1983年には外しまくりです。NWOBHMと言うにはなんつうか刺々しさとか、そうパンクに通ずるものは皆無だし。
神様は世間の時空とはかけ離れてここでMS暦10年です。
ベスト・メンバーだと思い。

0-070330-01.jpg

ゲイリー・バーデン氏!
コンビでの名曲の数々、インドの虎のヴォーカル。傷だらけの胸毛。

テッド・マッケンナ氏!
負けるなマッケンナ。叩かれる音色が好きです。その音はMSGにばちはまり。

クリス・グレン氏!
若武者。弾かれるベースの音色が好き。バンドのベース弾きの鏡なり。

アンディ・ナイ氏!
これまた名サポートまん。ナマナマのシンセを思う存分通しで弾いて盛り立てる。

そして
デレク・ST・ホルムズ氏!

0-070330-04.jpg

そうだよなあ。この方がサイド・ギタリスト&ヴォーカリストで参加してるんだよな。アメリカのライオン丸。最終作「限りなき戦い」でのUS盤ヴォーカル差し替え人。
ゲイリーちゃんとの関係でいやあ、気まずくて普通、バンドに加わるなんて考えられず。
さすが双方ともプロ。そして人徳。恩讐を超えてマイケルちゃんを支える。
結果、通してのダブル・ギター。そしてMSGの音楽でコーラス付。代わる代わるの夢の歌の共演。差し替え事件もうっかり納得したりして。
アメリカ向けにはアメリカのカラっとして抜けたホルムズ氏声の方が合ってるのかも。
合っててもするってのはやっぱり異常事態だけんど。


MICHAEL SCHENKER [ ROCK YOU TO THE GROUND ]
http://www.youtube.com/watch?v=rDjYH0clf-g

↑虎とライオン

ご本尊マイケルちゃん!
フル・サポートの元、ほんと気持ち良さそう。前からえらいかっこいいけど、妙な音色だなあとか思っていたのがここではっきり判明す。
ワウワウでトーン決めてるんだ。それもマメに曲ごとに変えて。エキサイターみたいな使用法で、これやると音は立つけど、当然痩せる。
はずなんだけど、痩せないのはそりゃあんた神様じゃよ。
でもそれでコードカッティングとなると太さを音楽が求め・・・それでどうしてもサイド・ギタリストが必要だ。はい。

0-070330-00.jpg


最後のドクター・ドクター!
先生、先生で始まって先生、先生で終わる。蠍団で始まって蠍が来てくれた。兄ルドルフ蠍と、義兄クラウス・マイネ氏。
バーデン虎の歌唱ナーイス。引き継いでのマイネ氏の貫禄えりゃあもんで。改めまして鳥肌です。
ホルムズ氏も参加してトリプルすりゃあいいのに、人徳のなせる技、引っ込んでこっそりとヴォリュームまで絞ってるかのようなサポート。
全てが美しい絵。

SCORPIONS,UFO & MICHAEL SCHENKER- DOCTOR DOCTOR!!!
http://www.youtube.com/watch?v=Bwa3qErkUnU




会場の熱狂にも感動、なぜこれで英国でお城が立たなかったか?もう一押しじゃなかったか。
終わりがあるから美しいものも有ると思いもするも、返す返す残念です。


おまけ
インタビューの弁によりますと、マイケルさんの理想のバンドは、レッド・ツェッペリン。
もちろん、ペイジさん抜きで(^0^)、バック演って貰いたかったそうです。
そりゃもうロック志すものは誰でもそうだ。しかし、マジで権利あるは、そこまでいけた限られたものだけ。
1回でもええでー、聴きたかった。


あ、そうだ。づっと気になってたことを。
MSGロゴって・・・何故か「鮭」って漢字に似てる。かな?

0-070330-02.jpg

それではいつの日か。我が家にお金の神様がもう少しやって来てくれて、今度はCDの聴いてない音を聴けた時に

つづく・・・

(山)2007.3.30


ろっくすMSGのページ

でかいジャケットのページ



入手先参考、日本盤(アマゾン)


試聴はこちらで、同




The English translation page : here.



posted by 山 at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ヘヴィ・メタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

▲ページの先頭へ