2013年09月27日
ノー・ドクター / ハンブル・パイ 1971/9/25 I DON'T NEED NO DOCTOR - Humble Pie
ノー・ドクター
ハンブル・パイ
1971/9/25
♪ロック、ろっく、ろおおおっく!ろくろくロオオオック!!♪
「にゃああ」
「きゅうん」
「わんわん」
「己の中のロック的衝動が抑えられないんだって。」
「それはいかんな。医者に行ったらどうだ。」
「ぎゃあ」
「注射嫌いなんだって。」
「今の医者は簡単に注射なんて打たねえぞ。」
「きゅうん」
「そうゆう問題じゃなくて。
だって。」
「じゃどうすりゃいいのよ。」
「わんわん」
「このクソ意地悪親父。早く徹底的にロックなんを出せ。
だって。」
「はいはい。わかりましたよ。では処方箋。
長らくお待たせいたしました。毎度おなじみ巡回ロック医院のレコ屋でござーい。
今日持って参りました特効薬はああああ
↑ドイツ盤
ノー・ドクター
I DON'T NEED NO DOCTOR
ハンブル・パイ
Humble Pie
↑オランダ盤
薬飲むならパイを喰え!
なんてね。」
「ご説明しましょう。」
「お、薬剤師か?」
「違うよ。いつもの説明兄トロだよ。」
「そうですキミらに必要なのは純ロック、真性ローーーック!
唯我独尊、天下無双、
ロック白亜期に慄然と仁王立ちしたブリティッシュ・ハード・ロックの巨人、
潰し声を維持するため死ぬほどスコッチを飲み続ける命懸けヴォーカル、スティーヴ・マリオット師。
甘いマスクと細身の体から汁を出し尽くすノン・ブルース・ギタリスト、ピーちゃんこと
ピーター・フランプトンちゃん。
私はほんまにこのパイとゆうバンドが好きでございますベーシスト、グレッグ・リドリーさん。
若き鬼太鼓ドラマー、ジェリー・シャーリーくん
それが
ハンブル・パイ。
その絶頂期のすべてを叩きつけた
終焉直前
1971年5月27日28日の公演の模様を収めたライブWアルバム
1971年11月発売
パフォーマンス〜ロッキン・ザ・フィルモア
Performance Rockin' the Fillmore
より一足早く先行発売のシングル
それが
↑米盤
ノー・ドクター!」
「これってオリジナルは・・」
「オリジナルは1966年。
作はジョー・アムステッド氏&
あの後にド派手ダンシング・シンギン夫婦となった
ダイアナ・ロス女王をピンで女にした
アシュフォード&シンプソン。
ニコラス・アシュフォード&ヴァレリー・シンプソン。
いったいこん方らは何歳なんだ。
当時25歳と20歳です。
そんな若いみそらでやりやがった
唄うは御大
レイチャールズ導師。
http://youtu.be/c8TJnoa2WTg
1966年11月19日124位初登場、
以後
(11/26)80-79-76-(12/21)72-(12/24)101位。
最高位72位。1+4+1週。
これぞリズム&ブルース、R&B。
内なる衝動を抑えらぬわぐわ。」
「落ち着いてください、花買ってください。」
「花売りのウサだよ。」
「それをばグワンと完全ブリティッシュ・ハード・ロックに消化して昇華、
アルバム発売のその前に
アルバム・ヴァージョンのたんまりと味わうそのとてつもなさの前に
見事なるシングル・エディットです。
これはカップラーメン準備万端の頃合いな気持ちのええ・・」
「花売りは無視するし、興奮が止まらねえな。
誰か薬、持って来い。」
↑米盤
Single V.
http://youtu.be/oE6l34gE9Kc
Full V.
http://youtu.be/0lxyRjzXvxo
♪
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
'Cause I know what's ailing me
てめえでわかってるんだ
俺を悩ましてることが
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
うっ
'Cause I know what's ailing me
てめえでわかってるんだ
俺を悩ましてることが
Yes,I need
そうだ、俺には要るのは
All I need is my baby
俺に要るのは俺のベイビーだけ
You don't know I'm in misery
お前にゃわかっちゃいねえんだよ
俺の惨めさが
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
My prescription tells me that
俺の処方箋が俺にそう言ってる
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
My prescription tells me that
俺の処方箋が俺にそう言ってる
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
All I need is my baby
俺に要るのは俺のベイビーだけ
You don't know you're all my need
お前にゃわかっちゃいねえんだよ
お前こそ俺のマジで必要なもん
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
Well the doctor said I need rest
ああ、
医者は言うよ
俺には休みが必要だって
- ooh ooh
うっうー
He put me on the critical list
アイツは俺に地獄の診断書を突きつけた
- ooh ooh
うっうー
Keeping me safe from harm
俺を悪から安全なとこに留めるてか
- ooh ooh
うっうー
All I need is her sweet charm
俺に要るのはあの女の甘い魅力だけ
- ooh ooh
うっうー
He gave me a medicated lotion,
アイツは俺に医薬品ローションをくれた
that wouldn't do
そんなもんは使やしないぜ
Ooh, yeah my emotion,
ううっ、いえーい、俺のエモーション
oh yeah,
お、いえーい
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
no doctor no!
医者、馬鹿か、いらねえよ!
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
I don't need no doctor
俺は医者なんていらねえ
ギタア
カモンベイベ
どんな気持ちだ
I don't need no doctor
俺には医者なんていらねえんだ
I don't need no doctor
俺には医者なんていらねえんだ
I don't need no doctor
俺には医者なんていらねえんだ
I don't need no doctor
俺には医者なんていらねえんだ
ギタア
がつん
サンキュー
♪
「ういえー、たまねー、たまんね〜。このケツの穴から拳出て来る歌いっぷり!」
「もう青い青春真っ盛りのピーちゃんのコーラスもいいね。」
「おうよ。ギターもサイコー。もう既に完璧ピーちゃん。」
「チャートでは
米
9月25日85位初登場、
以後
80-74-(10/16)73-73-84--(12/11)93-(12/18)84位。
最高位73位。8週。
英1971年9月10日発売。何故かノンチャート。
そんなピーちゃんですがこの発売時にはサブな自分に不満たらたらで・・」
「きゅうん」
「呼んだか?
だって。」
「そのたらたらではありません。不満たらたらです。
で
既に脱退。これはほんまに第一期パイの有終の美となってしまいました
B面は
71年3月発売の前作アルバム
Rock On
↑米盤
からマリオット氏作の
↑米盤
A Song for Jenny
http://youtu.be/EMzVVHbLk_c
これでクールダウンしてください。」
「クールダウンするのはおめえだろか。」
「クールダウンするにはお花がいいですよ。
お花買ってください。」
「そうだな。ライブにはお祝いの花輪がつきもんだ。買ってやるかって
それじゃ足りねえよ。」
「ライブ、終わってるし。」
「終わりません。」
(山)2013.9.27
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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資料
資料(英版)
English Version
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸い、CM込みで見てクリックしてお聞きくださりませればお駄賃になりましてなお嬉しです。
よろしくお願い申しあげます。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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