2007年04月09日

永久保存盤! /フォーク&ロックの歩み 1966-1974 第3回

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永久保存盤!
フォーク&ロックの歩み
1966-1974 第3回


東芝EXPRESSレーベルによります1975年
リリース(推定)のアナログLPBOX

永久保存盤!フォーク&ロックの歩み1966-1974

から日本の若者音楽を探検するねんの第3回目です。
4枚組のレコードの2枚目に突入。あわせて同梱ブックレットの68年〜69年の年表もアップさせていただきました。
個人的には8歳、9歳の時で、いやーきっとかわゆいガキだった(ばく)。紅白は当然見ていたな。
それにしても年表見ますと、まー1年が濃密なこと。洋の東西問わず。ビートルズ、モンキーズ、カレッジ・フォーク、GS、関西フォーク、ニュー・ロックが同時にびしばし凌ぎをけずってる。リアルタイムで全部経験した方は1年の長さが今の10倍は有ったのでは無いでしょうか?私はそんな中、お小遣いでプラモ作ってうっとりしてた。あはは。今追体験。経験してたような知らないような不思議な感触に囚われてます。
前回も書きましたけど、ああ、何てやるせない。なんて寂しいの。どの曲も。

それぞれの曲の歴史。ミュージシャンの歴史を垣間見るだけで、簡単にコメントが書けなくなります。その時点だけでなく今に続く歴史背負ってるもんなあ。好みだけで書くのははなはだ失礼せんばん。であることを承知で書かせていただきます。お怒りの点あるかと思いますが若輩者の戯言と思ってどうかお見過ごし下さい。
前提として、好きな、ピンと来るものがはっきりしてまいりました。
パターン1:怪奇大作戦&妖怪人間ベムの空気が好きです。
ヤバいのは、えー、だから、パターン2:湖のほとりで金持ち大学生がキャンプファイア、怪獣現れて踏み潰されるもの。
ヤバいけど好きなのは、パターン3:踏み潰そうとした怪獣が、ぎりぎりでうっかりと聞き惚れてしまうほど見事な曲。
て、全部円谷さんが原点だな。

それでは
<レコード2枚目>

サイド3

1.風/はしだのりひことシューベルツ 1969

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・・・フォークル後のはしださんが出したシングルで、69年1月リリースとのこと。♪人はだれもただー一人たびーにでて〜そこにはただ風がふいているだけー♪。誰でも知ってる。遠足の時に配られる歌本に載ってたあの曲です。パターン3だな。ヤバいけど聞いちゃう曲。あはは。歌詞がキング・クリムゾンの「風に語りて」に対応してる・・・わきゃないぞ。そして歌に出て来る花の代表格がプラタナス。いきなしプラタナスって言われても、さて問題です。どんな花だったでしょう。

資料

2.さすらい人の子守唄/はしだのりひことシューベルツ 1968

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・・・スイスなイントロに導かれてアルペジオの世界。あまり覚えてない分、パターン2になってしまう。ヤバい。俺はみんなで歌いたくないんだよー。

そういえば、はしださん、必殺シリーズでスリの役で出ていたような・・・。

3.戦争を知らない子供たち/ジローズ 1968
・・・杉田二郎さんがいたバンド、ジローズ。曲はこれまた誰も知らない子供はおらぬわ。よーく知ってるけどパターン2.ヤバい。これを聞いてると暴れたくなる。何か有ったのだろうか。多分、遠足のバスが嫌いだったのだ。車酔いしちゃってまー。ミカンの皮の臭いとかあのバスの揺れ方とか、このドラムロールを聴くとおーもーいだすのさー。それにしてもこの”だかだかドコドコ”のベタなドラムロール。これが破壊されるのはいつのことなのでありましょうか。西洋で破壊したのはリンゴ・スッタさんだと思う。

資料

4.青春のわかれ道/ジローズ 1971
・・・やばい。ジローズにジラースが(コジラにえりまきをつけた怪獣)がやって来て踏み潰そうとしてる。特に掛け合いで、しゃららららーって言ってる兄さんが危ない。早く逃げてー。だったのさー。

5.花嫁/はしだのりひことクライマックス 1970

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・・・♪はーなーよめーは夜汽車ーにのって嫁いでいくのー、あの人の写真をもってー♪。グラディス・ナイト&ザ・ピップスの「夜汽車よジョージアへ」に対抗する夜汽車もの。あちらは有名人になるのを夢みてLAに行った男を無理やり田舎に連れ戻す強靭な女性の歌。こちらは、「写真をもってー」ってもしかして花婿さんは亡くなってしまっているのか。今気付く。その理由はまるで歌われず。何があったのだ。教えてー。
もうほんま誰でも知ってる曲でして、曲調、アレンジから、あたしゃてっきり、いずみたく先生が作ったのかと思いました。ぱーたったったー♪俺は男だ。はしださんの作曲なのですね。歌詞はここまでの曲全部北山修氏。とんでもないヒーローだったのでしょうか。パターン3です。
無理やりな16ビート、ここで登場。ニュー・ソウルの夜明け・・・???

6.ぼくのそばにおいでよ/加藤和彦 1964

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・・・ヤバい。パターン2.すんません。トノバンさん。曲はエリック・アンダーソン氏。だけど。

資料

7.27才/杉田二郎 1974
・・・いつのまにか歳を取ると親父に顔が似てしまってきてしまったとゆう恐怖の歌。親に似てきてしまうのって何で嫌なんでしょう。あれで終わってしまうのかー夢も希望もありません状態になってしまうからか。歌詞に共感してしまいパターン2を回避す。途中で何故か、青年団が♪らんらんらーん♪って歌うのが謎。徹頭徹尾、嫌だ嫌だって歌ってるのに。もしかして嫌じゃないのか。信じられん。ジョニー・ロットンさんも親父に顔が似てくるのは、現在とても嫌に違い有りません。声も嫌だな。


サイド4

1.或る日突然/トワ・エ・モア 1969

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・・・突然とわ・え・もあ。誰ですダカーポと区別が付かんと言うのは。凄いスタアさんだったのだ。凄い覚えてるぞ。当然パターン3。パンク野郎が好きになる要素は皆無ながら、いやもういい曲で。どこかパリーの香りがするで。フォークより歌謡曲なんで、ゆきさおりさんなんでOKなのに違いない。

資料

2.空よ/トワ・エ・モア 1969

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・・・♪そらーよー、その上はシドよー♪。雲の上にゆめをのせてー。ほぼ同様にパターン3。ムカつかなきゃいかんのにまったくムカつきません。これはこっそり聞かねばなるまい。中盤の無理やりな16ビート最高。それ、すきなんじゃん俺。

3.誰もいない海/トワ・エ・モア 1968

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・・・♪今はもうあき誰もいない海♪。ほら、知ってるでしょ。作詞は山口洋子さん。♪つらくてもつらくても死にはしないと♪。最後に超絶な状態に追い込まれる。どこか演歌なメロとともに。以下♪さびしくてもさびしくても♪ひとりでもひとりでも♪死にはしないとって、何も死ななくてもー。
アバで無情なエモアさんたちの歌唱が凄み3倍化させてます。

4.あの素晴らしい愛をもう一度/加藤和彦と北山修 1971
・・・うおー、アルペジオ。歌詞を聴くと、心中ものかー。違うわ。見事にふられた男の歌だ。楽しいのかそれでと問いたい21世紀の今。の曲調。
素晴らしい曲の前に自己崩壊しそうになります。負けそう。負けてはいかん。

5.からっぽの世界/ジャックス 1968

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・・・そんなハッピーな空気の中、これを持って来た選曲者さん。あなたいぢわる。
♪ぼくおしになっちゃった♪の冒頭の一言で永遠の発禁になってしまった永遠の名曲。完全にパターン1。何千回聴いても怖くて怖くて。ジョイ・ディビジョンです。どうやったらこんな曲が書けるのか。地獄を見てきたのでしょうか?教えて欲しいけど、教えてもらったら頭ヒデブーになりそうで怖い。

資料

6.春は静かに通り過ぎてゆく/ロック・キャンディーズ 1971
・・・もうすぐ春ですねのキャンディーズでも無く、南海キャンディーズでもなく、ロック・キャンディーズ。アリスの谷村さんがいたバンドだそうです。聴けばまぎれもなく谷村さん。人って変わらん。どわどわ歌っとるわ。バックの女性もギターも、引き摺られて、どわどわ言ってるのが笑える。笑っちゃいかん。すんません、谷村さん。私にとってあなたは「天才、秀才、バカ」の方です。

資料

7.知床旅情/シュリークス 1972
・・・山田パンダさんとイルカさんがいたフォーク・グループだそうで、お二方とも、あっしの人生にいささかもクロスしたことなく。知床旅情は社長森繁さんが、「まね、ほっかいどてのは、なかなかいいとこだね、なんだねきみ、いつまでそこにいるんかね、ちょっとは気をきかせなさい。」「はい、社長、今夜の宴会の予定はもうばっちりでございましてはい。」「そんなことはいいから早くあっちへいきなさい。」って歌うものでは無いか。
ところがイントロが謎のモダンジャズ風味、5秒後にある日突然寅さんが現れて歌が始まる、その瞬間はスリリングです。
なのに当然パターン2。暴れてもいいですか。

資料



とパンキーな気持ちになってしまったところで

第4回につづく・・・・

なおタイトルの後の年記載は歌詞カードの著作権登録年号です。どなたがこの順番の意図に気が付いた方、お教え下さい。
まったくわからんような気が。


(山)2007.4.9

ろっくす永久保存盤! /フォーク&ロックの歩み 1966-1974のページ


でかいジャケットのページ


入手先参考、同趣旨と思われますCD、アマゾン

入手先参考、同趣旨と思われますCDその2、アマゾン



或る日突然動画

さすらいの太陽〜昭和40年代ヒット曲メドレー
http://www.youtube.com/watch?v=8wlS0eAb1FE



http://www.youtube.com/watch?v=KaRlDzaUGHo

歌ドキッ!〜ポップクラシックス〜 第016回 20061023
カントリー娘。 with 杉田二郎 − 戦争を知らない子供たち/ジローズ
http://www.youtube.com/watch?v=n0fBOuAWmYo

悲しくてやりきれられない フォーククルセイダーズ
http://www.youtube.com/watch?v=vnVfJgS5IH4

水虫の唄 ズートルビー
http://www.youtube.com/watch?v=3q4pynp2xRA

「或る日突然」誕生の背景と演奏(トワ・エ ・モア)
http://www.youtube.com/watch?v=P2OuHe2jlg4

サルビアの花
http://www.youtube.com/watch?v=J3HnGr-7iyg

加藤登紀子 - 知床旅情 (1971年紅白)
http://www.youtube.com/watch?v=aKXy3oSDmqc

The English translation page : here.
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