2014年01月09日

オーディナリー・ワールド / デュラン・デュラン 1992/12/1 ORDINARY WORLD - Duran Duran



オーディナリー・ワールド
デュラン・デュラン
1992/12/1


まだやたら「ポジティヴ」やら「前向き」とか言うだに。
やたらと世間では。
とにかく嫌いでねそれが。
猪木師匠なら
「元気を出せば何でも出来る。」
って言ってもその狂気じみたみなぎるパワーで説得力があるが、
事情も知らん他人に言われたか無いわ。
気分で良くなるものは所詮砂上の楼閣に過ぎず。
我に返った途端、それこそ倍返しで奈落の底に突き落とされる。
今必要なのは何がまずくなっているのか、
何でまずくなってしまったのが冷静に判断して一つ一つ確実に解決していく
姿勢でございます。
気にしなきゃ時が解決するものも確かに有るは有る。
だがほっときゃひどくなる一方のものだらけなんだよ。

デュラン・デュラン
80年代の正に代表する寵児でありました。
向かうところ敵無しの大進撃。
その中でドラマーのロジャー・テイラーくん1985年脱退、
追ってギターのアンディ・テイラーくん脱退、
鍵盤のニック・ローズくん、ベースのジョン・テイラーくん、歌のサイモン・ル・ボンくん三人で続行
アベレージ・ホワイト・バンドの名手ドラマー、スティーヴ・フェローン師参加
黄金「ジョーのガレージ」エラにフランク・ザッパ大明神バンドに在籍したウォーレン・ククルロ師参加。
意気揚々と必殺「ノトーリアス」で大ヒット。

突然1989年アルバム「リバティ」から何でだよの失速。
シングル「Serious」がマジかよの英最高位48位でデビュー以来の連続TOP40入り逃して
ま、普通のバンドならこれっくらいのヘグリは当たり前で気にもしないんだろが
実感として相当なヤバさが感じられたのでありましょう。
ここが偉いとこでじっくりろ仕切り直しをかけ3年の沈黙に突入、
サイモンくん34才、ニックくん30才、ジョンくん32才、
三十路だもんね
いつまでも”プラネット・アース”世界のままではいられません
放牧でしっかりと疲れた体を休め、さらに身を入れてパンパンになって古馬の風格、
1993年2月23日、満を持して7作目スタジオ・アルバム



デュラン・デュラン(ザ・ウェディング・アルバム)



Duran Duran



初心に帰るかの如しタイトルにて
発表です。
そこからの第一弾シングルが
芯を通して高らかに新生宣言を為す



オーディナリー・ワールド
ORDINARY WORLD




わたくし正直申して熱烈なファンとは言い難く
プラネット・アース大好き、リフレックスお楽しい楽しい、ののノトーリアスお見事
と言う程度の輩ではございますが
この曲はオルフェーヴル有馬記念です。
何も言わずに名曲100点。

バンドとしても初めてキャラより地力実力で曲が立った仁王立ちだったのではないでしょうか。


↑英盤

http://youtu.be/dDLiVwpv89s


(Acoustic Version)


↑スペイン盤アコ版

http://youtu.be/QTtusl2ShY4




Came in from a rainy Thursday on the avenue,
 雨の木曜日、大通りからやって来た

Thought I heard you talking softly.
 僕には君が優しく話してたように聞こえたんだ

I turned on the lights, the TV and the radio,
 僕は灯りをつけ、TVとラジオのスイッチを入れた

Still I can't escape the ghost of you.
 だけど僕はまだ君の亡霊から逃れることはできない

What has happened to it all?
 一体全体何が起こったんだ?
"Crazy," some would say.
 「狂ってる。」そうゆうヤツもいる

Where is the life that I recognize?
 僕が噛み締めていた人生はどこへ行ってしまったんだろう?

Gone away...
 遥か遠くへ去っていった

But I won't cry for yesterday, there's an ordinary world,
 けど僕は昨日のことには泣いてすがらない
 ありふれた世界がそこにはあるだけ
Somehow I have to find.
 何とかして僕は見つけなきゃいけない

And as I try to make my way to the ordinary world,
 そのありふれた世界に自分の道を進むべく
I will learn to survive.
 僕は生き残る道を学ぶのだ


Passion or coincidence once prompted you to say:
 情熱、もしくは時のいたずらがかつて君に言わせた

"Pride will tear us both apart."
 「プライドが僕ら二人をバラバラに引き裂いてしまうんだ。」

Well now pride's gone out the window, cross the rooftops, run away,
 そう今じゃプライドは窓の外に飛んでいってしまった
 屋根を越えて逃げていく

Left me in the vacuum of my heart.
 空っぽのハートの中に僕を置き去りにして

What is happening to me?
 いったい僕に何が起こってるんだよ?
"Crazy," some would say.
 「馬鹿げたことを。」言うヤツもいる

Where is my friend when I need you most?
 僕が一番必要な時に僕の友だちはどこにいるんだ?

Gone away...
 遥か遠くへ去っていった

But I won't cry for yesterday, there's an ordinary world,
 けど僕は昨日のことには泣いてすがらない
 ありふれた世界がそこにはあるだけ
Somehow I have to find.
 何とかして僕は見つけなきゃいけない

And as I try to make my way to the ordinary world,
 そのありふれた世界に自分の道を進むべく
I will learn to survive.
 僕は生き残る道を学ぶのだ

ギタア

(Ooh, Ahh, Ooh)
 ううううーうう
 ああああー

 うううー
 いあいいあいいあいいあい
 おおおー

Papers in the roadside tell of suffering and greed.
 道端に落ちてる新聞は苦しみと欲望を書き連ねている

Fear today, forgot tomorrow... ooh
 今日こんにちを恐れ
 明日のことなど忘れよう

 うう
Here beside the news of holy war and holy need,
 聖なる戦争と聖なる求めのニュースのここ傍らでは

Ours is just a little sorrowed talk,
 僕らのははただの些細な悲惨話、

But I won't cry for yesterday, there's an ordinary world,
 けど僕は昨日のことには泣いてすがらない
 ありふれた世界がそこにはあるだけ
Somehow I have to find.
 何とかして僕は見つけなきゃいけない

And as I try to make my way to the ordinary world,
 そのありふれた世界に自分の道を進むべく
I will learn to survive.
 僕は生き残る道を学ぶのだ

(Everyone,..
 誰もが

If My World...
 もし私の世界が

I will learn to survive.
 僕は生き残る道を学ぶのだ

Everyone...
 誰もが

If My World...
 もし私の世界が

I will learn to survive.
 僕は生き残る道を学ぶのだ

Any world...
 どんな世界も

Is my world...
 私の世界なのだ・・・・



正直が一番。
事実はここに有り。

米1992年12月1日発売
17回目のヒットで、TOP40内14回目のヒット、
1993年1月9日67位初登場、
以後
51-(1/23)23-21-7-5-(2/20)3-3-3-4-6-5-7-12-15-17-26-30-34-(5/22)38-43-(6/5)49位。
最高位3位3週。通算22週。

英1993年1月26日発売
23回目のヒットで、TOP40内22回目のヒット、
1月30日11位初登場、
以後
(2/6)6-6-9-12-20-(3/13)33-43-(3/27)63位。
最高位6位2週、9週。

落ちかけたところを素直に認めて
ここまで立ち直りさらにでっかくなることが出来るのは
けしてありふれた所業じゃないよ。


↑英盤

B面は
前作アルバム「リバティ」から意識的に選んだと思われる
けしてモノはダメじゃ無かったと

My Antarctica


↑英盤

http://youtu.be/3Bc-5ozQzHw


歌詞で既にここへの予兆がしっかり刻まれ。

フェローン師、ウォーレン師のプレイへの深い理解、
歌い方の変化、
そりゃ着実に顔の相も変わる。

オーディナリー・ワールド

結果、
この歌は
変態なスウェードを別にすれば
当たり前の良きメロディと良き演奏は良いのだとゆう
来るべきブリット・ポップの時代の第一号となったと確信しております。

(山)2014.1.9

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ろっくす特製でかい画像ページ也。

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資料

英語資料

English Version

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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸い、CM込みで見てクリックしてお聞きくださりませればお駄賃になりましてなお嬉しです。
よろしくお願い申しあげます。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA


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.My Antarctica

Once ago, when I was in control,
But that was just, another trick of fate
Playing with my life
There have been some times,
I was so tied up and I said to myself,
Gotta break it all, but didn't really try

Two hearts beating in this place you've made -
You know nothing changes... Oooh my antarctica.


You can make your rhymes
And paint your rules in black and white
For me to memorize, but never understand.
And there will be time, for a thousand vows
And a thousand promises we forgot, to be realized

Two hearts beating in this place you've made -
You know nothing changes... Oooh my antarctica.
One life pumping, we make love to make our heat
And we throb in... my antarctica.
(oh-oh oohh ohh ohh)

We'll keep the rhythm going, and we remember.
We'll keep the laughter flowing, and we remember.
We let the music jangle, and we remember.

Two hearts beating in this place you make -
You know nothing changes... Oooh my antarctica.
One life pumping, we make love to make our heat
And we throb in... Oooh my antarctica.
Cause and shelter, this is what we've made -
You know I will stay here... Oooh in antarctica

And you will stay here, with me...

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