2014年03月29日

ベイビー・ブルー / バッドフィンガー 1972/3/6 BABY BLUE - Badfinger



ベイビー・ブルー
バッドフィンガー
1972/3/6


ニルソン氏による「ウイザウト・ユー」のカバー超ヒット、
己もガッツンと全米最高位4位、世界中で大ヒットを記録した

デイ・アフター・デイ

に続いてのニュー・シングルです。
米1971年12月13日、英1972年2月11日発売3作目アルバム



ストレート・アップ
Straight Up


より2枚目にして最後の。



トッド・ラングレン兄いプロデュース。


↑米盤

作・歌唱はピート・ハム氏。


↑ドイツ盤

まずは
アメリカにて1972年3月6日発売。
シングル独自ヴァージョンで。
なんでかつと
米アップル社長アル・ステックラー氏が歌のオープニングにこうガツンと来るツカミがいるんでないかいと思ったもので
エディ・クレイマー氏にリミックスを依頼、
1972年2月に敢行、フイル・スペクター師式スネアにバリー・マニロウさんなドでかいリバーブを追加したのだ。

いるか?

うーむ。

それが功を奏したか

米1972年3月6日発売、"Maybe Tomorrow"加えると5回目のヒットで、4回目のTOP40ヒット、
3月25日78位初登場、
以後
42-(4/8)26-19-15-(4/29)14-14-22-(5/20)31-(5/27)69位。
最高位14位2週。10週。

そんなもんでも独自だからここまでヒットしたか
それとも味を損ねてここどまりだったか。


↑ドイツ盤裏

イギリスでは英アップルは何とこの唄が売れるとはまるで思ってなかったて。
米アップルがアメリカでは珍しくジャケまで付けてリミックスまでしたのに
実際にヒットしたのに。
一応レコード番号Apple 42を割り当てて5月10日に発売されたかされないか
いったん出して撤収したか
私にはわかりません。
いくらバンドのマネージャーのスタン・ポリー氏と折り合いが悪かったとはいえ
それと音楽とは全然別なのは言うまでもなく
いずれにせよ
この当時の英アップルの阿呆ぶりがわかるお話で。
被害被るのはいつもバッドフィンガー。


↑オランダ盤

気の毒すぎるよ。


↑オランダ盤裏

日本発売は5月5日。
ベスト20に入った様子が無くてこれまた謎。


↑フランス盤

こんなにキラーでいいのによー。


↑米盤

US Single Version
http://youtu.be/M7mmHrb3850


LP version
http://youtu.be/TkA7xQb6uPk




Guess I got what I deserved
 僕は当然の報いを受けたと思ってくれ

Kept you waiting there too long, my love
 そこで君のことを長いこと待たせ過ぎた、恋人よ

All that time without a word
 話す言葉も無い時間の全部が

Didn't know you'd think that I'd forget
 君が思ってたなんて知らなかった
 僕が忘れていたって、

or I'd regret
 僕が後悔してたって

The special love I had for you,
 僕が君に対して抱いているのは特別な愛

my baby blue
 僕のベイビー・ブルー
 

All the days became so long
 毎日毎日がとても長くなった
 
Did you really think, I'd do you wrong?
 君は本当に思っていたのか
 僕が君にひどいことをしたって?

Dixie, when I let you go
 ディキシー、君を行かせてしまったとき

Thought you'd realize that I would know
 思ってたんだ
 僕がいつかわかるだろうと君は理解してくれてたと

I would show
 僕がいつか態度で示すと

The special love I had for you,
 僕が君に対して抱いているのは特別な愛

my baby blue
 僕のベイビー・ブルー


What can I do,
 僕に何ができるんだ

what can I say
 何が言えるんだよ

Except I want you by my side
 君がそばにいて欲しいってこと以外に


How can I show you,
 どうやったらわかってもらえるんだろう

show me the way
 やり方を教えておくれ

Don't you know the times I've tried?
 わからないのか
 僕が何とかしようとした時の数々を


ギタア〜ジョーイ・モーランドくん


Guess that's all I have to say
 思ってくれ
 僕が言わなきゃいけないことはこれで全部
 
Except the feeling just grows stronger every day
 気持ちが日に日に強くなっていくこと以外は

Just one thing before I go
 行く前に一言だけ

Take good care, baby, let me know,
 どうか元気で、ベイビー、知らせを待ってる

let it grow
 思いをつのらせてくれないか
 
The special love you have for me,
 君が僕に抱いている特別な愛の勘定を

my Dixie, dear.
 僕のディキシー、愛しき人へ



ピートさんが最後の米ツアーの時にデートしたとゆう
ディキシー・アームストロングとゆう女性について書いた歌だそうです。


↑デンマーク盤


B面は
同アルバムから

フライング
Flying


ジョーイ・モーランド氏&トム・エヴァンズ氏作。

飛びます。


↑米盤

http://youtu.be/89X1xJsXzi0




Feel like I'm flying, I'm dying to say
 空を飛んでる気分だよ
 でっかい声で言いたいな

"Want you forever and easy"
 「君が永遠にくつろいでいられますように。」

Be where you are, where I want you to stay
 そこにいればいいんだ
 僕が君にいて欲しいところで
 
Don't you know what I'm saying?
 僕が何を言ってるかわからないかい?
Believe me
 僕を信じておくれ


Feel like I'm falling, it's all I can do
 落ちていくような気分だよ、それが僕がすることができるすべて

Lyin' and dyin' is lonely
 嘘をついて死ぬのは寂しい

Deeper and darker, no way to forgive
 とても深くて暗く、許すことも無理

No way to believe what you told me
 君が僕に話してくれたことを信じることも無理

No way to believe what you told me
 君が僕に話してくれたことを信じることも無理

Way to believe
 信じること

ギタア〜ジョーイ・モーランドくん

おおおおーおおおーお

Kings in their castles wound up in the wine
 己の城にまします王様達は酒に溺れてオシマイになる

Drinking their confidence daily
 毎日、己への忠誠に乾杯

Wish I could be into that peace of mine
 僕の心が安寧でいられますように

Wish I could be into crazy
 狂気の沙汰でいられますように

Wish I could be into crazy
 狂気の沙汰でいられますように

Wish I could be...
 いられますように・・・



当時のバンドの心境を遺憾なく正直に現した

とんでもなくマジカル・ミステリーな曲でござい。


<追伸>

「2013年9月29日、米テレビドラマ”ブレイキング・バッド〜Breaking Bad”の最終回で
”ベイビー・ブルー”が使用され、翌月の10月12日には同曲が全英シングルチャートで73位を記録した。」

との記述が隠居ペディアに有り。


見てないのだ。
凄い評判だったらしい。

(山)2014.3.29

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00000-1.jpg





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ろっくす特製でかい画像ページ也。

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ろっくすバッドフィンガーのページ

資料

英語資料

English Version

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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸い、CM込みで見てクリックしてお聞きくださりませればお駄賃になりましてなお嬉しです。
よろしくお願い申しあげます。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA


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