2014年05月01日
フォー・トゥモロー / ブラー 1993/4/19 FOR TOMORROW - Blur
フォー・トゥモロー
ブラー
1993/4/19
1990年10月15日発売
シーズ・ソー・ハイ
She's So High
でデビュー。
成績は
1990年10月27日英国チャート58位初登場、
以後
48-68位。最高位48位3週エントリー。
続けて
1991年4月15日発売
ゼアズ・ノー・アザー・ウェイ
There's No Other Way
成績は
1991年4月27日英国チャート20位初登場、
以後
11-10-8-16-26-33-58位。
最高位8位。8週エントリー。
米、1992年1月11日92位初登場、
以後
90-(1/25)82-82-89-(2/15)100位。
最高位82位。6週エントリー。
ガツンとブレーク!
ここまではこないだ追っかけましたで
第三弾
バング
Bang
http://youtu.be/1NTPbPYM-FQ
1991年8月10日26位初登場
以後
(8/17)24-36-(8/31)62位。
最高位24位。4週。
ここまでは元気が有り余ってマンチェスター・サウンドの中では居心地悪いバンド風情。
そしていよいよ
それらが収録されてます
1stアルバム
レジャー
Leisure
1991年8月26日発売。
1991年9月7日英国アルバム・チャート
7位初登場、最高位1位、1996年3月2日69位まで11週エントリー。
「ザ・スミス以来最高のグループ」
「新人類による新世代ポップ」
「ネオ・サイケの落とし子」
マスコミからも大絶賛の嵐。
だがのイギリスに限ってはマスコミが褒めやがるとろくでもないこと多し。
クイーンみたいに叩かれまくってたほうがいいのね
の予感は
いざ羽ばたけツアーの最中にマネージャーがバンドの金を使い込みやがって
オマケに名前で借りまくり競馬で使ったかどうかは知らんがとんづら。
残ったのは6万ポンド(1380万円)の借金。
救ってくれたのは某Tシャツ会社で、
助けたやるからそのかわりアメリカで2ヶ月半休み無しツアーせよとの
タコ部屋仕事命令。
旅の出掛けに発表の
ポップシーン
POPSCENE
http://youtu.be/XV8CxSO5imQ
1992年3月30日シングル・オンリー発売して
これが英国チャート
4回目のヒットで、
1992年4月11日32位初登場、最高位32位、4月18日32位まで2週エントリー。
歌詞は被害妄想気味、曲はいかにも性急なパンク・サウンド、入ってるラッパはダサいし
と
ワシは感じるが
デーモン君としては
「パンク・ギターの嵐、60’sなポップなサビ、爆走する英国風ホーン、
コントロールされた激怒とポストモダニズムなユーモア」として
「俺らは”ポップシーン”が出発点だと感じてた。えらく、えらくイギリスなレコードなのだ。」
それは認めます。
マンチェスターに引導を渡したのは事実。
しかし英聴衆はなんじゃこりゃと戸惑って先ほどどうりの結果に。
次のシングル
「Never Clever」
http://youtu.be/L8y0gvmDJCA
発売は白紙に。
これも焦ってる出来だからそれもしゃあないか。
&
2枚目アルバムの製作も延期。
で米ツアーに行けば
グランジ全盛のあっちじゃウケるはずも無し
メンバーはホームシックになって酒浸り、
ぐだぐだのライブをしちまってレコード会社から
「お前らいい加減にしねーとクビだぞ。」
最悪に凹みながらデーモン君は自分にとってイギリスの大切さを痛感す。
で
帰国したバンドは、ライバルの、ヘタレだと思って相手にもしてなかったスウェードが大成功してるのにも
大ショック
これで追い詰められて追い詰められて完全に腹をくくったブラーは
「ワシラはグランジなど目もくれずイギリスのバンドとしてイギリスのサウンドをやるのだ。」
と決意、
所属フード・レコードの社長、アルバーン氏は「そんなもんウケるんか?」と思いながらも
バンドの連中が望む
2枚目のアルバムのプロデューザーにXTCのアンディ・パートリッジ氏を迎えるとゆうプランを受諾。
しかし
これがまた
Blur- Sunday Sleep (Sunday Sunday Andy Partridge Version)
http://youtu.be/mPVjWHFpgLA
Blur -Seven Days (Andy Partridge Version)
http://youtu.be/ZK_VFoUNOAg
Blur - Coping (Andy Partridge Version)
http://youtu.be/smz9rvvWxHg
完璧にアンディ兄貴、仕事をしました。
完璧にXTCの音にして。
それがあかんて。
確かに英国なまさしく英国な音にはなったが
これではXTC子分バンドになってしまう。
口が悪けりゃXTCみたいな売れないバンドになっちまうのは・・・
困るがに。
新しきイギリスの世代のいわゆる「ブリット・ポップ」バンドにならねば。
全部お蔵入り。
デーモン君、口を極めてダサい親父だったとののしる。
んでもご承知の通りアンディ兄貴は頑固一徹曲げない人だし、
昔、トッド・ラングレン親分にプロデュースを頼んで自分がゴネまくって揉めたことを
逆にやられたのはさぞかしショックでありましたでしょう。
こうゆうのをバチが当たったとか因果応報とか世に申しますが
XTCの大ファンでもありますワシにとっては複雑な心境・・・・
仕切り直しです。
次のプロデューサーとして何とジェフ・リン氏て候補もござったが
それでは同じ過ちを繰り返すと
シングル「ゼアズ・ノー・アザー・ウェイ」でバンド最大ヒットをものした
旧知の仲スティーヴン・ストリート氏をプロデュースに迎え
”キンクス、スモール・フェイセズ”精神を受け継ぐ新ギター・バンド・サウンド”だー。
今度は見事にアルバム完成。
大切な新生としての第一弾シングル
先行で4月19日発売が
フォー・トゥモロー
FOR TOMORROW
フード社長バルフェ氏が新アルバム用の曲の中にヒット・シングル曲が無いと
注文付けて
それを受け
過酷な米ツアーの間に故国を思いのデーモン君が着想を得て
1992年のクリスマスに実家のピアノで書いた曲。
を
ギター・サウンドに転嫁し
加えて
Backing Vocals – Mae McKenna, Miriam Stockley
Cello – Ivan McCready
Solina Organ, Sleigh Bells – Damon
Strings – Duke String Quartet
Timpani – Dave
Viola – Helen Kamminga, John Metcalfe
Violin – Louise Fuller, Rick Koster
まさに
明日のために
その一
打つべし。
http://youtu.be/gghFPavXE7Q
♪
He's a twentieth century boy
アイツは20世紀少年
With his hands on the rails
ヤツの両手は世間の常識にへばりついて
Trying not to be sick again
また凹むことが無いようにしようと
And holding on for tomorrow
明日にむかって耐えている
London ice cracks on a seamless line
ロンドンの氷が継ぎ目の無い線の上でひび割れている
He's hanging on for dear life
ヤツは必死に耐えているのだ
So we hold each other tightly
だから俺らは互いにしっかり支え合っている
And hold on for tomorrow
明日に向かって耐えるんだ
Singing
唄おう
La la, la la la
らーらー、らーららー
La la la la la la la la
らっらっらっら、らっらっ、らららー
La la, la la la
らーらー、らーららー
La la la la la la la la
らっらっらっら、らっらっ、らららー
La la, la la la
らーらー、らーららー
La la la la la la la la
らっらっらっら、らっらっ、らららー
Holding on for tomorrow
明日にむかって耐えるんだよ
...oh, oh, oh, oh, oh...
おーおーおーおーおー
She's a twentieth century girl
彼女は20世紀少女
With her hands on the wheel
両手はハンドルに
Trying not to make him sick again
彼をまた凹ませたりしないようにして
Seeing what she can borrow
借りることが出来るものを見つめて
London's so nice back in your seamless rhymes
ロンドンは君のスムースな鼻歌でとてもステキだね
But we're lost on the Westway
けど僕らはウエストウェイで迷っちゃった
So we hold each other tightly
だから互いにしっかりと支えあってる
And we can wait until tomorrow
明日まで待つことが出来るさ
Singing
唄おう
La la, la la la
らーらー、らーららー
La la la la la la la la
らっらっらっら、らっらっ、らららー
La la, la la la
らーらー、らーららー
La la la la la la la la
らっらっらっら、らっらっ、らららー
La la, la la la
らーらー、らーららー
La la la la la la la la
らっらっらっら、らっらっ、らららー
Holding on for tomorrow
明日にむかって耐えるんだよ
...oh, oh, oh, oh, oh...
おーおーおーおーおー
Trying not to be sick again
そうだ、また凹まないようにしようとして
And holding for tomorrow
明日に向かって耐えている
She's a twentieth century girl
彼女は20世紀少女
Hanging on for dear life
必死に踏ん張っている
So we hold each other tightly
だから互いにしっかりと支えあうんだ
And hold on for tomorrow
明日のために耐え抜こう
Singing
唄おう
La la, la la la
らーらー、らーららー
La la la la la la la la
らっらっらっら、らっらっ、らららー
La la, la la la
らーらー、らーららー
La la la la la la la la
らっらっらっら、らっらっ、らららー
La la, la la la
らーらー、らーららー
La la la la la la la la
らっらっらっら、らっらっ、らららー
Holding on for tomorrow
明日にむかって耐えるんだよ
...oh, oh, oh, oh, oh...
おーおーおーおーおー
Jim stops and gets out the car,
ジムは車を止めて降りる
goes to a house in Emperor's gate,
エンペラーゲイトの家に向かい
Through the door and to his room,
玄関を開けて自分の部屋に
Then he puts the TV on,
それからテレビをつける
Turns it off and makes some tea,
消して、お茶を居れて
Says Modern Life well it's Rubbish life,
言うのだ
現代生活てか、ああ、そいつはクソくだらねえ生活だよ
Holding on for tomorrow,
明日のために耐えるんだ
Then Susan comes into the room,
そこへスーザンが部屋に入って来た
She's a naughty girl with a lovely smile,
ラブリーな笑顔のイカす娘
Says let's take a drive to Primrose Hill,
プリムローズ・ヒルまでドライブしましょ
と言った
It's windy there and the view's so nice,
あそこは風が気持よくて眺めがとてもステキよ
London ice can freeze your toes
ロンドンの氷はお前のつま先を凍らせられる
Like anyone I suppose
俺が思うに他の連中だって同じ
I'm
俺は
Holding on for tomorrow..
明日のために耐えているのだ
おほう
♪
これこそブリット・ポップ初夜です。
もしくはそれを迎える為に。
歌詞はこれほど正直で、だからこそ胸を打つ曲となり。
メロディは最初から円環となり続くが如くのストレンジ・メロ。
転じて「ららら」部分は世界中の皆々様がご存知の親しみ共通音楽言語。
プロデュースのストリート氏は女子コーラス隊に
モット・ザ・フープルの「土曜日の誘惑〜Roll Away The Stone」
http://youtu.be/6Sih9OVokuQ
みたいに
英国特製女子事務員風素人コーラスで唄えと指示し
英国チャート
5回目のヒットで、
1993年5月1日28位初登場、
28-38-(5/22)60位。
最高位28位、4週エントリー。
同時収録アコースティック・ヴァージョン
Blur - For Tomorrow (live acoustic)
http://youtu.be/OLY5ppaEAS4
世間じゃいまだいささか目が点です。
の中
5月10日発売
2作目アルバム
モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ
Modern Life Is Rubbish
5月22日に15位初登場
それが最高位として
その出発を迎える。
(山)2014.5.1
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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ろっくすブラーのページ。
資料
資料(英版)
English Version
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いつも閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸い、CM込みで見てクリックしてお聞きくださりませればお駄賃になりましてなお嬉しです。
よろしくお願い申しあげます。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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