2014年06月20日
ブランディー / ルッキング・グラス 1972/6/17 BRANDY (You're a Fine Girl) - Looking Glass
ブランディー
ルッキング・グラス
1972/6/17
♪ばっかやろーーーっ!!♪
「び、びっくりしたー。いきなり大声出すんじゃない。心臓が止まるかと思ったぜよ。」
「にゃ」
「きゅん」
「わんわん」
「ジジイにはわからねえよ、俺達のこの憤懣やるかたない気分は。
だって。」
「そんなに長く話してたか今?。」
「してたよ。」
「そうなの?
わかるよ。わかるがな。おいちゃんだって日々憤懣やるかたないんだから。
だがの、そうゆうバッカヤローっは海の海岸の浜辺でやりなさい。」
「にゃ」
「きゅうん」
「わんわん」
「なんでだよ。
だって。」
「そうゆうもんなんだよ。古今東西。
と
海の浜辺の海岸の話が出たところで
長いことお待たせいたしました。夏はおまかせレコ屋でござーい。
今日持ってまいりました真夏のお宝歌はあああああ
↑スペイン盤
ブランディー
BRANDY (You're a Fine Girl)
ルッキング・グラス
Looking Glass
↑スペイン盤裏
お酒のブランデーじゃないよ。」
「まだ夏じゃないよ。梅雨真っ盛りだよ。」
「そうゆうことを言ってるからお前さんは流行に疎いんだ。
季節は先取りせねばな。ナウになれんぞ。」
「ご説明しましょう。」
「おう言ってやれ言ってやれ。」
「これぞ70’s、1972年のアメリカ歌謡曲を代表する曲です。」
「ナウじゃねえよ。42年前じゃん。」
「その名も”鏡”または”姿見”、
アメリカ東部、
ニュージャージー周辺の東海岸なジャージー・シュア・サウンド〜Jersey Shore sound、
後にブルース・スプリングスティーン兄貴にも連なる西海岸とは違って男気サウンドの旗手、
ルッキング・グラスです。
1969年にその原型がリード・ギターとヴォーカルのエリオット・ルーリー氏によってニュージャージーのラトガース大学結成。
卒業後解散、カタギになったもののその夢捨てがたく再結集、再結成、
メンバーは
Guitar, Vocals – Elliot Lurie
Keyboards, Vocals – Larry Gonsky
Bass, Vocals, Harmonica – Piet Sweval
Drums – Jeff Grob
あの当時コロンビア・レコードの社長だったあのクライブ・デイヴィス氏にウイスキー・ア・ゴー・ゴーで演奏してるとこをスカウトされて
エピックと契約、
デビュー・アルバム
Looking Glass
より先行カット、
↑オランダ盤
ルーリー氏作の渾身作。
も
それは無名の新人バンド、
そうはいきなりヒットは難しいわけで
それでも
ワシントン州担当の宣伝部長ロバート・マンデル氏の必死の宣伝活動、
全部のラジオ局にプロモ盤を配って営業し
その中でも州のTOP40局の大手、
WPGC AMのDJハーヴ・ムーア氏がある夜、レコードをかけたところ
即座にリクエストの電話が殺到、
受信機のランプがクリスマスツリーのようにびっかびか、
DJ生活20年でそんなことは初めてだよ
と
ど根性ガエルの先生みたいなことゆうくらいの反応に
その噂を聞いた他局もゾクゾクと追従し
↑ユーゴ盤
全米チャート
1972年6月17日68位初登場、
以後
45-(7/1)27-12-5-4-2-2-2-2-(8/26)1-4-5-8-23-(9/30)33位。
最高位1位。17週。
ALONE AGAIN (Naturally)の連続ナンバー1の狭間に首位をねじ取る快挙を持って
これぞ奇跡のワン・ヒット・ワンダー超一発!」
「違うよー。」
「確かに次の”Jimmy Loves Mary-Anne”も米33位になったから厳密に言えば一発屋ではないが。」
「違うー。」
「イギリスじゃ最高位51位だからか?」
「ちがうよー。」
「何がー。」
「おっぱいー」
「おっぱいってお前ら昼間っから。」
「そうじゃなくて乳の時間じゃないの?」
「あ、そか。どこかでもらい乳せねば。」
「ミルク買えばいいじゃん。」
↑米盤
http://youtu.be/N-tRXewCAmU
♪
(Dooda-dit-dooda)
どぅるる、どぅるる
(Dit-dooda-dit-dooda)
どぅるる、どぅるる
There's a port on a western bay
西の湾に港がある
And it serves a hundred ships a day
一日に百隻は船が出入り
Lonely sailors pass the time away
寂しき船乗りたちがオカに登って時を過ごす
And talk about their homes
故郷の話をするんだよ
And there's a girl in this harbor town
この港町にその女の子がいる
And she works layin' whiskey down
彼女はウイスキーの酌をして働いている
They say Brandy, fetch another round
連中は言う
ブランデー、も一杯持ってこいや
She serves them whiskey and wine
彼女は奴らにウイスキーとワインをふるまうのさ
The sailors say,
Brandy, you're a fine girl
船乗りたちは言うんだ
ブランデー、お前はいい娘だ
(You're a fine girl)
お前はいい娘だ
What a good wife you would be
きっといいカミさんになるぜ
(Such a fine girl)
お前さんみたいにいい娘はな
Yeah, your eyes could steal a sailor from the sea
イエイ、お前の目は海からやって来た船乗りをメロメロにしちまうよ
(Dooda-dit-dooda)
どぅるる、どぅるる
(Dit-dooda-dit-dooda-dit)
どぅるる、どぅるる
Brandy wears a braided chain
ブランデーは編み込んでるチェーンを身につけてる
Made of finest silver from the North of Spain
スペインの北部産の最高級銀製
A locket that bears the name
名前付きのロケット
Of the man that Brandy loves
ブランデーが恋する男の
He came on a summer's day
ヤツはとある夏の日にやって来た
Bringin' gifts from far away
はるか遠くから贈り物を持ってきて
But he made it clear he couldn't stay
だがヤツは長逗留出来ないことを告白した
No harbor was his home
港はヤツの家じゃ無かったんだ
The sailors say,
Brandy, you're a fine girl
船乗りたちは言うんだ
ブランデー、お前はいい娘だ
(You're a fine girl)
お前はいい娘だ
What a good wife you would be
きっといいカミさんになるぜ
(Such a fine girl)
お前さんみたいにいい娘はな
But my life, my lover, my lady is the sea
だが俺の人生、俺の恋人、俺の女は
海なんだよ
(Dooda-dit-dooda)
どぅるる、どぅるる
(Dit-dooda-dit-dooda-dit)
どぅるる、どぅるる
Yeah, Brandy used to watch his eyes
いえい、ブランデーは奴の目を見つめたもんだ
When he told his sailor stories
奴がてめえの船乗り話をする時にゃ
She could feel the ocean fall and rise
彼女には大海原の波打つ様子が感じられた
She saw its ragin' glory
彼女はその荒れ狂う栄光を体験したんだ
But he had always told the truth
だがヤツはいつだって真実を言っていた
Lord, he was an honest man
神よ、アイツは正直者だったんだ
And Brandy does her best to understand
そしてブランデーは一生懸命、それを理解しようとしたんだよ
(Dooda-dit-dooda)
どぅるる、どぅるる
(Dit-dooda-dit-dooda-dit)
どぅるる、どぅっどぅっどぅ
At night when the bars close down
夜、バーが閉まったころ
Brandy walks through a silent town
ブランデーは静かな街を歩く
And loves a man who's not around
そばにいない男を想いながら
She still can hear him say
彼女にはヤツの声がまだ聞こえるんだ
She hears him say,
Brandy, you're a fine girl
彼女はヤツが言うのを聞く
ブランデー、お前はいい娘だ
(You're a fine girl)
お前はいい娘だ
What a good wife you would be
きっといいカミさんになるぜ
(Such a fine girl)
お前さんみたいにいい娘はな
But my life, my lover, my lady is the sea
だが俺の人生、俺の恋人、俺の女は
海なんだよ
(Dooda-dit-dooda)
どぅるる、どぅるる
(Dit-dooda-dit-dooda-dit)
どぅるる、どぅっどぅっどぅ
Brandy, you're a fine girl
彼女はヤツが言うのを聞く
ブランデー、お前はいい娘だ
(You're a fine girl)
お前はいい娘だ
What a good wife you would be
きっといいカミさんになるぜ
(Such a fine girl)
お前さんみたいにいい娘はな
But my life, my lover, my lady is the sea
だが俺の人生、俺の恋人、俺の女は
海なんだよ
♪
「五木ひろしかよ。」
「アメリカでもマドロス演歌ってのあるんだな。」
「あまりにベタでそれゆえにえらく感動しました。」
「B面は
ベースのPiet Swevalさん作の
ONE BY ONE
↑米盤
http://youtu.be/-PUpeuPYq0w
です。」
「悪か無いけど普通だな。」
「B面だしね。」
「B面が普通のマドロスさんに花買ってあげてください。」
「買ってあげてもすぐ海に投げちゃいそうだね。」
Brandy - Red Hot Chili Peppers
http://youtu.be/y3q3Y2aptls
「おおおおおおお、レッチリがカバーしとる。」
「かっきー!」
(山)2014.6.20
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ろっくす特製でかい画像ページ也。
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英語資料
English Here
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸い、CM込みで見てクリックしてお聞きくださりませればお駄賃になりましてなお嬉しです。
よろしくお願い申しあげます。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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ONE BY ONE
In the morning when I woke up, I used to pray
And in the evening when I broke up, I'd have to pay
There's no doubt about it, we each have gone our separate ways
And though you live without it, don't you think that something stays?
Stays by your window yet, to guide you home
One by One,
One by One,
One by One
In the dark I turned my face to hide a tear
Leaving shadows in my place, they can not hear
Like the meadows in the wind, I'm made of straw
And with my wages paid in sins, Lord I tried to crawl
Through each and every mile that I roam
One by One,
One by One,
One by One
There's a shepherd in the dark, he stands forlorn
Can he see me in the stark and naked morning
Though your flock is gonna stray, they'll be home soon
But fall down in the hay, yes and sleep until noon
With the morning dawning can't you see the first one's coming home
One by One
One by One
One by One
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