
Built To Destroy pt4
Michael Schenker Group
1983
帰ってきた「週刊マイケル・シェンカー」!
終わらせてたまるものか、何かと理由を見つけて帰って来るでー。ぎゃはははは。
まだエースもタロウも80も有る。
今回その理由はあああ
限りなき戦い

↑あたしを隠した・・オビが憎い昨日の夜の
です。まさに限りなきです。4回目の感謝になります。
80’sMSG、何とも心残りは♪寂しさのつれづれにー♪それは心もよう、この”限りなき戦い”のもう一つのヴァージョン盤を聴いてないことでした。
CD中古発見!果たしてこれはそれなのか???
お店で裏返してクレジットを目を皿にして見たよ。
メガネ外しちゃったよ、老眼だよ、情けな。
それがまたすげー字がちっちゃくて・・・わからん。
ええい850円、清水の舞台から飛び降りるで。
家に帰ってLPと比べてみたら裏ジャケ同じじゃん。
これじゃわかりません。聴く前にゴッド政則さんの解説読みましたら怒りながら泣いていた。一緒に泣く。
気が付けばいつのまにか政則さんの番組「Rock City」終わっちゃったのね。あ、終わって無いですか、より深夜に移動した。新日プロレスみたいだー。録画して見なけりゃ。GODの顔を見なけりゃ生活に張りとか鋲とかメタレません。

もとい
当たりー!。これはもう一つヴァージョンでした。イントロですぐわかったぜ。
これが正式盤だと当時マイケルさんは言い張って、前のを破棄しろとまで言ってたそうです。後には両方ともあかーんって発言。
困ったちゃんっす。
くどいと思われますでしょうが、何故2つのヴァージョンが出たか簡単に。
類が友を呼ぶのか、困ったちゃんマイケルちゃんのマネージャーさんも困ったちゃんだったんです。兄ルドルフ親分から紹介されたピーター・メンチ氏。
バンドをメンチカツ状にしてぐっちゃんぐーたん手ゴネしてしまった。メンバー・チェンジ略してメンチの嵐。まーこれもやってもやっても何故か売れないのが原因だろうけど・・・。急遽ツアー・マネージャーのロブ・コクシー氏をマネージャーにしたものの、酷使したのかマージャンで国士無双してやっつけたのか、この方も解雇。事務所が無くなっちゃったよ。
それでも音楽魂はメラメラ。新譜作りたい。で、何とドラマーのテッド・マッケンナ君に「スタジオ探して来い」だって。
負けるなマッケンナ。それで見事探して来て、そこのリッジファーム・スタジオの所属エンジニア、ルイス・オースティン氏と共に録音をやり遂げたのだ。えらいぞマイケル。マッケンナ。
一旦はそのヴァージョンで発売。
しかしそんなM氏にのしかかって来たのは請求書の山。ギターの神様に会計の神様になれちゅうのは酷だよ。
ほとほと参ったマイケルさん、あと残るコネって言えば・・・あ、そうだ!アメリカで仕切ってくれたとこがある、レーパー&クレプス事務所。
それならもしかしたら米で成功するかも一石二鳥じゃんて渡米してお話しました。
「ぼくのマネージャーになってくさい。」
「うーん、いいけどさー。そんじゃうちで暇してるヤツ、バンドに入れてくれない。そんでさもう一度ミックスし直しなさいこのレコード。」
って断りたかったのか?もうリリース済みなのに、そんなー。
マイケル君、よほど請求書が怖かったのか、受けちゃったよ。
暇してた人は、テッド・野獣・ニュージェント・バンドのセカンド・ギター&ヴォーカルのデレク・セント・ホルムズ氏です。BCRの人ではありません。あちらは、でれく。
二人一緒にお手合わせリハーサル&リミックスのためレコード・プラント入り。リミックス担当はーーーーーあのジャック・ダグラス氏だぜ。
ゴッド・ジャック。うほほーい。
さて両方のヴァージョンを比べてみるため同時に聴いてみましょう。
左手にレコード・プレーヤー。右手にパソコンのCDプレーヤ。えいやっと。
うわ、ずれた。山の木霊、やっほーやっほー状態だ。無理みたいです。それではかわるがわる・・

ロック・マイ・ナイツ・アウエイ
→→ジャック氏版では勇壮なるギターから始まるよ。ってアホでもわかる違いを書くか?あのひゃんひゃん言ってたシンセを音量落としてます。歌は・・・
バーデンさんじゃんか。全部ヴォーカル、ホルムズ氏が差し代わって歌ったのかと思ってました。
メイク・ユー・マイン
→→微妙に楽器のバランス変えのー、テンポを少し落としてー、地味にしてどうするんだ。音が薄い気がするがそれはCDだからかもしれん。コーラス部充実。お前いるんだからホルムズ君働けってことだな。一人増えました。
戦争の犬たち
→→ドラムを大きくしてみました。50cmくらい。歌にエコー足したり、フェイズかけたり。これもテンポ落としてる気がする。もしかしてうちのプレーヤー速度が速いのか。あはは。ギター・ソロが違う!メロ・ヴァージョンから速いヴァージョンへ。賛否が渦巻いてます。あ、辞めなさいそこでつかみ合いは。
システム・フェイリング
→→ああ、いい曲だ(ばく)
キャプテン・ネモ→→より派手にしたで。元ヴァージョン、LPならではのモノっぽいダンゴ音もかわいいす。
魔性の女→→問題の曲です。ここでヴォーカルはホルムズさんが差し替え担当。歌メロまで変わっちゃってからに。何で変えたのかいまいち原因不明。声が似てるんですわ。弟みたい。弟な分、声が若いか。細いか。CDだからか。アメリカーンと言えばそうだけど。
結局、いるんだから歌ってみいってことかな。
レッド・スカイ
→→限界に挑戦した甲斐ありまして、バーデンさんの歌は生きてます。この名唱だけはゆづれん。
タイム・ウエイツ
→→ああ、いい曲だ。と聴いてると新ヴァージョンでは歌と歌のあいだにマイケルさんギター挿入です。合ってる合ってないで賛否が渦巻いてます。あ、そこでつかみ合いは、や、辞めなさいっつうに。
ロック・ウイル・ネバー・ダイ
→→新バージョンではイントロで誰か寂しいオカリナ吹いてるやつがいる。寂しさに拍車かける気です。泣く。
あと、ひとつ重大な違いが。あるよな。
えー、細かく突っ込めば突っ込み放題でござるます。つかみ合いは止めてこれは是非楽しみましょう。
なんせデモじゃなくて正規盤が2つ有る盤なんて滅多にないもんな。
並行世界のSFみたいだで。
加えたとこもグリコのオマケと思い。何しろ曲が、演奏が元々すんばらしいですから、ジャックさんも無茶してないすから
一つはっきりしたことは、うちのプレーヤーの速度はやっぱ速い。前ノリです。あはは。
だからアナログの方がロックしてて良く聴こえるんだな、何でも。
そうだ、これでまた心残りが出てしまった。CDでもしかしたら再再リミックスしてるかもしれないではないか。
となると・・・もう一つを聴くには、アメリカ盤のLPを探さねば。けけけ。
(山)2007.4.27
ろっくすMSGのページ
でかいジャケットのページ
入手先参考、日本盤(アマゾン)
試聴はこちらで、同
帰って来たMSG動画
MICHAEL SCHENKER [CRY FOR THE NATIONS ] U.K. I
http://www.youtube.com/watch?v=F38fOdPzWE0
MICHAEL SCHENKER [ ROCK YOU TO THE GROUND ] U.K.
http://www.youtube.com/watch?v=rDjYH0clf-g
Ted Nugent 1976 German TV
http://www.youtube.com/watch?v=aQ7QBiygRuA
TED NUGENT - Cat Scratch Fever ,Live '78
http://www.youtube.com/watch?v=rVzYObvmV6E
Scorpions with Michael Schenker - Lisbon Portuguese 1993
http://www.youtube.com/watch?v=8hqrAEE73nk
The English translation page : here.