2014年08月09日

サタデイ・イン・ザ・パーク / シカゴ 1972/7/13 SATURDAY IN THE PARK - Chicago



サタデイ・イン・ザ・パーク
シカゴ
1972/7/13


サタパーです。
長い夜」のシカゴが「サタパー」になったあの土曜日。
それは1971年のアメリカ独立記念日7月4日のこと。
バンドのピアノ弾き、
ロバート・ラム氏が



ニュー・ヨークのセントラル・パークでの光景を見て無性に唄にしたくなって出来た曲。
まさにそれは
平和そのものの呑気な昼下がりが
耳で見えて、
わしらがアメリカのホームドラマで見たような空気に溢れて
聞いてるこっちも暖かくウキウキして


↑オランダ盤

1972年7月13日発売。
3日前7月10日発売4作目スタジオ・アルバム



シカゴV
Chicago V
板目の亜米利加



↑オランダ盤

からのシングル第一弾、
瞬く間に

米、
1972年8月5日60位初登場、
以後
(8/12)40-33-20-15-10-4-(9-23)3-3-13-(10/14)23-(10/21)42位。
最高位3位2週。12週。


↑ドイツ盤

イギリスではまったくノンヒット。


↑ポルトガル盤

日本では
洋楽チャート、
9回目のヒットで、
9月18日TOP20内20位初登場、
以後
12-12-5-3-3-2-(11/6)1-2-3-3-5-7-8-13-*-16-21-27-27-(1973/2/5)38位。
最高位1位。



1位にちょいと手間がかかったのは

アローン・アゲイン/ギルバート・オサリヴァン
ブラック・アンド・ホワイト/スリー・ドッグ・ナイト

がおったおかげで
まったく幸福な時代だ。

サタデイ・イン・ザ・パーク
SATURDAY IN THE PARK




http://youtu.be/PLiMy4NaSKc




Saturday in the park
 その公園で土曜日

I think it was the Fourth of July
 それは7月4日だったと思うんだ

Saturday in the park
 その公園で土曜日

I think it was the Fourth of July
 それは7月4日だったと思うんだ

People dancing, people laughing
 みんなが踊り、みんなが笑い

A man selling ice cream,
 アイスクリームを売ってる男

singing Italian songs
 イタリア語で唄ってる

"Eh Cumpari, ci vo sunari"
 「エ・クムパリ、シ・ヴォ・スナリ」

Can you dig it
 わっかるかなあ?

(yes, I can)
  うん、わかるよ

And I've been waiting such a long time
 僕がずっと長いこと待っていたんだ

For Saturday
 土曜日を


Another day in the park
 その公園で別の日

You'd think it was the Fourth of July
 君はそれが7月4日だったと思うでしょ

Another day in the park
 その公園で別の日

You'd think it was the Fourth of July
 君はそれが7月4日だったと思うでしょ

People talking, really smiling
 みんながおしゃべり、心の底から笑顔

A man playing guitar
 ギターを爪弾いてる人

Singing for us all
 僕らみんなのために唄ってる

Will you help him change the world
 世界を変えるのにヤツの手助けをしないかい

Can you dig it
 了解?

(yes, I can)
  うん、了解

And I've been waiting such a long time
 僕がずっと長いこと待っていたんだ

For today
 今日の日を


Slow motion riders fly the colors of the day
 ゆっくり進むバイク乗りたちが記念日の旗をたなびかせてる

A bronze man still can tell stories his own way
 ワシントンの銅像はまだ自分の物語を語ることが出来るんだ

Listen children, all is not lost,
 聞きなさい子どもたち
 何もかも失ってはいないんだよ

All is not lost, oh no, no,
 何もかも失われてはいないんだよ
 おお、そうなんだそうなんだ



Funny days in the park
 公園での楽しき日々

Every day's the Fourth of July
 毎日が7月4日なんだ

Funny days in the park
 公園での楽しき日々

Every day's the Fourth of July
 毎日が7月4日なんだ

People reaching, people touching
 みんなが辿り着き、みんなが触れ合う

A real celebration
 本物のお祝い

Waiting for us all
 僕らみんなを待っている

   Waiting for us all
    僕らみんなを待っている

If we want it, really want it
 もしそれを僕らが望むなら
 心の底から望むなら

Can you dig it
 わかるかな?

(yes, I can)
   うん、わかるわかる

And I've been waiting such a long time
 僕がずっと長いこと待っていたんだ

For the day
 その日を

いえいえいいえいあ

ふうふうう

ふふふーうう

ふふふーんん



アイスクリームを売ってる男が
イタリア語で唄ってる唄は



Eh, Cumpari!
Julus La Rosa




http://youtu.be/Bsg73N0eUZk


1953年に全米2位になったラ・ロッサ氏歌唱のイタリアのノベルティ唄民謡。
らしい。
だいたい

Hey buddy, [music] is playing.
What is playing? The whistle.
And what does it sound like−the whistle?

脳天気極まる唄だよ。アイスクリームばか売れ。

1971年の7月といえば
ベトナム戦争末期、
ラオス侵攻失敗で敗戦が明確になっていたころ。

アメリカは
色んな意味で

バカでかい。

それにちと皮肉も驚きも当のアメリカ人が込めて
土曜日の誘惑。

それをそのB面は
アルバム最終曲、
男テリー・キャス作・歌唱



俺達の見た未来
Alma Mater






http://youtu.be/bqBaUBIUnrM




Looking back a few short years
 ほんの2,3年振り返って

When we made our plans and played the cards
 俺らが計画を立ててトランプをしていた時

The way they fell
 奴らを倒す方法を

Clinging to our confidence
 自らの自信にしがみついて

We stood on the threshold of the goal
 俺らはゴールの出発点に立っていた

That we knew, dear
 自分らで承知してたこと、まったくもって


And though we had our fights
 だがしかし俺達は戦った

Had our short tempered nights
 一触即発の夜を過ごした

It couldn't pull our dreams apart
 それは俺達の夢をバラバラには出来なかったんだ

All our needs and all our wants
 俺らに必要なことと俺らが望むこと

Drawn together in our heart
 ハートから一緒に吐き出ていた

We felt it from the very start
 最初の最初からそれは感じていたんだ

おおおおー
いえいいええ
うーっ

It's all happened recently
 全部ついこないだ起こったこと

Now we're living in that dream
 今、俺達はその夢の中で生きている

We had not long ago
 昔はそうでは無かった

Everything is going fine
 何もかも良くなってはいる

And now we just have to keep in mind
 だが今、俺達はきちんと心に留めておかねばならない


We must set brand new goals
 新しいゴールを定めねばならない

We must not lose control
 理性を失ってはいけないんだ

Of the possibility of the discovery
 発見への可能性の

That would let everybody see
 それは誰にでも自明であろうこと

That we were just meant to be
 それはまさしく俺達がそうであらねばならなかったこと

おううううーうーうーうーうううう



押しつぶされておっぺしたザ・バンドの如き
まるで愛想のない構成とメロの歌〆。

シカゴの骨はいまだ突き刺さる。

(山)2014.8.9

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00000-1.jpg





00000-2.jpg

ろっくす特製でかい画像ページ也。

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ろっくすシカゴのページ

資料

英語資料


English Here

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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA


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