2014年08月21日

カイト / ニック・ヘイワード 1993/8/21 KITE - Nick Heyward



カイト
ニック・ヘイワード
1993/8/21


若いころ成功いたしますと、
たいていはそのあとがきつうなるもんでございます。
才能が無ければ、
もしくは枯れればそのキツさははかり知れず。
才能がございましても
人様とゆうものは多分にその成功時と比べて、
やれ落ちぶれたもうオワコンと揶揄したがるもんで。
何をやっても焼け石に水となったりして。
幸いにしてアタクシにはそんな経験がございませんので
それでもそんな目にあってみたかったもんだとか思うものの、
こうして数々のスターさんの末路をこの歳にして拝見すると
ファンであればこそ我が身のように痛い。

あの時のニュー・ウエイヴの方々。
ギラギラ輝く太陽のように花火打ち上げた方々も例外でなく
あれから生き延びて活き活きとしてる方は稀でございます。

さしもかの時代
ネオアコ・ムーヴメントとゆうものがございまして
略せばネオ・アコースティック・サウンドとゆうもんなんすが
三羽鴉といえば

アズテック・カメラ

ペイル・ファウンテンズ

ヘアカット100

カメラの首魁ロディ・フレイム君はこのブリットポップ全盛前夜の1993年には

何処へ?

頑張ってますアズテック・カメラで。

まだとか言うなよ。最後の激闘中。

aztec camera - dream sweet dreams 1993
英67位。
http://youtu.be/ApBf66VnTkE

ファウンテンズの首魁ミック・ヘッド君。

何処へ?

ファウンテンズは1987年に解散してシャックとゆうバンドをやっております。

SHACK - Al's Vacation 1991
http://youtu.be/mKbDR4xIOOE

それぞれどうなのかは皆様の思いのままに。

そして
ヘアカット激安100円の顔

ニック・ヘイワード君は
1961年5月20日ケント州ベケナム生まれ
意欲のマイペース・堅実・根性と頑固、牡牛座双子座寄り
アタシの一年後輩、
1983年にソロになって出だしは好調もその後スランプになりまして
苦節10年
1993年
齢32歳
ここに大逆転復活です。

4作目アルバム

美味そうにはみえねえ英国料理、豆やらソーセージやらワンプレートのジャケも見事な



フロム・マンデイ・トゥ・サンデイ
From Monday To Sunday




発売。

それより実にほぼ4年ぶりのシングルヒット産まるる。



カイト
KITE




Performer, Written By Nick Heyward
Producer – Nick Heyward
Mandolin – Jim Williams
Brushes Percussion – Jeff Dugmore
Cello – Frank Schaefer
Trumpet – Steve Sidwell



ええ具合にあの童顔も老けまして



腹も存分にくくった模様です。





http://youtu.be/7DTCaKF4hF4




Life's like that,
 人生なんてそんなもの

delicious with clause
 時に美味しくも有り美味しくも無し

You never get the truth,
 貴方はけして真実は得られない

just promises galore
 山積みされるただの約束事

Fool at the heart,
 内心ではバカにしてても

don't look down
 顔に出すべからず

Everybody loves you when you're playing the clown
 どなたさまも貴方を愛するものです
 貴方が道化を演じてる時は

Oh, oh, mother dear
 おお、おお、親愛なるお母様

Don't let them shoot your kite down
 世間の皆様に貴方の凧を撃ち落とさせないでください

Oh, oh, mother dear
 おお、おお、親愛なるお母様

Don't let them shoot your kite
 世間の皆様に貴方の凧を撃たせないでください

Out of the sky
 お空から


Another year came,
 もう一年、やって来ました

glorious sun
 素晴らしきお日様です

I tried to be an acrobat before I could run
 僕は走ることが出来る前にアクロバットを試みてしまいました

The afternoon came,
 午後の時間が訪れて

trumpets play
 トランペットが鳴り響きます

ぽぱぺぽぱぽぺー

Oh, oh, maybe I'll get outta here one day!
 おうおう、僕の一日はここから始まるのです!

Father, oh, father
 お父様、おお、父様

Everybody's young and far too serious
 みんな若くて真面目すぎるんです

Oh, oh, mother dear
 おお、おお、親愛なるお母様

Don't let them shoot my kite down
 世間の皆様に私の凧を撃たせないでください

Oh, oh, father, yeah
 おお、おお、お父様、いえい

You'd let them shoot me down for sure
 貴方は世間様に私を本当に撃ち落とさせるつもりですか

Another year
 あと一年も

Don't let them shoot my kite
 皆様に私の凧を撃たせないでください

Out of the sky
 お空から

マンドリンぴぴぴぴ

Life's like that
 人生なんてそんなもの

Oh, oh, mother dear
 おお、おお、親愛なるお母様

Don't let them shoot my kite down
 世間の皆様に私の凧を撃たせないでください

Oh, oh, mother dear
 おお、おお、親愛なるお母様

Don't let them shoot me out of the sky
 世間様に私をお空から撃ち落とさせないでください

Mother dear
 親愛なるお母様

Don't let them shoot your kite down
 世間の皆様に貴方の凧を撃ち落とさせないでください

(Out of the sky)
  お空から

Don't let them shoot your kite down
 世間の皆様に貴方の凧を撃ち落とさせないでください

(Out of the sky)
  お空から

Don't let them shoot your kite
 皆様に貴方の凧を撃たせないでください

(Out of the sky)
  お空から

Don't let them shoot your kite
 皆様に貴方の凧を撃たせないでください

Life's like that,
 人生なんてそんなもの

delicious with clause
 時に美味しくも有り美味しくも無し

(Out of the sky)
  お空から

Don't let them shoot your kite down
 世間の皆様に貴方の凧を撃ち落とさせないでください



思わず笑っちゃう、
見事だ!英国式自虐の詩。

その心情をカッコつけることももはやせず
てらいもなくXTCを彷彿とさせますイングランド臭丸出しポップで
溜め息ウイスパーで吐露しております。



英国チャート
11回目のヒットで、
1993年8月21日44位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/404024010.html
次週61位。2週。



その素晴らしさとは裏腹に世間様は
見事に貴方の凧を持ち上げて撃ち落としたがの

その凧はそりゃもう最高の凧だタコじゃねえ。
ミュージシャンゆうのは満足す音楽が作れればそれが今生の満足&ハッピーのはず。



わカイト誰でも失敗するけれど
愛があるから大丈夫なの
段々畑のお



もう若くないから失敗なんか屁でも無いね。

逆か。

けっこうやっぱキツいか。

どっちだ?

(山)2014.8.21

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00000-1.jpg



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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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資料

資料(英版)

English Here

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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA


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