2007年04月30日

永久保存盤! /フォーク&ロックの歩み 1966-1974 第6回

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永久保存盤!
フォーク&ロックの歩み
1966-1974 第6回


東芝EXPRESSレーベルによります1975年
リリース(推定)のアナログLPBOX

永久保存盤!フォーク&ロックの歩み
1966−1974


から日本の若者音楽洞窟川口探検隊第6回目です。
同梱ブックレットの72年、73年のページをばアップしました。
73年、わたくし中学生だーな。9000円のラジカセ何とか買って貰い、洋楽なるものを知った歳です。ほどなくビートルズに夢中になるつう。

この年も来日ミュージシャン凄し。
1月にジェイムス・テイラー(以下敬称略)
ホセ・フェリシアーノ

2月には
ローリング・ストーンズ来日せず
ホセ・フェリシアーノ
リンデスファーン
トム・ジョーンズ
レターメン

3月には
ドノヴァン
ユーライア・ヒープ
イエス
ポール・ウイリアムス

4月には
シカゴ
デヴィッド・ボウイ
ジャクソン・ファイヴ
セルジオ・メンデス&ブラジル’77

5月には
ジェフ・ベック
ハンブル・パイ
テン・イヤーズ・アフター
ドン・マクリーン

6月には
シュープリームス
ディープ・パープル
ミッシェル・ポルナレフ
ダイアナ・ロス

7月には
サンタナ
ヴェンチャーズ
メル・テイラーとダイナミックス
ウェザー・リポート

8月には
ニッティ・グリッティ・ダート・バンド
マウンテン

9月には
ビージーズ
ジョン・マクラフリン&マハビシュヌ・オーケストラ
シルヴィ・バルタン

10月には
Tレックス2度目の来日
アリス・クーパー

11月には
レオン・ラッセル
スリー・ドッグ・ナイト
レイ・チャールズ
エンゲルベルト・フンパーディンク

12月には
テンプテーションズ
アダモ

たまりませぬ。天国です。お金があれば。あはは。

ニッポンでは
1月にキャロル登場、2月にはっぴいえんど解散、6月にバッド・ボーイズがデビュー、9月に神田川、10月に心もよう、12月に「あなた」、「母に捧げるバラード」。

そんな年です。

それでは

<レコード4枚目>

サイド7

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1.心の旅/チューリップ 1973

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・・・4月に大ヒットの第3弾シングル、チューリップ。とするとわしゃビートルズより先に聞いていたのか。チューリップにはさほど夢中にならず、本家に夢中になったちゅう。何故でしょう。何か、あーまーい、く感じたのか。それは今聞き返しても同じ感覚持ったりして。例の嫌いなヤマーハな感じがするのだ。クレジットを見ますと編曲がバンドと青木望さん。何故自身だけでアレンジさせてあげなかったか?それがヤマハだわな。バンドを信じてないとこあるでしょう。しかし青木さんてば「パタリロ!」や「悪魔くん」、「北斗の拳」のアレンジもやってる。悪口言える訳ありません。あー、だから

2.魔法の黄色い靴/チューリップ 1972

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・・・6月に発売されたデビュー・アルバムのタイトル曲。第一弾シングルだそうです。アレンジは同じくバンドと青木さん。おおブラックバードのイントロ!フォークとビートルズの見事なる合体だ。しかしあまーい。音色がニッポン独特の薄い(音数で無し)ものなのがこうなるととても気の毒。
うーむ、違うのか。だからこそチューリップなのか。もしも、もしもアラン・パーソンズ氏がプロデュースして、厳しく締めたら目くるめくドラマチックスペクタクルな・・・パイロットとばちカブっちゃうか。


3.青春の影/チューリップ 1974

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・・・年表見ますとこの箱発売時点で最新と思われます(てことはこの箱は74年7月頃の発売かも)74年6月のシングル。ポール・マックな大バラード。いい曲だよなあ。ジェフ・リン(この頃の)氏に製作頼んだらどうなるか想像してしまう。喜んだでーきっと。

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資料



4.私は泣いています/りりィ 1974

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・・・チューリップ同様福岡出身のりりィさん。浅川マキさんのプロデューサー氏に発見されたとのこと。同じ匂いがまぎれもなく。
そしてこの時代を過ごしたものでこの曲を知らぬもの無し。74年3月の4枚目のシングル。編曲は木田高介さん。元ジャックスのドラマー、フルート、サックス等の方。改めて聴くに不思議な曲です。アレンジはディキシーランド調だけど2ビートでも4ビートでも無いよな。感触が。ジャズでは無い。恐ろしく歌謡曲。だからこその大ヒットだけど、演奏が不気味かも。バックの方々、録音後家に帰って子供さんに「今日、父ちゃん、どんな曲演奏してきたの?」「け。覚えてねえな。プロってのはよう、音楽に惚れちゃいけねえんだよ。パッと行って面譜見て一発で決めてけえるんでえ。」みたいな。
歌謡曲にはそんな香りがする時有り。それが嫌でした。音楽だけは関わるもの全てがそれに惚れて作られねばならんかと。
今では・・・そんなこと言いながら静かに燃えてる様子が聴こえます。親しみやすく聴こえて実はやっかいなのかもな。
それに増してやっかいなのは、スタジオのエンジニアさん。多分、同じように、いやもっとプロ意識があり、どんな曲、人でもけっして自分のやり方を変えなかったのかと。その機械を触ったら承知しねえぞとか。マイク・セッティングとかもけっして変えない。プロってのはポッと出の新人が好きなように出来るもんじゃねえんだよ。高い障壁です。

資料



5.心が痛い/りりィ 1973
・・・73年7月の3枚目のシングル。アレンジは同じく木田さん。必殺入ってます。最後のクレジットに流れたらぴったし。なんて言えないらしい。
りりィさんの生い立ちはそれは私なんかが安易に物申せないほどらしくこの♪心がいたい心がはりさけそうだ♪に入ってると。同じようにはりさけそうな時に痛いくらい聴こえてくるに違い有りません。先と同じく歌謡曲アレンジも、ならばこそのスーパー歌謡曲になってるぜ。と若輩思います。


6.青春時代/アリス

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・・・ついにアリス登場。73年12月のシングル。これでブレークしたとのこと。何と作詞はなかにし礼さん、作曲は都倉俊一さん。編曲も都倉さん。
完璧にスーパー歌謡曲です。しかしそこは都倉さん、アリスのどうしてかしらぬが、やっぱ谷村氏の歌い方からかな、不思議なロシア風味ばっちし。サビの♪うんちゃうんちゃ♪がキモ気持ちいい。かも。オカマぽくなるところがムード歌謡に。アレンジはこれでディスコにすりゃあ(ならねえよ)、ボニーMとジンギスカンに通ず。そこは抗いようも無い日本の愛するシャンゴリラだよきっと。

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資料



7.美しい季節/ザ・ジャネット 1974

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・・・さー、この面の個人的ハイライト曲です。謎のバンド、ザ・ジャネット。ジャネット八田でもなく、ジャネット・ジャクソンでもなく、ジャネット・リンでもなくザ・ジャネット。73年の「キンキン&ムッシュのザ・チャレンジ」って素敵な番組で何やら優勝してデビュー。この曲で74年3月デビュー。
作詞阿久悠さん、作詞曲平尾昌晃さん、編曲東海林修さんって完全歌謡曲仕様。それでロンドン録音!。平尾さんだからもうそりゃ必殺です。それでロンドンだから、効果抜群、音がぶっ立ってる。後半怒涛のギター・ソロ入り。もう青春歌謡から演歌からジミー・ペイジからムード歌謡から何でもかんでん闇鍋にぶち込んで、じゃがバター・ラーメンな・・・・・これこそが「スーパー歌謡曲」!。アルバムあるのかな?中古で出たら買うでー。
記憶に刻み込みます。

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と、最後になり、フォークもロックもついに飲み込まれた、恐るべきは歌謡曲。
そんなに強靭なものも現在ではいつのまにか無くなってしまった。青春時代ならぬ恐竜時代ティラノザウルスだったか。
ロック野郎にとってあんなにアンチな存在だったのに。
いなくなったら、ロックも死んでしまったような気がするよ。

悲。


次回は最終面、<ライブ編>と面に刻まれてます。
それ以外説明何も無し。
ライブだけにあらゆる点ですげー生生なのだ。


つづく。


(山)2007.4.30

ろっくす永久保存盤! /フォーク&ロックの歩み 1966-1974のページ

でかいジャケットのページ



入手先参考、同趣旨と思われますCD、アマゾン


入手先参考、同趣旨と思われますCDその2、アマゾン




泣いています動画

心の旅 チューリップ
http://www.youtube.com/watch?v=2wbAJzhR69o


Natsuirono Omoide - Tulip
http://www.youtube.com/watch?v=rnkseBJGRjo

TULIP - Saboten no Hana 1975
http://www.youtube.com/watch?v=lprUXT81Zy0

ダイドーブレンドコーヒーCM
http://www.youtube.com/watch?v=ARzU4ZffABk

森村誠一シリーズ「人間の証明」ED
主題歌:りりィ「さわがしい楽園」
http://www.youtube.com/watch?v=AoBytIPHF4E

ふりむかないで/シモンズ
http://www.youtube.com/watch?v=ctIWv-1gOxo

愉快な新年会 カレンダーガール
http://www.youtube.com/watch?v=koUY5u1uGAs



The English translation page : here.


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