
スイート・サレンダー
ブレッド
1972/11/11
いやもう実に最高であります。
パンの焼ける匂いは。
そこはかとなく漂う、甘くて芳しい五臓六腑に染みこむその放出物と言ったら。
ものをまるで買わない日常を過ごしており申したが、
これはも買って良かったホームベーカリー。
タイガー製にしたんですけどね。
炊飯器のおコゲが美味かったもんで。
正解です。
すっかり退化した嗅覚のハッピーを取り戻しセルトニンぷちゅうよ。ギャバどばよ。
そんな感じです。
そんな感じ、まさにそれを音楽で体現したのがブレッド。
まさにその状態を直撃描写しましたのが
1972年10月発売5作目アルバム

ギター・マン
GUITAR MAN
よりの表題曲
7月29日発売、
米、9回目のヒットで最高位11位3週。10週。
英国チャート4回目のヒットで、最高位16位、通算9週。
日本洋楽チャート、5回目のヒットで、最高位6位2週。
に続く2枚目カット

SWEET SURRENDER
スイート・サレンダー


↑ドイツパン
発売日
1972年11月11日。
即日
米国チャート
1972年11月11日55位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/408705935.html
以後、
(11/18)40-30-24-20-16-16-(12/30)15-(1973/1/6)20-45-(1/20)50位。
最高位15位。11週。
パン好きが一斉に喰い付いてバクバク食べてお腹いっぱいの図。


↑スペインパン
日本洋楽チャート、
6回目のヒットで、
1973年1月8日31位初登場、
以後、
26-22-19-17-(2/12)15-20-15-17-26-33-(3/26)34位。
2月12日最高位15位。12週。
匂いは言語を超えて漂い癖になる図。


↑オランダパン
そうです。
これはパンの匂いに麻薬的に溺れてメロメロになっちまったアディクションの歌でございます。
SWEET SURRENDER
とは「溺れて流されて」、そのさまをどっか喜んでるさまの意。
え?中毒はヤバいだろが?
パンならいいじゃん。


↑アメリカパン
http://youtu.be/pJBmO-xKwz0
♪
Baby I'm through
ベイビー、やめたよ
runnin' it's true
走るのは
ほんとうだ
I'd be a fool to try to escape you
僕は君から逃れようとしている愚か者だった
Maybe I'm beat
たぶんクタクタになってしまったんだろう
but oh what a sweet surrender
けど何とをかしきその時よ
愛の耽溺
You keep your rights,
君は自分を貫く
I'll take your nights
僕は君の夜を過ごす
No one can lose when we turn the lights out
誰も負けられない
僕らが灯りを消すときは
Tastin' defeat, lovin' that sweet surrender
敗北の味を噛み締めて
流されるまま
そを愛して
I'm givin' up myself to you but I didn't really lose at all
僕は君におぼれている
けど心底参ってるわけじゃない
I gained the only love I've known and it never hurt me to fall
知り得なかったただ一つの愛を知ったんだ
それはけして転ばされ傷付けられることは無い
Now that it's done,
終わったんだ
so glad you won
君が勝って嬉しいよ
I know our lives have only begun now
わかってるのは
僕らの生活が今始まったってことだけ
No more retreat,
戻ることなんか有り得ない
only my sweet surrender
愛に溺れるだけさ
ギタア
Umm Babe,
ああベイブ
I may be beat,
僕は疲れ果てるかも
but oh what a sweet surrender
でも何てゆかしき
この愛の耽溺
surrender...
流されて・・・
And you, sweet thing in my life
君は
僕の人生のいと愛しきもの
I surrender to you
僕は君に降参する
♪
完全同意。
ウチもすっかり降参です。
しかもナイスなんは
それは自分で仕込んで3時間半あまり時間をかけて
その完成間際だけに味わえる快楽でして
そうそうバクバクはいけないとこ。
そりゃ夜も寝ないでチェーン・パン焼きしたらそうなるがの。
それはパンがあかんでなくて他に何か原因があるからよくよく考えてみんしゃい。
B面は
恒例
ブレッドにおける男担当
男ジェイムズ・グリフィンが制作歌唱、
作はゲイツ&グリフィンで
メイク・イット・バイ・ユアセルフ
Make It By Yourself

http://youtu.be/VHzD215AGI0
正しくどんぴしゃな
そうしたければ自分で焼きなされ歌であります。
(山)2014.11.13
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
資料
資料(英版)
English Version
.
−−−−−−−−−−−−−−−
閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
−−−−−−−−−−−−−−−−−
.