2015年02月21日
ワイルド・サイドを歩け / ルー・リード 1972/11/8 WALK ON THE WILD SIDE - Lou Reed
ワイルド・サイドを歩け
ルー・リード
1972/11/8
兄さんのご帰還。
Lewis Allan "Lou" Reed、1942年3月2日NYブルックリン生まれ
情緒・優しさ・ナイーブ・芸術家気質の魚座。
かの名だたるヴェルヴェット・アンダーグラウンドの二大フロントマンの一人。
かねてから尊敬してた後輩、
火星から蜘蛛に変身してやって来た二人星人、
デヴィッド・ボウイー氏と、
特に会ったら即直立不動しちゃうほどぞっこんベタボレだったミック・ロンソン氏の
「兄貴、頼むからハッスルしてくだせえ。
好きなようにやってくれれば俺らが面倒くさいことはカタ付けますから。」
の尻馬に乗って
「よっしゃ。ここはひとつおめえらにまかせてやってみんか。」
サウンド・アレンジとプロデュースをやらしてぶっ放しました。
1972年11月8日発売2作目アルバム
トランスフォーマー
Transformer
で、
同日、これっきゃありませんぜのウルトラ・キラー・チューンをそこよりシングル・カット。
ワイルド・サイドを歩け
WALK ON THE WILD SIDE
少なくとも俺らはイギリスじゃグラム・ヒーローですからあっちじゃ売れます。
の予想をはるかに超えて
まずは本国アメリカで、
アメリカじゃグラムなどどーでもえーならに
ただボイちゃんはとにかく英国より先行で大人気者だったに
ボイちゃんがやったならってんで
あの気色悪い何考えてるかわかんねーおっさんだって
の目に
ボイ?誰それ?ルー?大柴かそりゃ?
の方々をも
こりゃ傑作!なんかわかんねーけどカッコいいしおもしれー
てんで
米
1973年2月17日92位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/414191007.html
以後
84-72-54-46-41-(3/31)31-28-24-19-(4/28)16-16-20-(5/19)32位。
最高位16位。14週。
じわじわ来てどっかーん。
慌てたエゲレス、追っかけて
英
1回目のヒットで、
1973年5月12日32位初登場、
以後
24-17-(6/2)10-13-13-28-(6/30)30-(7/7)42位。
最高位10位。通算9週。
にとどまらず
スペイン21位。
オランダ15位。
イタリア17位。
フランス13位。
ドイツ67位。
オーストリア57位。
スイス39位。
↑ポルトガル盤
日本(Waiting for the Man: Live版)29位。
ワイルドなルー、
粋なトーキング・シンギングでまるでニュー・シネマをウォッチしてるみたいなソングをシンギンさ
↑米盤
http://youtu.be/0KaWSOlASWc
♪
Holly came from Miami, F.L.A.
ホリーはフロリダ州マイアミからやってきた
Hitch-hiked her way across the U.S.A.
道のりはヒッチハイク、アメリカ合衆国横断
Plucked her eyebrows on the way
途中で自分の眉毛を抜いて
Shaved her legs and then he was a she
すね毛を剃って、で彼は彼女になった
She says, "Hey, babe,
彼女は言う
「ヘイ、ベイブ
Take a walk on the wild side."
ヤバいことしてみない。」
Said, "Hey, honey,
言うんだ
「ヘイ、ハニー
Take a walk on the wild side."
ヤバいことしましょうよ。」
Candy came from out on the Island
キャンディはロングアイランドあたりからやってきた
In the back room she was everybody's darling
楽屋じゃアイツは皆んなの愛人
But she never lost her head
けどけしてのぼせ上がることなどなく
Even when she was giving head
フェラ屋してる時でさえ
She says, "Hey, babe,
アイツは言うね
「ヘイ、ベイブ
Take a walk on the wild side."
道を踏み外しましょうよ
Said, "Hey, babe,
言ったんだ「ヘイ、ベイブ
Take a walk on the wild side."
外道になりましょ。」
And the colored girls go
そして色付き娘たちが歌い出す
"Doo do doo do doo do do doo..."
どぅっどぅどぅ、とぅ、どぅうっ、どぅぅどぅどぅ
ドゥどぅっどぅ、どぅどぅ、どぅっどぅどぅどぅ
とぅどぅっ、どぅっどぅどぅう
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
どぅーーーー
Little Joe never once gave it away
ハスラーのリトル・ジョーは一度たりとも負けることが無かった
Everybody had to pay and pay
誰も彼もぶんどらてぶんどられるが義務みてえなもん
A hustle here and a hustle there
こっちで奮闘、あっちでハッスル
New York City's the place
ニューヨーク・シティなんてそんなとこさ
Where they said, "Hey, babe,
そこじゃ言われてるね
「ヘイ、ベイブ
Take a walk on the wild side."
外道な道を歩まにゃ。」
I said, "Hey, Joe,
俺は言ったね
「ヘイ、ジョー
Take a walk on the wild side."
外道で生きるんだよなお前は。」
Sugar Plum Fairy came and hit the streets
シュガー・プラム・フェアリーはやってきて街に繰り出す
Looking for soul food and a place to eat
ソウル・フードと喰える店を探して
Went to the Apollo
アポロに行った
You should've seen them go, go, go
お前さんは奴らがゴーゴーを踊るのを見るべきだったな
They said, "Hey, sugar,
連中は言ったぜ
「へい、シュガ
Take a walk on the wild side."
ワイルドに生きようぜ。」
I said, "Hey, babe,
俺は言ったさ
「ヘイ、ベイブ
Take a walk on the wild side."
ワイルドに生きよう。」
All right,
いいね
huh
はっ
Jackie is just speeding away
ジャッキーはただぶっ飛ばした
Thought she was James Dean for a day
思ったんだ
アイツは一日だけジェイムズ・ディーンになれたと
Then I guess she had to crash
それなら思うね
アイツは激突事故しなきゃなんねえと
Valium would have helped that bash
抗不安薬ジアゼパムは車をペシャンコにしたってへいっちゃらな気分
Said, "Hey, babe,
言ったわ
「ヘイ、ベイブ
Take a walk on the wild side."
ワイルドがイチバン!」
I said, "Hey, honey,
俺は言ったね
「ヘイ、ハニ
Take a walk on the wild side."
ワイルドがイチバンだね。」
And the colored girls go
そして色付き娘たちが歌い出す
"Doo do doo do doo do do doo..."
どぅっどぅどぅ、とぅ、どぅうっ、どぅぅどぅどぅ
ドゥどぅっどぅ、どぅどぅ、どぅっどぅどぅどぅ
とぅどぅっ、とぅるー、どぅっどぅどぅう
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
とぅるーとぅる、とぅるー、とぅーっとぅるっ
どぅーーーー
サックスぶえぇええ
♪
いやもー
このアメリカの正体を遠慮のう喝破した歌詞に
ヘロインで歯抜けになったヘロヘロへろに
呼応しおった
ロンソン師のウルトラ・アレンジたら
天から降ってきた
コントラバス・ダブルよ。
名手ハービー・フラワーズ師匠が奏でる。
ギャラは一回分だって文句たらたらだったみたいだが。
に
せり上がってくる色付き娘隊のド黒いコーラスのアイデアてブラヴォ。
最後のエグいバリトン・サックスは
ボイちゃんにサックス手ほどきした
ビートルズの「サボイ・トラッフル」で吹いてた
ジャズ畑のロニー・ロス師。
聞いちまったら
誰も彼もがワイルド道闊歩したくなる有り様じゃあござんせんか。
ヘイベイブ。
↑米盤
(山)2015.2.21
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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ろっくすルー・リード師のページ
資料
資料(英版)
English Here
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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