
ワイルドフラワー
スカイラーク
1973/2/17
アダコン、
略してアダルト・コンテンポラリー、
またはAORの生誕。
諸説紛々、
異論入り乱れるは承知の助も
私はここに宣言したい。
それは必然の偶然で洋の東西で同時発生したのだ。
東ではつのだ☆ひろ師の

メリー・ジェーン
http://youtu.be/1JivMzIdP24
1973年2月25日発売。
作詞:Christpher Lyn(クリストファー・リン=蓮見不二男)さん、作曲:つのだ☆ひろさん、編曲:成毛滋さん・葵まさひこさん。
最高位93位。売上0.7枚。
初出は1971年6月発売のストロベリー・パスのアルバム「大鳥が地球にやってきた日」で
直後にシングル・カット、
田原総一朗監督映画「あらかじめ失われた恋人たちよ」の主題歌になるも
時代はまだそを受け入れる気持ちになっておらず
再編集でつのださん名義で発売がこの73年2月。
それでもまだそれでも時期尚早で、爆発するのはデスコの隆盛を待たねばならない。
チークタイムの王者として君臨し結果200万枚超売上、正確にはわからんほどになるまでには。
西ではそれは実を結んだのだ。
まだ何者かも世間はわからぬとも
自らも自覚せぬとも
それでも良ければ受け入れられた度量が有った北米での話。
ワイルドフラワー
〜野辺の花
WILDFLOWER
スカイラーク
Skylark
カナダはバンクーバーのバンドであるすかいら〜くでは無い。
カナダ音楽界のドン、ロニー・ホーキンスのバックバンドのメンバーらにより1971年結成。
何とそのメンバーには、鍵盤担当サウンド・プロデューサーには
かの
ワシが思ってる以上に我が国で人気のあのアダコンの帝王、デイヴィッド・フォスター師匠がおった。
なんつたってデイヴィッド・フォスター&子分、いやフレンズで来日大公演してしまうんだから。
恐るべき三つ子の魂百まで事件として
1972年デビュー・アルバム

スカイラーク
Skylark
よりカットのデビュー・シングル。

↑ドイツ盤
作はバンドのギタリストのDoug Edwards氏そしてご友人で作詞David Richardson氏。
当初、デモを作ったものの何社ものレコード会社に拒絶され
たったひとつ認めたのがキャピトル。
バンドと契約して先のアルバム制作。
陣容は
Lead Vocals, Backing Vocals, Percussion – B. J. Cook
Lead Vocals, Backing Vocals – Donny Gerrard
Electric Guitar, Acoustic Guitar – Doug Edwards
Piano, Electric Piano, Harpsichord, Moog Synthesizer – David Foster
Organ – Robbie King
Drums, Percussion – Duris Maxwell
Backing Vocals – Kitty Ditto, Patrice Holloway
Congas – Bobbie Torres
Production Assistant Producer , Strings Arranged By – David Foster
Producer, Engineer – Eirik Wangberg
Moog Programmer – Paul Beaver
そこよりのデビュー・シングルはずっこけて
これは第2弾。
たまたま聞いたカナダはオンタリオのラジオDJが気に入りかけまくり
キャピトルは隣接するデトロイトにて限定シングル発売を決定、
本場の激烈なる耳の肥えた人々に完全にソウルとして認知され瞬く間に広まりの
結果
全米チャート
1973年2月17日99位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/414191007.html
以後
86-77-65-57-45-(3/31)39-31-26-20-17-13-12-10-(5/26)9-13-16-19-25-(6/30)33-(7/7)79位。
最高位9位。21週。


↑イタリア盤
どえりゃあ大一発ヒットになったのだ。

↑米盤
http://youtu.be/YQ8n_Esop5I
♪
She's faced the hardest times you could imagine
アイツはお前が想像でき得る最も辛い時期を過ごしてきた
And many times her eyes fought back the tears
たくさんたくさんその目は涙をこらえてきたのだ
And when her youthful world was about to fall in
そしてその青春の世界が崩れ落ちようとしてたとき
Each time her slender shoulders bore the weight of all her fears
そのたびにアイツの細い肩はありとあらゆる恐れに耐え
And a sorrow no one hears still rings in midnight silence, in her ears
誰も聞くことがない悲しみが真夜中の静けさの中で取り囲む
アイツの耳の中で
Let her cry, for she's a lady
泣かせてやってくれ
アイツは女なんだから
アイツは女なんだから
Let her dream, for she's a child
夢見させてくれ
アイツは子供なんだから
子供なんだから
Let the rain fall down upon her
雨をアイツの上に降らせてくれ
She's a free and gentle flower, growing wild
アイツは束縛されぬ優しき花
野に咲く花
And if by chance I should hold her
チャンスがあれば俺はアイツを抱くんだ
チャンスがあれば俺はアイツを抱くんだ
Let me hold her for a time
しばらくのあいだ俺にアイツを抱かせてくれないか
しばらくのあいだ俺にアイツを抱かせてくれないか
But if allowed just one possession
でももし一つだけ摘むことが許されるのなら
I would pick her from the garden, to be mine
俺はアイツをその庭から摘み取るだろう
俺のものにするために
ギタア
んーーーーーんんーんんんー
Be careful how you touch her, for she'll awaken
お前がアイツに触れるときは気を付けるほうがいい
アイツが目覚めてしまうから
And sleep's the only freedom that she knows
眠ることだけがアイツの自ら知る自由なのだ
And when you walk into her eyes, you won't believe
お前がアイツの目で見たとしても
お前には信じられない
The way she's always paying for a debt she never owes
アイツがけして負ってもいない負い目をいつも支払っているそのさまを
ぽん ぽん ぽん ぽん
And a silent wind still blows that only she can hear and so she goes
そして静かなる風はいまだ吹いている
アイツだけが聞くことの出来る風
だからアイツはよ、行ってしまうんだ
Let her cry, for she's a lady
泣かせてやってくれ
アイツは女なんだから
Let her dream, for she's a child
夢見させてくれ
アイツは子供なんだから
Let the rain fall down upon her
雨をアイツの上に降らせてくれ
She's a free and gentle flower, growing wild
アイツは束縛されぬ優しき花
野に咲く花
Let her cry, for she's a lady
泣かせてやってくれ
アイツは女なんだから
アイツは女なんだから
Let her dream, for she's a child
夢見させてくれ
アイツは子供なんだから
Let the rain fall down upon her
雨をアイツの上に降らせてくれ
She's a free and gentle flower, growing wild
アイツは束縛されぬ優しき花
野に咲く花
She's the flower, growing wild
アイツは花、野に咲く花
She's a free・・
アイツは自由なんだ
♪


↑オランダ盤
はい、イントロに引き続いてメリジェーンおんまいまいーんと唄ってしまいそうになる激似でございます。
激似といえば
悲しい色やね
上田正樹
http://youtu.be/qH09x9wh5e0
こそクリソツだと超一部界隈でチュンチュン鳴かれておるがの
それはちょい無理筋。
言うならメリジェン。
そして
それは双方知り得ぬ同時発生であるからこそ第一回同着チャンピオンの称号を誇り
何しろその歌詞内容まで同じ目で見ていたのだから驚きのまなこである。
当然
カバーもあまた発生。
カラー・ミー・バッドとか
New Birth

http://youtu.be/FjmhHwlmTMA
がジャケ優秀賞受賞。

(山)2015.2.22
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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資料
資料(英版)
English Here
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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