2015年03月26日

パニック・オン / マダー・ローズ 1994/3/14 PANIC ON - Madder Rose



パニック・オン
マダー・ローズ
1994/3/14


グランジの 野辺に咲く花 深紅色

ロック・バンドがその目標を宛てども無く彷徨う1990年代初頭。
ブルックリンから果てしないと思われるほどラップ団が溢れ出る
NYグリニッジビレッジのアパートから実に無力な踏まれりゃ踏みにじられるよなバンド登場。
その名もマダー・ローズ。
他のより狂ってる薔薇。
ひっくり返せば深紅色。
1991年結成。
発起人は曲を書き、ギターを弾くビリー・コートくん。
出会いましたは歌を唄いギターを弾くお嬢さん、
コンビニでバイトしてたらハマりすぎメアリー・ローソンさん。
そしてベース弾き、マット・バータ・レイくん。
ドラム叩き、ジョニー・キックくん。
ライブじゃさぞかし目立たなくて会場中しーんとしたであろうに
見てる人は見てるもの。
1993年にアトランティック傘下のシードからデビューです。
本家アトランティックからも声がかかったらしいすがメアリーさんいわく
「ちぃとばっか上から目線」
で引いちゃって断ったとのこと。
どうゆうわけか1993年のレディング・フェスティバルのメイン・ステージでライブのチャンスを得て一挙に注目を浴び
メディアからやれ

「ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの再来!」
「グランジの合金」
「クランベリーズのキンポウゲのため息版」

なる何じゃそりゃな評価の中
1994年3月2作目アルバム



パニック・オン
PANIC ON


発売。
そこから初の英国チャート・ヒットが生まれます。
タイトル・トラック



パニック・オン
PANIC ON


1994年3月14日発売。
1回目のヒットで、
1994年3月26日65位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/416208109.html
1週。

こりゃまた儚い。



https://youtu.be/Kwre_xhx6ow




What I want
 私が欲しいものは

Is what I hope to find
 見つけたいと思ってるもの

But I drift up in the air
 だけど私は空中に漂う


See the trees
 木々を見て

Way up in the sky
 空に向かって伸びている

That is where I plan to make my station
 そこは私が私の駅を建てようと思ってる場所


So panic on
 だからうろたえる

You really panic on
 貴方は本当にうろたえる

But I don't need a confrontation
 だけど私は貴方と言い合いをする気はありません


Had a light
 光を得た

One night in the dark
 ある晩、暗闇の中で

It won't show you too much of the future
 それは貴方の未来をそれほど照らすものではない


Let it go
 ほうっておきましょう

Let it fall behind
 遅れるがままに

I would never call on human nature
 私はけしてその人の本質を求めたりしません


So panic on
 だからうろたえる

You really panic on
 貴方は本当にうろたえる

But I don't need a confrontation
 だけど私は貴方と言い合いをする気はありません


So panic on
 だからうろたえる

You really panic on
 貴方は本当にうろたえる

But you'll find out sooner or later
 だけど貴方は遅かれ早かれ見つける


ギタア


So panic on
 だからうろたえる

You really panic on
 貴方は本当にうろたえる

But I don't need a confrontation
 だけど私は貴方と言い合いをする気はありません


So panic on
 だからうろたえる

You really panic on
 貴方は本当にうろたえる

But you'll find out sooner or later
 だけど貴方は遅かれ早かれ見つける

But you'll find out sooner or later
 だけど貴方は遅かれ早かれ見つける

But you'll find out sooner or later
 だけど貴方は遅かれ早かれ見つける



えーーーー
一般的に爆売れしないロック・バンドの歌に共通のよくわかんねー歌詞をお持ちで。
その風情とメアリーさんの歌いっぷりがカマトトではないかと非難もございましょうが
これが持ち味です。
よく考えてみておくんなさい。このキャラでマッチョなシャウトなもんが出来ますでしょうか?
選択肢は無し、活かすには。
で、なんでまたアタシがそんなにいいかと申すかと言いますと

こりゃ
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの再来というよりはー

ヤング・マーブル・ジャイアンツの再来やー。

Young Marble Giants - Brand new life

https://youtu.be/s8dl12lsaW8


ヤンマージャイのグランジ発展版。
まさかNYであのサウンドが育つとは。

まさか新宿渋谷であのサウンドをやらかすとはな音楽を
実はわたしらはいっときやってもので他人事とは思えず。
いいなあ
英国チャートの幕尻のほうでもチャートにのれて。
レディング・フェスティバルでライブやれて。
チャートじゃこれっくらいの人気かよでも
英米合わせて4万枚はおそらく売れたに
4万人が買ったんだよ。

それはえらいことです。

心からうらやましい。

けどひがんだりする気にならないとこがこの方達の人徳なり。

ウチラの人徳でもある(爆。



(山)2015.3.26

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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資料(英版)

English Version
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA


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