
パニック・オン
マダー・ローズ
1994/3/14
グランジの 野辺に咲く花 深紅色
ロック・バンドがその目標を宛てども無く彷徨う1990年代初頭。
ブルックリンから果てしないと思われるほどラップ団が溢れ出る
NYグリニッジビレッジのアパートから実に無力な踏まれりゃ踏みにじられるよなバンド登場。
その名もマダー・ローズ。
他のより狂ってる薔薇。
ひっくり返せば深紅色。
1991年結成。
発起人は曲を書き、ギターを弾くビリー・コートくん。
出会いましたは歌を唄いギターを弾くお嬢さん、
コンビニでバイトしてたらハマりすぎメアリー・ローソンさん。
そしてベース弾き、マット・バータ・レイくん。
ドラム叩き、ジョニー・キックくん。
ライブじゃさぞかし目立たなくて会場中しーんとしたであろうに
見てる人は見てるもの。
1993年にアトランティック傘下のシードからデビューです。
本家アトランティックからも声がかかったらしいすがメアリーさんいわく
「ちぃとばっか上から目線」
で引いちゃって断ったとのこと。
どうゆうわけか1993年のレディング・フェスティバルのメイン・ステージでライブのチャンスを得て一挙に注目を浴び
メディアからやれ
「ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの再来!」
「グランジの合金」
「クランベリーズのキンポウゲのため息版」
なる何じゃそりゃな評価の中
1994年3月2作目アルバム

パニック・オン
PANIC ON
発売。
そこから初の英国チャート・ヒットが生まれます。
タイトル・トラック

パニック・オン
PANIC ON
1994年3月14日発売。
1回目のヒットで、
1994年3月26日65位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/416208109.html
1週。
こりゃまた儚い。

https://youtu.be/Kwre_xhx6ow
♪
What I want
私が欲しいものは
Is what I hope to find
見つけたいと思ってるもの
But I drift up in the air
だけど私は空中に漂う
See the trees
木々を見て
Way up in the sky
空に向かって伸びている
That is where I plan to make my station
そこは私が私の駅を建てようと思ってる場所
So panic on
だからうろたえる
You really panic on
貴方は本当にうろたえる
But I don't need a confrontation
だけど私は貴方と言い合いをする気はありません
Had a light
光を得た
One night in the dark
ある晩、暗闇の中で
It won't show you too much of the future
それは貴方の未来をそれほど照らすものではない
Let it go
ほうっておきましょう
Let it fall behind
遅れるがままに
I would never call on human nature
私はけしてその人の本質を求めたりしません
So panic on
だからうろたえる
You really panic on
貴方は本当にうろたえる
But I don't need a confrontation
だけど私は貴方と言い合いをする気はありません
So panic on
だからうろたえる
You really panic on
貴方は本当にうろたえる
But you'll find out sooner or later
だけど貴方は遅かれ早かれ見つける
ギタア
So panic on
だからうろたえる
You really panic on
貴方は本当にうろたえる
But I don't need a confrontation
だけど私は貴方と言い合いをする気はありません
So panic on
だからうろたえる
You really panic on
貴方は本当にうろたえる
But you'll find out sooner or later
だけど貴方は遅かれ早かれ見つける
But you'll find out sooner or later
だけど貴方は遅かれ早かれ見つける
But you'll find out sooner or later
だけど貴方は遅かれ早かれ見つける
♪
えーーーー
一般的に爆売れしないロック・バンドの歌に共通のよくわかんねー歌詞をお持ちで。
その風情とメアリーさんの歌いっぷりがカマトトではないかと非難もございましょうが
これが持ち味です。
よく考えてみておくんなさい。このキャラでマッチョなシャウトなもんが出来ますでしょうか?
選択肢は無し、活かすには。
で、なんでまたアタシがそんなにいいかと申すかと言いますと
こりゃ
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの再来というよりはー
ヤング・マーブル・ジャイアンツの再来やー。
Young Marble Giants - Brand new life
https://youtu.be/s8dl12lsaW8
ヤンマージャイのグランジ発展版。
まさかNYであのサウンドが育つとは。
まさか新宿渋谷であのサウンドをやらかすとはな音楽を
実はわたしらはいっときやってもので他人事とは思えず。
いいなあ
英国チャートの幕尻のほうでもチャートにのれて。
レディング・フェスティバルでライブやれて。
チャートじゃこれっくらいの人気かよでも
英米合わせて4万枚はおそらく売れたに
4万人が買ったんだよ。
それはえらいことです。
心からうらやましい。
けどひがんだりする気にならないとこがこの方達の人徳なり。
ウチラの人徳でもある(爆。

(山)2015.3.26
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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資料(英版)
English Version
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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