2015年08月14日

ビー・マイ・ライト、ビー・マイ・ガイド / ジーン 1994/8/1 BE MY LIGHT BE MY GUIDE - Gene



ビー・マイ・ライト、ビー・マイ・ガイド
ジーン
1994/8/1


♪じーん、じーん、じーん、じーーーん♪

「寺がどうかしたか?あ、お盆だもんな。」



「にゃああああ」

「じゃねえよ。
だって。」



「きゅわああああん」

「アホかお前は。
だって。」

「わんわん」

「しみてるんだ。
だって。」

「なるほど。ジーンと来てるんだな。何にだ?
あ、答えなくていいぞ。どうせチェリオか井村屋のあずきバーかチョコパンか豚カツだろうが。」

「にゃ」

「にゃんでわかるんだ?
だって。」

「そりゃこれだけ毎週やってりゃ少しはピンとくらあな。
しかしおまいら、たまにはワシが持って来るレコードにジーンと来ることは無いんかね。」

「きゅ」

「たまにはあるよ。
だって。」

「マジかよ。」

「わんわん」

「今日も試して見ろよ。
だって。」

「すんげえ上から目線だな。
とか獣どもに翻弄されないで



長いことお待たせいたしました。毎度おなじみジーンとくるレコ屋でござーい。
今日持ってまいりましたジーンとするお宝は

ビー・マイ・ライト、ビー・マイ・ガイド
BE MY LIGHT BE MY GUIDE
ジーン
Gene

ほら。」

「まんまじゃんか。」



「ご説明いたしましょう。」

「ジーンと来るわけをか?それはお笑いして”どこが面白いのかとゆうとお”みてえな・・・
黄色い爺さんかよ。」

「スウェード、レディオヘッド、ブラー、ドッジー、エコーベリー、オアシスに続く
恒例の短い単語の名前の
第6のブリット・ポップ・バンドがロンドンより登場です。
前身バンドのザ・ゴー・ホール、スピンでのすったもんだや交通事故や揉め事の紆余曲折の4年間を経て
諦めず1993年にジーンとして出発、
ニュー・ミュージカル・エクスプレスの記者のキース・キャメロンとロイ・ウィルキンソンが見つけ出して惚れに惚れ込み
自らCostermongerつ彼ら専門のレーベルを設立、
後に再ヒットするデビュー・シングル

For The Dead

を1994年5月に発売、
NMEで”今週のシングル”さらに”今月のシングル”のに選出。」

「それって究極の手前味噌じゃねえのか?」

「1994枚の限定盤は2日間であっと言う間に売り切れ、ライブは大盛況、
NMEはさらに絶賛。」

「それって究極の出来レースじゃねえのか?」

「さらにその評判を確固たるものにするための
2枚目のシングルが

ビー・マイ・ライト、ビー・マイ・ガイド
BE MY LIGHT BE MY GUIDE


1994年8月1日発売。

当然またまた”今週のシングル”に選出。」

「それって究極の・・・・」

「インディー・チャートでトップに上り詰め、
さらには
英国チャート初見参

1回目のヒットで、
1994年8月13日54位初登場、1週。」



「その1週に花束を買ってあげてください。」



https://youtu.be/sYoSnif4h5g






I've been waiting a long time
 俺は長いこと待ってたんだ

So take me home, driver
 だから家に帰らせてくれ、運転手さんよ

Make me more wise
 俺のオツムをもっとマトモにさせてくれ


And tell me more about drinking
 で、酒を飲むことをもっと教えてくれないか

It's evil ways
 お、そいつは良くねえこったろ

And then I will be your friend
 そしたらアンタのダチになれるかもしんねえ



So please be my guide
 だからさ、頼むから俺のガイドになってくれよ

Be my light
 俺の光になってくれ

can you really help me now?
 お、マジで今助けてくれるか?

I'm lost and there's no way out
 迷っちまったんだよ、袋小路だ

Tonight
 今夜は



When I was young, oh, my ma
 若かったときゃあ、ああ、俺のオフクロは

She used to laugh at me and cry
 アイツは俺を笑ってそれから泣いたもんだ

"You'll be lonely when you die
 「アンタの死に目は一人ぼっちだね。

Couldn't change it if you tried"
 どうやっても変えられやしないよ。」


I've been home for so long now
 俺はもう長いこと家にいるんだ

So take me back will you
 だから戻らせてくれないか、なあ

To the thrills of town
 スリルたっぷりの街に


And tell me more about women
 で女のこともっと教えてくれよ

Yes, I had two last night
 そうさ、俺は昨日の晩二人とヤッた

So can I be your friend now?
 だからアンタのダチにもうなれるかな?



please be my guide
 頼むから俺のガイドになってくれよ

Be my light
 俺の光になってくれ

can you really help me now?
 お、マジで今助けてくれるか?

I'm lost and there's no way out
 迷っちまったんだよ、袋小路だ

Tonight
 今夜は



When I was young, oh, my ma
 若かったときゃあ、ああ、俺のオフクロは

She used to laugh at me and cry
 アイツは俺を笑ってそれから泣いたもんだ

"You'll be lonely when you die
 「アンタの死に目は一人ぼっちだね。

Couldn't change it if you tried"
 どうやっても変えられやしないよ。」


I've been waiting a long time
 ああ、俺は長いこと待ってたんだ

I've been waiting a long time now
 ああ、マジで俺は長いこと待ってたんだ

Tonight, let it be my night
 わ、今夜は
 俺の夜にさせてくれよ

I've been waiting a long time
 ああ、俺は長いこと待ってたんだ

I've been waiting a long time now
 ああ、マジで俺は長いこと待ってたんだ

Tonight, let it be my night
 わ、今夜は
 あは、俺の夜にさせてくれよ




ギタア




Tonight, let it be my night
 わ、今夜は
 俺の夜にさせてくれよ


I've been waiting a long time
 ああ、俺は長いこと待ってたんだ

I've been waiting a long time now
 ああ、マジで俺は長いこと待ってたんだ

Tonight, let it be my night
 わ、今夜は
 おーいえ、俺の夜にさせてくれよ



「お願いしてるね。」

「ああ、マジでお願いしてる。
お願いも初期ブリットの特徴ではあるが
4年間の苦労で出からこんなにくたびれちゃってまあ。

しかし
わかるな、手前味噌したくなるのは。実にいいバンドだ。」

「ギターのたびたび”きゅーん”合いの手がミソだね。
静と動の展開がレディオヘッドとお仲間で。」

「イカしてるな。」

「にしてもブリット・ポップのバンドってみんな苦労してるんだねえ。」

「そりゃま基本音楽不毛の90’s初頭だからな。それをぶち破るのは並大抵のことでは出来ん。」

「あ、忘れてました。
メンバーは

Martin Rossiter - Vocals, Keyboards
Steve Mason - Guitar
Kevin Miles - Bass
Matt James - Drums

の4人。
歌唱のマーティンさんはスミスのモリッシーと比較されて”カムデン・スミス”とか呼ばれたらしいですよ。
それを納得もするのが
B面1曲目の



This Is Not My Crime

https://youtu.be/d790sYfzmPY




Ignoring the best advice at time
 あんときゃ最高のアドバイスを無視しちまって

You stood applauding
 アンタは拍手しておっ立ってた

as I picked him from the line
 俺が奴を列から連れ出したからな

This time he'll surely do time
 今度こそはヤツは絶対にムショ行きだろ


This is not my crime
 こいつは俺の罪じゃねえ

But the years have not flown by
 だが月日は飛ぶようには過ぎなかった

And every time I cry
 毎度毎度泣くたんびに

He's inside me
 アイツは俺の中にいるんだ


Whilst dreaming
 夢を見てるあいだ中

a slow motion of the crime in colour
 カラーで悪事のスローモーションをな

He's laughing as the courtroom fills with cries
 奴は笑っていた
 阿鼻叫喚の法廷で

Next time he'll surley do time
 次こそはヤツはムショ行きだね


This is not my crime
 こいつは俺の罪じゃねえ

But the years have not flown by
 だが月日は飛ぶようには過ぎなかった

And every time I cry
 毎度毎度泣くたんびに

He's inside me
 アイツは俺の中にいるんだ


This is not my crime
 こいつは俺の罪じゃねえ

But the years have not flown by
 だが月日は飛ぶようには過ぎなかった

And every time I cry
 毎度毎度泣くたんびに


I said
 そうだ



This is not my crime
 こいつは俺の罪じゃねえ



But the years have not flown by
 だが月日は飛ぶようには過ぎなかった



And every time I cry
 毎度毎度泣くたんびに



He's inside me
 アイツは俺の中にいるんだ



「悲しい歌だね。」

「悲しい歌だ。」

「人のことだって言う時はたいてい自分のことだよね。」

「ああ自分のことだ。」

「そしてこいつら並のバンドじゃねえを証明するのが

B面2曲目

I Can't Help Myself



https://youtu.be/RIl3HeBAGi0




When I'm on my own
 俺が孤独だったとき

And I need my home
 家が必要だったとき

You can hold every atom
 お前はすべての原子を

And every limb I own
 俺の手足を抱えることが出来る

When I need a friend
 友が必要な時

Can you be that friend
 お前はその友になってくれるか

Will you share every sorrow
 悲しいこと全部、分かち合ってくれるのか

For tomorrow is mine?
 明日は俺のものなのか?



I can't help myself
 俺にはどうしょもできない

The things you did for me
 お前が俺のためにしたことは

From now on I will have plenty
 これから先は俺はたくさん抱え込むだろうよ


I can't help myself
 俺にはどうしょもできない

I'm in love again
 恋しちまうんだ、また


Now the time has come
 時間切れだ

My work is done
 仕事は終わったんだ

For every warm touch of kindness
 毎度毎度の優しさの暖かい感触のためやるべきことは

I'm the blindest man here
 ここにいる俺は最高にわけがわからねえ野郎だよ



I can't help myself
 俺にはどうしょもできない

The things you did for me
 お前が俺のためにしたことは

From now on I will have plenty
 これから先は俺はたくさん抱え込むだろうよ


I can't help myself
 俺にはどうしょもできない

I'm in love again
 恋しちまうんだ、また



「こ、これは・・・意表をついた・・・」


「じーーーん」

(山)2015.8.14

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00000-1.jpg



00000-2.jpg

ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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ろっくすブリット・ポップのページ。

資料

資料(英版)

English Version
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA


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