2015年10月25日
ショー・アンド・テル / アル・ウィルソン 1973/9 SHOW AND TELL - Al Wilson
ショー・アンド・テル
アル・ウィルソン
1973/9
言わばアル・グリーン兄さんの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」が口火を切った70年代型歌謡ソウルの決定版が登場です。
グリーン兄さんがその感触を何とか再び取り戻そうとしてるあいだに
思いもかけぬとこから発生しました。
やらかしたのは
アル・ウィルソン
Allen LaMar "Al" Wilson、1939年6月19日ミシシッピ州メリディアン生まれ、
神経質で器用な双子座蟹座寄り。
1968年にオスカー・ブラウン氏作、ジョニー・リバース&マーク・ゴードンコンビのプロデュースで
ザ・スネーク
The Snake
↑ドイツ盤
を
各国実にナイスなジャケと共に
↑イタリア盤
一発ヒットさせおった野郎。
どれっくらいヒットさせたかとゆうと
↑スペイン盤
米6月発売で
全米チャート
1968年7月6日圏外132位初登場
以後
129-118-110-108-108-
(8/17)93-80-65-44-44-(9/21)40-30-(10/5)27-27-(10/19)30位。
最高位27位2週。100位内通算10週。
↑フランス盤
返す刀で
その刀は長過ぎた
英国チャートでは
お得意のご勝手リバイバルで
唯一のヒットで
1975年8月23日50位初登場、
以後
49-43-(9/13)41-(9/20)46位。
最高位41位。5週。
↑ベルギー盤
あまりにイカした謎の円盤UFO
60年代レッツゴー型ノーザン・ソウルなので訳しちまうと
↑米盤
https://youtu.be/T_ZBqpEUbik
♪
On her way to work one morning
ある朝、女は通勤途中に
Down the path along side the lake
湖畔の道を行ったところで
A tender hearted woman saw a poor half frozen snake
優しきハートを持った女が哀れに凍りかけた蛇を見た
His pretty colored skin had been all frosted with the dew
奴の愛しき色の肌は露で完全に凍りついていた
"Oh well" she cried, "I'll take you in and I'll take care of you"
「しょうがないわね」女は叫んだ「連れてってお前の世話をしたげるわ。」
"Take me in tender woman
「連れてってくれよ、優しいお嬢さん
Take me in, for heaven's sake
連れてってくれ、後生だから
Take me in, tender woman,"
連れてってくれよ、優しいお嬢さん。」
sighed the snake
蛇は哀しくつぶやいた
She wrapped him up all cozy
女はそっと丁寧にヤツを包んだ
in a comforter of silk
絹の布団に
And laid him by her fireside with some honey and some milk
そして蜂蜜や牛乳を与えて火のそばにヤツを寝かした
She hurried home from work that night and soon as she arrived
その夜は仕事から急いで帰って、帰るやいなや
She found that pretty snake she'd taken to had been revived
女が介抱して生き返った愛しい蛇を見つめたのだ
"Take me in tender woman
「連れてってくれよ、優しいお嬢さん
Take me in, for heaven's sake
連れてってくれ、後生だから
Take me in, tender woman,"
連れてってくれよ、優しいお嬢さん。」
sighed the snake
蛇は哀しくつぶやいた
She clutched him to her bosom,
女は胸の中にヤツを抱いた
"You're so beautiful," she cried
「お前はとても美しいわ。」女は叫んだ
"But if I hadn't brought you in by now you might have died"
「けどアタシが連れて来なかったら今頃はお前は死んでたかもしれない。」
She stroked his pretty skin again and kissed and held him tight
女はまたヤツの愛しき肌を撫でてキスして抱きしめた
but Instead of saying thanks, the snake gave her a vicious bite
だが感謝の言葉を言う代わりに、蛇は女をガブリと噛んだのだ
"Take me in tender woman
「連れてってくれよ、優しいお嬢さん
Take me in, for heaven's sake
連れてってくれ、後生だから
Take me in, tender woman,"
連れてってくれよ、優しいお嬢さん。」
sighed the snake
蛇は哀しくつぶやいた
"I saved you," cried the woman
「アタシはアンタを助けたのよ。」女は叫んだ
"And you've bitten me, but why?
アタシを噛むなんて、なぜ?
You know your bite is poisonous and now I'm going to die"
アンタは自分が噛んだら毒だってことを知ってるのに。
今、アタシは死にかけてるじゃないの。」
"Oh shut up, silly woman," said the reptile with a grin
「ふん、黙りやがれ、マヌケな女よ。」ニヤリと笑って爬虫類は言いやがった
"You knew damn well I was a snake before you took me in
「先から承知だろが、俺様の正体は蛇だったってこたあ。」
"Please take me in tender woman
「頼むから連れてってくれよ、優しいお嬢さん
Take me in, for heaven's sake
連れてってくれ、後生だから
Take me in, tender woman,"
連れてってくれよ、優しいお嬢さん。」
sighed the snake
蛇は哀しくつぶやいた
sighed the snake
蛇は哀しくつぶやいた
"Take me in tender woman
連れてってくれよ、優しいお嬢さん
the snake
蛇
the snake
蛇
Take me in tender woman
連れてってくれよ、優しいお嬢さん・・・
♪
オチに座布団3枚です。
で
どっかで聞いたと思ったあなた
正解です
こないだ
ドッジーのシングルの時に出てまいりました
こっちが思ってるより英国のヤングに好かれてるのさ。
の伝説のアルさんがその後お釣りで小ヒットをいくぶん飛ばしたあと
完全にヒットから見放された1973年
発売同名アルバムよりカットのこの
ショー・アンド・テル
SHOW AND TELL
↑イタリア盤
で突如復活。
作はジェリー・フラー師。
元々は先にミスター・ヴォーカル、ジョニー・マティス師匠が1972年に唄って
↑米盤
https://youtu.be/bdA-MffLkEw
イージー・リスニング・チャートで最高位36位としたあとで
師匠は軟派野郎版だったのに比べ
激唱で来ました。
↑フランス盤
米国チャート
1973年10月20日96位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/428149719.html
以後
95-76-64-54-(11/24)37-33-27-16-11-8-5-3-(1974/1/19)1-2-4-8-11-18-26-(3/9)39-(3/16)53位。
最高位1位。22週。
R&Bチャート10位。
生涯一回だけの大駆け1位。
日本1974年4月発売。
↑米盤
https://youtu.be/lNgNTzEifKU
♪
These are the eyes
こいつは目ん玉
That never knew how to smile
微笑み方をまるで知らなかったもん
till you came into my life
お前が俺の人生にやって来るまで
(do-do-do-do-do)
どぅどぅどぅどぅどぅー
And these are the arms
そしてこれは両腕
That long to lock you inside
お前をその中で抱きしめることを心から望んでいるもん
every day and every night
日ごと夜ごと
(do-do-do-do-do)
どぅどぅどぅどぅどぅー
Girl, and here is the soul of which you've taken control
ガール、ここにお前がとりこにした魂がある
Can'tcha see I'm tryin' to show love is right?
わからないのかよ
俺は正しき愛を証明しようとしてるんだぞ
Whoa, oh, oh, oh show and tell
うぉおーおーおー、見せて教えてくれ
Just a game I play
マジで俺がプレイするゲームを
When I wanna say
俺が言いたい時に
"I love you"
「アイ・ラブ・ユー。」
Girl, so show me and tell me
ガール、だから俺に見せて言ってくれ
That you feel the same way too
お前だって同じように感じてるって
Say you do, baby
そうだって言ってくれよ、ベイベエ
These are the hands
こいつは両手だ
That can't help reaching for you
お前に手を伸ばさざるをえんもん
if you're anywhere in sight
どこでだってお前がお前を見つけたら
(Anywhere in sight)
どこでだってえ
And these are the lips
そしてこいつは唇
That can't help callin' your name
お前の名前を呼ばずにはいられないもん
in the middle of the night
真夜中に
(Middle of the night)
真夜中にー
Whoa, and here is the man
うおー、ここに野郎がいる
Who needs to know where you stand
お前の気持ちを知る必要がある野郎だ
Dontcha know I've done all I can, so decide
わからねえのか
俺は出来ることならなんでもしたんだ
だから決心してくれよ
Whoa, oh, oh, oh show and tell
うぉおーおーおー、見せて教えてくれ
Just a game I play
マジで俺がプレイするゲームを
When I wanna say
俺が言いたい時に
"I love you"
「アイ・ラブ・ユー。」
(I love you)
アイ・ラブ・ユー
Girl, so show me and tell me
ガール、だから俺に見せて言ってくれ
That you feel the same way too
お前だって同じように感じてるって
Say you do, say you do, baby, baby, baby
そうだって言ってくれよ、言ってくれよ、ベイベ、ベイベ、ベイベ
あ、あ、あ、あ、あ、あ
ば、あ、あ、あっ、あ、あ
うーーーうーーー
うーーーうーーーー
Ahh, and here is the soul of which you've taken control
あああああ、ここにお前がとりこにした魂がある
Can'tcha see I'm tryin' to show love is right?
わからないのかよ
俺は正しき愛を証明しようとしてるんだぞ
Ooh, girl, show and tell
おおー、ガール、見せて教えてくれ
Just a game I play
マジで俺がプレイするゲームを
When I wanna say
俺が言いたい時に
"Oh, I love you"
「ああ、アイ・ラブ・ユー。」
Girl, so show me and tell me
ガール、だから俺に見せて言ってくれ
That you feel the same way too
お前だって同じように感じてるって
Say you do, say you do, baby
そうだって言ってくれよ、言ってくれよ、ベイベエ
Whoa, oh, oh, oh show and tell
うぉおーおーおー、見せて教えてくれ
Just a game I play
マジで俺がプレイするゲームを
When I wanna say
俺が言いたい時に
"Oh, I love you"
「ああ、アイ・ラブ・ユー。」
Girl, so show me and tell me
ガール、だから俺に見せて言ってくれ
That you feel the same way too
お前だって同じように感じてるって・・・
♪
この年、数多存在してたナイスなソウル歌謡の中で
この唄がなぜこんなに当たったか?
それはもう言語道断、粋を極め、余計なもの無しのお黙りなさいキラーだってこたあ
聞けばわかる。
恒例なる
ひでえことしてフラレてメソメソする歌詞と違い
その前に
渾身の求愛でやった正々堂々が爽やかじゃん。
(山)2015.10.25
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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資料(英版)
English Version
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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