2015年11月14日
愛しのヘレン / ポール・マッカートニー&ウイングス 1973/10/19 HELEN WHEELS - PAUL MCCARTNEY AND WINGS
愛しのヘレン
ポール・マッカートニー&ウイングス
1973/10/19
1973年絶好調やでポール師匠。
制作意欲ばんばん。
ヒット連発。
なおかつ曲も湯水のように出来上がってからに
気分転換、バケーションをかねてどっか外国でレコーディングすべえとEMIに候補地を訊いたら
よせばいいのにその中でアフリカはナイジェリアのラゴスを選びおって
ウイングスの面々にさ行くべと招集かけたら
かねてより抜け時を探ってたギターのヘンリー・マカロックくんとドラムのデニー・シーウェルくんが旅立ちの前日にとんづら、
結局、ポール、リンダ、デニー・レイン師の三人で行って
まずは景気付けに作ったんがこの
↑ドイツ盤
愛しのヘレン
HELEN WHEELS
↑フランス盤
驚異の大馬鹿ソング。
「マイ・ラブ」、「007 死ぬのは奴らだ」とちょいとご立派なもん作っちまったもんで
また虫がうずいてからに「ハイ・ハイ・ハイ」を継承する
さらにそれを上回る阿呆をやりたくなるって
それが師匠のエライとこ。
私もそこが一番好きです、ゆえにこの歌はポール史上でも最も最上位に値する好き。
サウンドはグラムに取り残されてはたまるもんかと
ドラムはグリッター・サウンドを意識し師匠がテキトーに叩き、
ギターはステイタク・クォー何するものぞとブギー。
これまた師匠にしか出来ないだるーいズコズコでたまらねえもんで
上手にギター・オブリガードはおそらくレイン師。
へたうまな最後のソロはポール師匠。
びよーんシンセはリンダさん。
おなじみこれがあればウイングスだのコーラスはリンダさんが引っ張って
歌の内容は
ヘレン・ホーイルズとは夫婦の愛車のランド・ローバーのことで
それに乗ってスコットランド発ロンドン行きの道中を事細かく描写などすること無く
適当極まる感じでほれほれと唄ったもんで
↑スウェーデン盤
1973年10月19日(26日説もあり)発売、
↑イタリア盤
英国チャート
8回目のヒットで、
次の週にはアメリカでジョンちゃんのマインド・ゲームスがランクインの
1973年11月3日33位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/428975581.html
以後
28-26-17-(12/1)12-15-15-24-24-25-25-(1974/1/19)41位。
最高位12位。通算12週。
↑スペイン盤
米
1973年11月24日66位初登場、
以後
42-31-24-20-16-12-(1974/1/12)10-12-17-20-(2/9)37-(2/16)58位。
最高位10位。13週。
↑ユーゴ盤
日本
1973年12月20日発売
歌謡チャート56位。6.1万枚。
バカはバカでも極上だから買ったものをガッカリさせねぇ
ますます盛り上がるウイングス熱
↑英盤
https://youtu.be/6qnRvJZfh1c
♪
Said farewell to my last hotel
最後のホテルにサヨナラしてさ
it never was much kind of abode
そいつは大した旅館じゃけして無かったけど
Glasgow town never brought me down
グラスゴーの街はけして僕をがっかりさせたことは無かったさ
when i was heading out on the road
旅立つ時にはね
Carlisle city never looked so pretty,
カーライル・シティがこんな素敵に見えたことはけして無いしさ
and the kendal freeway is fast
ケンダル高速道路は速いのなんのって
Slow down driver, wanna stay alive,
スピードを落とせよ運転手さん、まだ長生きしたいんだから
i wanna make this journey last
僕はこの旅を続けたいんだ
Helen
ヘレン
(helen)
ヘレーン
hell on wheels
暴れん坊だぜ
Ain't nobody else gonna know the way she feels
誰も彼女の気持ちなんかわからねえってもんだ
Helen
ヘレン
(helen)
ヘレーン
hell on wheels
荒くれマシーン
And they never gonna take her away
誰もこいつをかっぱらおうとは思わねえよ
おうっ
M6 south down liverpool,
M6を南下してリバプールまで
where they play the west coast sound
そこは世間がウエスト・コースト・サウンドをプレイしてるとこ
Sailor sam, he came from birmingham,
水兵のサム、奴はバーミンガムからやって来た
but he never will be found
けどけして見つけられやしない
Doin' fine when a london sign,
元気モリモリだぜ、ロンドン標識出現
grees me like a long lost friend
久しぶりに会うダチみたいに出迎えてくれる
Mister motor won't you check her out,
修理工さんよ、彼女を点検してくれないかい
she's gotta take me back again
帰りにはこいつが必要なんだよ
Helen
ヘレン
(helen)
ヘレーン
hell on wheels
暴れん坊だぜ
Ain't nobody else gonna know the way she feels
誰も彼女の気持ちなんかわからねえってもんだ
Helen
ヘレン
(helen)
ヘレーン
hell on wheels
荒くれマシーン
And they never gonna take her away
誰もこいつをかっぱらおうとは思わねえよ
Got no time for a rum and lime,
ラムやライムの時間なんかありゃしねえ
i wanna get my right foot down;
旅のハナにはミソはつけられねえからな
(get my right foot down)
ミソはつけられねえ
Shake some dust off of this old bus,
このオンボロなバスのホコリを払ってくれ
i gotta get her out of town
コイツを街から出さなきゃならねえんだから
(get her out of town)
街から出さなきゃならね
Spend the day upon the motorway,
高速道路に一日中いるんだ
where the carburettors blast;
そこはキャブレターが悲鳴上げるとこ
(carburettors blast)
キャブレターが悲鳴
Slow down driver, wanna stay alive,
スピードを落とせよ運転手さん、まだ長生きしたいんだから
i wanna make this journey last
僕はこの旅を続けたいんだ
Helen
ヘレン
(helen)
ヘレーン
hell on wheels
暴れん坊だぜ
Ain't nobody else gonna know the way she feels
誰も彼女の気持ちなんかわからねえってもんだ
Helen
ヘレン
(helen)
ヘレーン
hell on wheels
荒くれマシーン
And they never gonna take her away
誰もこいつをかっぱらおうとは思わねえよ
Say bye-bye.....
バイバイ言いな
(bye-bye)
バーイバーイ
2,3,4
あ
1,2,3、4
あ
1,2,3、4
1,2,3、4
1,2,3、4
1・・・
♪
↑ベルギー盤
何なんだ最後のカウントは?
隙間が有ったので何かやりたかったのでしょう。
B面は
カントリー・ドリーマー
Country Dreamer
↑英盤
https://youtu.be/BvBpf7e_20Q
1970年頃にはだいたい出来てて
「レッド・ローズ・スピードウェイ」セッションで録音もお蔵入りになってたもん。
「日本のバンドのための書き下ろし」とかこれまたテキトーなこと言ってからに
そのくせ先にここで発表、
行きがかり上か渡りに船か
日本の男女混成5人組ユニットのブラウン・ライスのデビュー・シングルとして12月1日に阿久悠氏の日本語歌詞で発売、
さすらう青春
カントリー・ドリーマー
"Country Dreamer (Japanese Version: Sasurau Seisyun)" - Brown Rice (1973)
https://youtu.be/HQTlGxCDIxw
LP Version
https://youtu.be/8gXc9H6FyeM
ヒットの形跡まるで無しも
見事にメリー・ホプキンさん化させてポール師匠もびっくりだ。
(山)2015.11.14
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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ろっくすポールのページ
資料
英語資料
English Version.
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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