2015年12月11日

毎日がクリスマス / ウィザード 1973/12/8 I WISH IT COULD BE CHRISTMAS EVERY DAY - WIZZARD


↑1984年英盤

毎日がクリスマス
ウィザード
1973/12/8


♪まーらいや、まーらいや、まーらいや♪

「あらいや。何のコールだそりゃ?」

「にゃ」

「クリスマスには

だって。」

「きゅん」

「マライヤの

だって。」

「わんわん」

「恋人たちのクリスマス

がいいわんだって。」

「おまいら冒頭からワシの気持ちを全拒否しとるな。」

「にゃ」

「まらいや、まらいや

だって。」

「きゅ」

「まらいや、まらいや

だって。」

「わんわん」

「きゃりーきゃりー

だって。」

「うっせーな。お前らはガキなんだから恋人たちのクリスマスじゃないの。
だいたいあの唄はキッツいんだから。
ほれ。





I don't want a lot for Christmas
 俺様はクリスマスには多くは望まん

There is just one thing I need
 欲しいのは一つだけやねん

I don't care about the presents
 プレゼントのことなんてどうでもいいんだわ

Underneath the Christmas tree
 クリスマスツリーの下に置くのなんか

I just want you for my own
 ワシだけの為にオメーにして欲しいんじゃ

More than you could ever know
 お前がこれまでご存知のこと以上の

Make my wish come true
 ワシの願いを叶えてくれやー

All I want for Christmas is you, yeah.
 クリスマスに欲しいのは貴方だけよ、いえい





「にゃあああああ」

「おっさんが唄うな。
だって。」



「きゅわあああああん」

「耳が腐る。
だって。」

「わんわん」

「台無しjrだ。
だって。」

「へえ、じゃ、お前ら、プレゼントが欲しくないんだ?」


「にゃきゅわわわーん」

「欲しーーーーー!!
だって。」

「この歌じゃ貰えんぞ。

プレゼントはわ・た・し

になっちまうんだから。
悪いことは言わんからこっちにしとき。




実に実に長いことお待たせいたしました。サンタクロースのレコ屋でござーい。
今日持ってまいりましたとびっきりのクリスマス・ソングはあああ


↑英盤

毎日がクリスマス
I WISH IT COULD BE CHRISTMAS EVERY DAY
ウィザード
WIZZARD



↑英盤

今日も明日も明後日も。」



「ご説明いたしましょう。」

「どうしてそんな羽目になっちまったのかをか。」

「英国歌謡史上最大のクリスマスと言われた1973年の最大のクリスマス・ソングです。
やるは時も時、グラム・ポップの嵐の中、
別にグラムがどーとかこーとか思ってたわけじゃねえが
たまたまそんときやりたかったのがでっかいビッグ・バンドでお祭り大ポップだった
地味で暗い恥ずかしがり屋の大天才ロイ・ウッド師匠率いるウィザード。
なんてたて

シー・マイ・ベイビー・ジャイヴ
SEE MY BABY JIVE - Wizzard


英国チャート
2回目のヒットで、
4月21日27位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/417636330.html
最高位1位4週。8月11日45位まで通算17週。

エンジェル・フィンガーズ
Angel Fingers (A Teen Ballad)


3回目のヒットで、
1973年9月1日12位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/425137271.html
最高位1位。通算10週。

と立て続けにナンバー1ヒットを飛ばし
ソロ名義でも

フォレバー
FOREVER




英国チャート
2回目のヒットで、
1973年12月1日42位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/430519999.html
以後
(12/8)32-31-11-11-1-12-9-(1974/1/26)8-9-10-(2/16)18-(2/23)41位。
最高位8位。通算13週。

とヒットさせてる最中のすんごい中、登場。


↑ドイツ盤

録音は真夏の8月ロンドンで。
気分を出すためにエンジニアのスティーブ・ブラウン氏はスタジオをクリスマス飾りして
冷房を最大にセッティング、
ウッド博士は落し物のウールの帽子をかぶってたそうです。
バッキング・コーラスは専属のスウェーデッツ
そして
”ミス・スノッブとクラス3C”こと
ストックランド・グリーン・ビラターラル・スクールの1年生ら。
児童たちは秋連休の時にバスに乗って英国中部からロンドンまではるばるやって来たんですと。」

「それはご苦労。」


↑オランダ盤

「で、おめでたい唄で生臭い話で恐縮なんですが
この時ウィザードはEMIとの契約が満了間際でして
その次に長期契約したワーナーがプロモ盤を製作。
しかしこれに限ってはまだEMIに権利があるって判明したんで
ワーナーは11月から発売してた盤のプレスを停止、


↑英WB盤

同じジャケット仕様でハーベストから12月14日から発売されました。


↑英盤


ついでですが
BBCのトップ・オブ・ザ・ポップスのテレビ出演の際、
ウッド博士はスットクランドの子どもたちを呼び寄せるよう声をかけたんですが
何しろ遠かったもんで結局地元のロンドンの児童が主演したんですと。
それで
来ました。
神様もサンタも思わずやって来るクリスマス・ソング史上の大名作

英国チャート
4回目のヒットで、
1973年12月8日19位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/430856227.html
以後
6-(12/22)4-4-4-4-16-(1974/1/26)22-(2/2)41--
(1981/12/19)61-41-41-(1982/1/9)68--
(1984//12/8)86--
(1984/12/15)50-(12/22)36-(12/29)23-(1985/1/5)36--
(1985/12/21)96--
(1986/12/27)99--
(2007/12/8)65-(12/15)27-(12/22)16-(12/29)18-(2008/1/5)62--
(2008/12/13)48-(12/20)31-(12/27)33-(2009/1/3)61--
(2009/12/12)60-45-51-(2010/1/2)46--
(2010/12/4)97-52-46-48-(2011/1/1)49-
(2011/12/10)58-(12/17)28-31-(12/31)38--
(2012/12/8)58-(12/15)31-29-(12/29)38--
(2013/12/7)92-(12/13)37-(12/21)31-41-(2014/1/4)80--
(2014/12/13)52-(12/20)35-39-(2015/1/3)37--
(2015/12/10)79位。

最高位4位。通算52週、いまだに記録続行更新中です。」



「毎年がクリスマスにお花を贈ってください。」


↑英ハーベスト盤

https://youtu.be/IM_H4CAAYxc




Are you ready children?
 いいかい子どもたち?

yes! yes! yes!
 いいよ!いいよ!いいよ!


When the snowman brings the snow
 スノーマンが雪を運んでくれるころ

Well, you just might like to know
 うん、君はすごく知りたがってるかも

He's put a great big smile
 彼はおっきなおっきな笑顔で

On somebody's face
 誰かの顔をのぞきこんでる


If you jump into your bed
 君はベッドへ飛び込んだら

Quickly cover up your head
 すぐに頭を隠すんだよ

Well, don't you lock the doors
 そう、ドアには鍵はかけないで

You know that sweet Santa Claus is on the way
 わかってるよね
 やさしいサンタクロースがすぐ近くに来てるって



Well, I wish it could be Christmas every day
 ああ、毎日がクリスマスだったらいいのにね

When the kids start singing and the band begins to play
 子どもたちが唄い出しバンドが奏で始めるとき



Oh, I wish it could be Christmas every day
 おお、毎日がクリスマスだったらいいのに

And let the bells ring out for Christmas
 クリスマスにベルを鳴り響かせようよ


When we're skating in the park
 僕らが公園でスケートしてるとき

If the storm cloud paints it dark
 暗い雲が辺りを暗く染めたとしても

Then your rosy cheek's gonna light my merry way
 そう、君のバラ色のほっぺが僕のクリスマスの道を照らしてくれる


Now the frosty paws appear
 さあ霜だらけの脚が見えてきた

And it's frozen up to here
 ここは凍りついてる

So we'll lie by the fire
 だから僕らは火のそばで寝転がろうよ

Til' the sleep simply melts 'em all away
 眠りがそこらじゅうをすっかり溶かしてしまうまで



Well, I wish it could be Christmas every day
 ああ、毎日がクリスマスだったらいいのにね

When the kids start singing and the band begins to play
 子どもたちが唄い出しバンドが奏で始めるとき



Oh, I wish it could be Christmas every day
 おお、毎日がクリスマスだったらいいのに

And let the bells ring out for Christmas
 クリスマスにベルを鳴り響かせよう


ラッパ隊GO!


When the snowman brings the snow
 スノーマンが雪を運んでくれるころ

(snowman brings the snow)
   スノーマンが雪を運んでくれる

Well, he just might like to know
 うん、彼はすごく知りたがってるかも

(just might like to know)
   すごく知りたがってるかも

He's put a great big smile
 彼はおっきなおっきな笑顔で

On somebody's face
 誰かの顔をのぞきこんでる


So if Santa brings that sleigh
 だからもしサンタがそりでやって来てくれたら

(Santa brings that sleigh)
   サンタがそりでやって来てくれたら

All along the Milky Way
 銀河に沿ってはるばると

(All along the Milky Way)
   銀河に沿ってはるばると

I'll sign my name on the rooftop in the snow
 僕は屋根の雪に自分の名前を書くんだ

Then he may decide to stay
 そしたら彼がここに寄ろうって決めてくれるかも



Well, I wish it could be Christmas every day
 ああ、毎日がクリスマスだったらいいのにね

When the kids start singing and the band begins to play
 子どもたちが唄い出しバンドが奏で始めるとき



Oh, I wish it could be Christmas every day
 おおーおう、毎日がクリスマスだったらいいのに

And let the bells ring out for Christmas
 クリスマスにベルを鳴り響かせよう


そら子どもたち、あげようね!



Well, I wish it could be Christmas every day
 ああ、毎日がクリスマスだったらいいのにね

(Christmas every day)
   毎日がクリスマス

When the kids start singing and the band begins to play
 子どもたちが唄い出しバンドが奏で始めるとき

(Oh, Oh)
   おーうおー



Oh, I wish it could be Christmas every day
 おおーおう、毎日がクリスマスだったらいいのに

And let the bells ring out for Christmas
 クリスマスにベルを鳴り響かせよう


Why don't you give your love for Christmas
 クリスマスに君らの愛を捧げようよ


When the snowman brings the snow
 スノーマンが雪を雪を運んでくれるころ

When the snowman brings the snow
 スノーマンが雪を雪を運んでくれるころ

When the snowman brings the snow
 スノーマンが雪を雪を運んでくれるころ



When the snowman brings the snow
 スノーマンが雪を雪を運んでくれるころ



When the snowman brings the snow
 スノーマンが雪を運んでくれるころ



When the snowman brings the snow
 スノーマンが雪を運んでくれるころ・・・







「わー、楽しいね。」

「楽しいのう。」

「楽しいのに相変わらずロイさんは笑わん殿下だね。」

「どうにも照れ臭いんだろうて。
いくら祭でも、性分だけは変えられんようで。」

「B面は恒例のメンバーの生活費稼ぎ、
バンドのサックス吹きのマイク・バーニーさん作、ロイ師プロデュースの
正に裏面なタイトルの


↑英WB盤

Rob Roy's Nightmare (A Bit More H.A.)



↑英ハーベスト盤

https://youtu.be/-zfNx39pRM4


です。」

「ザッパ大明神もびっくり、すんごい力入れまくり。」

(山)2015.12.11

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ろっくす特製でかい画像ページ也。

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ろっくすロイ・ウッド博士ページ

資料

英語資料

English Version
.
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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA


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