
嘆きのエマ
ホット・チョコレート
1974/2/25
♪お・や・つ!お・や・つ!お・や・つ!♪


「にゃあああああああん」

だって。」

「きゅうううううん」

だって。」


だって。」


長らくお待たせいたしました。
毎度おなじみおやつなレコ屋でござーい。
今日持ってまいりました・・・」


だって。」


だって。」


だって。」

やるつーの。
今日持ってまいりました・・・」


だって。」


だって。」


だって。」




「にゃきゅわわわーーーん」

だって。」



だって。」

では
今日持ってまいりましたカカオ100%のお宝はあああああ

↑フランス盤
嘆きのエマ
EMMA

↑ユーゴスラビア盤
ホット・チョコレート
HOT CHOCOLATE

↑イタリア盤
暖かチョコだよ。」

「ご説明いたしましょう。」


棟梁はエロール・ブラウン師。
Lester Errol Brown、1943年11月12日ジャマイカはキングストン生まれ、
自分の判断があくまで基準の蠍座射手寄り。
12歳の時に英国に移住。
1969年、26歳の時に”Give Peace a Chanc”を友人らとデモ録音、
作者のジョン・レノン師の了解なしで歌詞を変更して。
それをアップルに送ったら何とジョンちゃんがえらく気に入ってくれて見事契約に成功。
も
ビートルズがすぐに解散しちまったもんでコネが無くなりの契約はすぐに終了。
1970年に救う神現れるはこれより英国チャートの神社長となるRAKレコードの銭ゲバ・ミッキー・モストしゃちょさん。
契約させてくれてそれからはデビューの”Give Peace a Chance”のイメージ守る
黒いんだか白いんだかよくわからねー正体不明の英国歌謡バンドとして
相方のベース弾きトニー・ウィルソン師と作った曲で謎の人気を博し連続ヒット、
1973年に最大当たりの”ブラザー・ルイ”最高位7位をものにし、
いざ世界的スタアになりましょうとなった時に米国ではカバーしたストーリーズのやつが超ヒットしちまって
機を逸し
そんなときだーな
ミッキー社長、
”おめーら、くじけとる場合じゃねえだろが。見返すならブラザー・ルイ以上のもん作って、しかも他の連中じゃカバーも手も足も出ないもんを作りやがれ。
もっとエグくてダークなのやってみ。”
とのありがたいお言葉いただき、
時はグラム・ポップ全盛期の終盤戦、それに乗っかることじゃなく先を見据えてそうゆうことを言えるのがさすがの社長で
さて
エロール師、
かねてよりつるっぱげの頭なでなでしながら考え、
こりゃ実は私はゲイさんですをカミングアウトした釜っぽい歌い方を解禁、
実母の死をテーマに歌詞を書き、トニー師曲を書き
ミッキー師プロデュースはこれよりホッチョコの定番となる
ゲロゲロな電気ギターと扇情的ストリングス入れたアレンジでのサイケ・ソウル
そんなもん売れるんか?

↑ドイツ盤
売れました。

↑オランダ盤
英国チャート
7回目のヒットで
1974年3月16日36位初登場、
以後
10-6-(4/6)3-6-6-14-(5/4)18-43-(5/18)49位。
最高位3位。通算10週。
返す刀で待望の

↑米盤
米初ヒット
1975年2月1日106位初登場、
以後
(2/8)89-78-64-47-(3/8)36-29-23-19-15-11-9-(4/26)8-(5/3)19-(5/10)50位。
最高位8位。14週。」

「大成功を祝して花、贈ってあげてください。」

↑英盤
https://youtu.be/k2eMwevm1HU
♪
ぐがげごがぐげごー
げげごがげごげごー

がごがごお
げげごがごがごごー
We were together since we were five
僕らは一緒だった
5歳の時から
She was so pretty
彼女はとても可愛かった
Emma was a star in ev'ryone's eyes.
エマはスターだった
誰の目から見ても

And when she said she'd be a movie queen
自分は映画界の女王になるんだって彼女が言った時も
Nobody laughed
誰も笑わなかった
Her face like an angel
天使のようなその顔
She could be anything.
彼女には無限の可能性が有ったのだ
Emmalene.
エマリーン

Emma
エマ
Emmalene
エマリーン
I'm gonna write your name high on that silver screen.
僕はあの銀幕に君の名前を高々と書き記そう
Emmalene.
エマリーン
Emma
エマ
Emmalene
エマリーン
I'm gonna make you the biggest star this world has ever set
僕が君をこの世界がこれまで獲得した最高のスタアにしてあげる
げごごがげごがごぎーん

ぐげがごぎがごがぎーん
At seventeen we were wed
17の時、僕らは結婚した
And worked day and night to earn our daily bread.
そして昼も夜も働いた
日々の糧を得るために
And ev' ry day
そして毎日
Emma would go out searching for that play
エマは役をつかむため出かけていった
That never ever came her way.
それはけして彼女にはまわって来なかったのだ

You know
わかるか
sometimes she'd come home so depressed
時に彼女はひどく沈んで帰って来た
I'd hear her crying in the back room
僕は彼女が奥の部屋で泣く声を聞くんだよ
Feel so distressed.
その苦しさを感じてくれ
And I'd remember back
そして僕は思い返す
when she was five
彼女が5歳であった時を
To the words that used to make
その言葉と共に
Emmalene come alive.
エマリンを活き活きとさせていたその言葉と共に
It was
それが
Emmalene
エマリンだったのだ

Emma
エマ
Emmalene
エマリーン
I'm gonna write your name high on that silver screen.
僕はあの銀幕に君の名前を高々と書き記そう
Emmalene.
エマリーン
Emma
エマ
Emmalene
エマリーン
I'm gonna make you the biggest star this world has ever seen
僕が君をこの世界がこれまで獲得した最高のスタアにしてあげる
ごがごげごがごぎーん
ぎぎごがごぐげぐーん

げごげーんごー
ぐぎがごげがごぐーん
It was cold and dark
それは冷たく暗い
December night
12月の夜のこと
When I opened the bedroom door
僕が寝室の扉を開けた時
To find her Iying still and cold up on the bed;
ベッドの上で冷たくなって動かず横たわってる彼女の姿を見つけたんだ

A love letter Iying on the bedroom floor
寝室の床に落ちていたラブレター
It read:
書いてあった
Darling, I love you
「ダーリン、愛してるわ。
But I just can't keep on living on dreams no more
でも私はもう夢を見ながら生き続けることはできません。
Darling, I love you
ダーリン、愛してるわ・・・
I tried so very hard not to leave you alone.
貴方をひとりぼっちにさせないよう一生懸命努力しました。
I just can't keep on tryin' no more
もうこれ以上耐え続けられないんです。」

Emmalene
エマリーン
ぎいいごーーん
ぎいい、ぎいい、ごーん
Oh Emmalene
あ”あ”あ”あ”あ”エマリーン
ぎいいごーーん
ぎいい、ごーん
Oh Emmalene
あ”あ”あ”あ”あ”エマリーン
ぎいいごーーん
ぎいい、ごーん
Emma
エマ

Emmalene
エマリーン

Emmalene
エマリーン

あ”あ”あ”あ”あ”
Emmalene
エマリーン・・・

♪

↑英盤








この曲を目玉の

Cicero Park
を作らせてあげました。
1974年6月発売。」


メンバーは
Errol Brown – lead vocals
Harvey Hinsley – guitar, backing vocals
Larry Ferguson – keyboards
Tony Wilson – bass, backing vocals
Tony Connor – drums
Patrick Olive – percussion, backing vocals
です。」




だって。」
(山)2016.3.25
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


ろっくす特製でかい画像ページ也。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
資料(英版)
English Version
−−−−−−−−−−−−−−−
いつも閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
−−−−−−−−−−−−−−−−−
.