2016年07月08日

ワン・マン・バンド / レオ・セイヤー 1974/6/15 ONE MAN BAND - LEO SAYER


↑スペイン盤

ワン・マン・バンド
レオ・セイヤー
1974/6/15


♪くるりんぱ、ほい、わんわん、どや♪

「おお何ぞ芸をしとるなケダモノ共が。やればできるんかい。」



「にゃああああああ」

「感心してないで

だって。」



「きゅううううん」

「銭をくれ

だって。」



「みょん」

「只見はお断りだよ
だって。」

「わんわん」

「銭をくれ
だって。」

「そんなでんぐり返しくらいでか?嫌だよ。」


「にゃくわわーん」

「このひとでなし
だって。」

「何でまた急に銭稼がねばならんのだ?」

「にゃ」

「昨日から・・・」

「きゅ」

「何も」

「わんわん」

「喰ってないんだって。」

「なんでまた。誰も餌をくれのか?」


「にゃくわわーん」

「この不景気が悪い、政治が悪い、世の中が悪い、グレてやる

だって。」

「そうヤケクソになるなよ。ほれ・・・このうまい棒やるから

喰え。」


「にゃくわわーん」

「4匹もいるのにこんなんじゃ足りねー
だって。」

「だってワシも今は持ち合わせが・・・

よっしゃでは今から稼ごうかの。



長らくお待たせいたしました。毎度おなじみ移動レコ屋でござーい。
今日持ってまいりましたとびきりのド貧乏哀れ唄のお宝はああああ


↑ドイツ盤

ワン・マン・バンド
ONE MAN BAND
レオ・セイヤー
LEO SAYER



↑フランス盤

あれ?こりゃワシの事じゃないのか。」



「ご説明いたしましょう。」

「説明より銭集めろ。」

「哀れな哀れな哀れなピエロ自虐時代のデビューまもなくのレオ兄さんです。
ブレークの2枚目シングル

ショー・マスト・ゴー・オン

が英最高位2位とブレーク、
スリー・ドッグ・ナイトがカバーしてくれて全米最高位4位と大ヒットして大儲けしたはずなんすが
まだ印税が入ってこなかったと見えて引き続き情けないソングです

最新盤1974年10月発売2作目アルバム



ジャスト・ア・ボーイ
Just a Boy






英アルバム・チャート
2回目のヒットで、
1974年10月26日7位初登場、
以後
(11/2)4-5-10-15-17-33-20-49-49-37-47-30-(1975/1/25)33位。
最高位4位。通算14週。

より1回目先行カット6月発売。



作は引き続きショー・マスト・ゴー・オン・コンビ、
歌詞は自身、曲はデヴィッド・コートーニー師。


↑ポルトガル盤

英国チャート
2回目のヒットで、
1974年6月15日25位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/438967134.html
以後
13-(6/29)6-8-(7/13)6-18-25-(8/3)40-(8/10)45位。
最高位6位飛び2週。通算9週。


1974年7月13日103位初登場、1週。



哀れな哀れな哀れな芸人路線。」



「引き続けてヒットにお花贈ってあげてください。」


↑英盤

https://youtu.be/Ikof-8FZwgg






Well everybody knows down Ladbrook grove
 さてどなた様もロンドンのラドブローク・グローブ辺りのことはご存知かと



You have to leap across the street
 跳ぶように道は渡らねばなりません


You can lose your life under a taxi cab
 タクシーにひかれて命を落としてしまいますから

You gotta have eyes in your feet
 どうか足元にお気をつけくだいまし


You find a nice soft corner
 居心地が良さそうな隅っこを見つけましたら

and you sit right down
 すぐに腰掛けてください

Take up your guitar and play
 ギターを手にとって弾くんです



But then the law man comes says move along
 けどそしたらおまわりさんがやってきて言います
 どけって

So you move along all day
 だから一日中うろつく羽目になっちゃうんです


Well I'm a one man band
 そう僕はワン・マン・バンド

Nobody knows nor understands
 誰も知りやしないしわかりゃしません

Is there anybody out there want to lend me a hand
 どなたかこの辺に手を差し伸べてくださる方はおりませんか

With my one man band
 僕のワン・マン・バンドに



For three days now I haven't eaten at all
 三日の間、僕は何も食べておりません

My my you must be getting so thin
 おあまあ、アンタ、痩せぎすになっちまうわね


And soon my cap won't be large enough
 すぐに僕の帽子はパンパンにふくれやしませんがな

To drop a half a crown in
 一枚3千円くらいもの半クラウン銀貨を投げ入れて貰っては


So hey there mister don't you look so sad
 だからそこの旦那さん、何か浮かない顔してませんか

Don't look so ill at ease
 そんなに不安そうな顔なんかしてないで

Well I can play you any song you like
 そうです僕は貴方の好きな歌ならなんでも弾いてあげられますよ

To cheer up that life you lead
 貴方がおくってる暮らしを景気づけさせていただけませんか



Well I'm a one man band
 そう僕はワン・マン・バンド

Nobody knows nor understands
 誰も知りやしないしわかりゃしません

Is there anybody out there want to lend me a hand
 どなたかこの辺に手を差し伸べてくださる方はおりませんか

With my one man band
 僕のワン・マン・バンドに



And oh oh oh
 あらまあわわわ

look at the rain falling
 雨が降ってきちまいました


Oh oh oh
 わわわ

look at it rain
 雨です

Oh look at it rain
 ああ、雨が降ってきちまいやがった




Well nobody sees the minstrel boy
 さてどなた様も吟遊詩人のガキなどご覧になっておりません

as he sings his tale of woe
 テメエの哀しい身の上唄など唄っておるさまなど



Nobody sees him coming
 奴が来ようと誰も見やしません

Nobody see him go
 奴が行こうと誰も素知らぬ顔


So hey there mister don't you look so sad
 だからそこの旦那さん、何か浮かない顔してませんか

Don't look so ill at ease
 そんなに不安そうな顔なんかしてないで

Well I can play you any song you like
 そうです僕は貴方の好きな歌ならなんでも弾いてあげられますよ

To cheer up that life you lead
 貴方がおくってる暮らしを景気づけさせていただけませんか



Well I'm a one man band
 そう僕はワン・マン・バンド

Nobody knows nor understands
 誰も知りやしないしわかりゃしません

Is there anybody out there want to lend me a hand
 どなたかこの辺に手を差し伸べてくださる方はおりませんか

With my one man band
 僕のワン・マン・バンドに



Well I'm a one man band
 そう僕はワン・マン・バンド

Nobody knows nor understands
 誰も知りやしないしわかりゃしません

Is there anybody out there want to lend me a hand
 どなたかこの辺に手を差し伸べてくださる方はおりませんか

With my one man band
 僕のワン・マン・バンドに




Oh I'm a one man band
 嗚呼、僕はワン・マン・バンド



Just a one man band
 ワン・マン・バンドふぜいでございます



well I'm a one man band
 そう、僕はワン・マン・バンド・・





「哀しい哀しい哀しい唄だね。」

「でもいい曲だろ?」

「はい。」

「ではこのおぼっちゃまのお墨付きもいただきましたことですし
どうか皆様、揃ってお買い上げをおお!可愛いケダモノたちも飢えております。

って誰もいねえよ。」

「雨が降ってきたね。」

「ああ、雨だな。」


↑英盤

(山)2016.7.8

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
00000-1.jpg



00000-2.jpg

ろっくす特製でかい画像ページ也。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

資料

資料(英版)

−−−−−−−−−−−−−−−

いつも閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

−−−−−−−−−−−−−−−−−



.
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

▲ページの先頭へ