
ハート・オブ・ザ・シティ
カフェ・ジャックス
1977
別格の格別です。
噂を聞きつけ東京横浜のレコ屋を探し回り
ようやっと見つけたる2枚のLP、
手に入れた嬉しさの加味を抜きにしても神
の中身だったはカフェ・ジャックス。
Cafe Jacques
本来ならカフェ・ジャックと読むだなフランス語だから。
喫茶店ジャック。
いまだにその正体は12年前記事を書いた時からそれ以上判明しておらず
あの時書いたのは
***
メンバーはこの時点で3人。
ボーカル・ギターはクリストファー・トムソンさん。
このバンドしか名前を見たことが無いす。
その独特のヴォーカルはこのバンドの特徴であってまたその癖であかんちゅう人はあかんって言う人もあるかと。
イギイさんボウイさん所属の世界低音倶楽部(^0^)からおお独自だ初出だと大いなる賛辞がよされらたとゆう(うそ)。
キーボードはピーター・ベイチさん。
後にペンギン・カフェ・オーケストラであのぱほぱほアコーディオン弾いてます。
ドラムのマイケル・オグレトリー氏は後にシンプル・マインズにちょこっと参加。
で重要人物、
それはプロデュースのルパート・ハインさん。
ミスター・シャープと異名を取るこのお方、
フィックスのあの切れまくりサウンドでお馴染みですがこの盤でもそのセンス塊の手腕を惜しむことなく発揮、代表作って言っても良いんじゃないかと。
ゲストには前記のフィル・コリンズ氏。
隣のスタジオでジェネシスのレコーディングしてたそうでハイン氏と知り合いで呼ばれたそう。
正直言ってこの盤のどこでぱたこんさせてるかわからぬ。
この盤製作時にベーシストが脱退してしまったのでここで弾いてるお方がジョン・G・ペリーさん。
キャラヴァンの夜毎太る女に参加してる人だ。
かなり貢献しててサウンドの核となってます。
も一人マルチな人ジェフ・リチャードソンさん、この人も中後期キャラヴァン人だ。
***
出身はスコットランドのエジンバラ。
結成は1973年との話有り
1977年某月某日発売1作目アルバム

ラウンド・ザ・バック
Round the Back
より本日は
エイント・ノー・ラヴ・イン・ザ・ハート・オブ・ザ・シティ
AIN'T NO LOVE IN THE HEART OF THE CITY
おそらく最も有名なヴァージョンは
デビカバさんとこのホワイトスネイクのだろうが



Whitesnake - Ain't No Love In the Heart Of The City
Live at Hammersmith 23rd November 1978
https://youtu.be/Lju10XoFOmg


当然いいのだが
それを差し置いて
カフェ・ジャックス版。
アルバム2曲目。
シングルになってもおらん完璧なシングル。
上記ジェフ師とフィル師は非参加。
これぞハイパー・モダン・ポップ・ミーツ・モダン・ブルース。
そんなん他に例は無し
鳥のさえずり?から
とんでもねえ音色のドラム単奏で始まりの
むせ返るヴォーカル
霧のコーラス。
星屑ギター。
今もってビカビカです。
Cafe Jacques - Ain't No Love in the Heart of the City
https://youtu.be/PrO6XiA6Qcc
♪
Ain't no love in the heart of the city
この都市の真ん中には愛など無い
Ain't no love in the heart of town, no
街の真ん中には愛など無いのだ
そう
Ain't no love and it's sure nuff a pity
愛なんか無い
実に哀しいこと
Ain't no love cause you ain't around
愛などありゃしない
それはお前がいないから
When you were mine
お前が俺の女だったころ
Oh, I was feeling good
嗚呼、俺は気分が良かった
Cause you lovlied up
何故ってお前は自慢の種
This whole nieghborhood
この界隈では
But now that you're gone
だがお前がいなくなった今は
You know the sun don't shine
わかるだろ太陽なんか輝いておらん
From the city hall to the county line
市役所から郡境まで
That's why I said
だから俺はこぼすんだよ
Ain't no love in the heart of the city
この都市の真ん中には愛など無い
Ain't no love in the heart of town, no
街の真ん中には愛など無いのだ
そう
Ain't no love and it's sure nuff a pity
愛なんか無い
実に哀しいこと
Ain't no love cause you ain't around
愛などありゃしない
それはお前がいないから
Every place that I go
どこに行こうとも
Oh, it seems so strange
嗚呼、何ぞ心ここにあらず
Without you there
そこにお前はいない
Baby, things have changed
ベビー、変わっちまったんだよそこかしこ
The nights are cold
夜は冷たく
There's a blanket of gloom
闇が敷き詰められてる
Another teardrop falls
も一つ涙が落ちるんだ
In my lonely room
俺のぼっちの部屋で
I said
こぼしたる
Ain't no love in the heart of the city
この都市の真ん中には愛など無い
I said
こぼしたる
Ain't no love in the heart of town
街の真ん中には愛など無いのだ
Ain't no love and it's sure nuff a pity
愛なんか無い
実に哀しいこと
Ain't no love cause you ain't around
愛などありゃしない
それはお前がいないから
ギタア
The nights are cold
夜は冷たく
There's a blanket of gloom
闇が敷き詰められてる
Another teardrop falls
も一つ涙が落ちるんだ
In my lonely room
俺のぼっちの部屋で
Baby
ベイビー
When you were mine
お前が俺の女だったころ
Oh, I was feeling good
嗚呼、俺は気分が良かった
Cause you lovlied up
何故ってお前は自慢の種
This whole nieghborhood
この界隈では
But now that you're gone
だがお前がいなくなった今は
You know the sun don't shine
わかるだろ太陽なんか輝いておらん
From the city hall to the county line
市役所から郡境まで
Ain't no love
愛なんか無いんだ
♪
作はMichael Price and Dan Walsh両師匠。
ダンヒルであのグラス・ルーツの
http://rocksblog.seesaa.net/article/269765380.html
神に願いを
Heaven Knows
http://youtu.be/few1-xbaEBw
ベイビー・ホールド・オン
Baby Hold On
http://youtu.be/bHQlUZGIXns
書いたお二人だ、気付いてこっちがびっくり仰天。
どこからどうこんな唄が出来たのだ
苦渋の苦し紛れか
それは
オリジナルが
ブルース芸術協会会長理事、
てめえのノド一本、歌手一筋でその世界で名を挙げたる稀有な方
ボビー・ブルー・ブランド師匠。
Bobby "Blue" Bland Sisho
1930年1月27日メンフィス郊外のローズマーク生まれ、
論理に裏付けされた説得力のある自己中心の水瓶座山羊座寄り。
ずっと所属してたデューク・レコードがこのたびABCに身売りされて
ダンヒル部所属となってのソウルにも挑戦となりし
第2弾
1974年発売アルバム

Dreamer
よりカット

https://youtu.be/WcF8Aos4XDA
むろん名演です
プロデュースはスティーヴ・バリ師匠。
アレンジはマイケル・オマーティアン師。
米国チャート
1974年8月3日104位初登場、
以後
(8/10)100-
http://rocksblog.seesaa.net/article/440879480.html
-96-(8/24)91-91-97-100-(9/21)97位。
最高位91位。7週。
R&Bチャート9位。
録音は
ABC Recording Studios
アルバムの演奏陣営は
Piano, Organ, Clavinet, Arp Synthesizer – Michael Omartian
Guitar – Ben Benay, Dean Parks, Larry Carlton
Bass – Wilton Felder
Drums – Ed Greene
Backing Vocals – Ginger Blake, Maxine Willard
Backing Vocals – Julia Tillman
Strings – The Sid Sharp Strings
Horns – Ernie Watts, Jim Horn, Lew McCreary, Paul Hubinon, Tony Terran
Horns – John Kelson, Pete Christlieb
Engineer – Howard Gale, Phil Kaye, Roger Nichols
通常モダン・ブルースの範疇超え
ソウル1974年からもはみ出し
師匠のレパートリーからもダンヒル入りのしてからの他のとも離れ
既に鬼っ子
自体が孤独まみれになってる奇蹟なり。
(山)2016.8.12
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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資料(英版)
ボビー"ブルー"ブランド資料
ボビー"ブルー"ブランド資料(英版)
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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。
http://www.muzie.ne.jp/artist/a001909/
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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