2016年09月02日

レッチリの電撃ワープ / レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 1995/8/9 WARPED - Red Hot Chili Peppers



レッチリの電撃ワープ
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
1995/8/9


♪ぽん!ぽん!ぽん!ぽん!♪

「何を首にチェーン巻きつけてぽんぽんゆうとるのだ?ぽんぽん遊びか?」



「にゃあああああ」

「そんな遊びあるか
だって。」



「きゅうううううん」

「耐えられねえんだよ
だって。」



「みょん」

「我慢できねえんだ
だって。」

「わんわん」

「もうこれ以上
だって。」

「何が嫌なんだ?自分のそのチンケなケダモノぶりがか?」


「にゃきゅわわーん」

「お前のおっさんぶりの方がよっぽど耐えられねえだろがこの糞親父
だって。」

「ぐ。お前らにそれを言われる筋合いはねえ。このドグサレちびめ。」

「ぎゅわぎゅわぎゅわ」

「きゅんきゅんきゅん」

「わんわん」

「やめなよ。そこでくんづほぐれつの格闘すんのは。」

「はあはあ・・・」

「おいちゃんも息が切れてるじゃんか。大人げない。」

「にゃ」

「こいつが先に因縁つけてきやがったんだ
だって。」

「何おう!」

「ぎゅわぎゅわぎゅわ」

「きゅんきゅんきゅん」

「わんわん」

「はあはあ・・・」

「やめなって。お前らも年寄りいぢめすんじゃない。」

「誰が年寄りじゃ。まだワシだってこんな連中に負けはせんぞ。」

「じゅうぶん負けてるみたいだけど・・」

「あそう。



長いことお待たせいたしました。
毎度おなじみもはやちょいとした喧嘩も息切れするレコ屋でござーい。
今日持ってまいりました猛々しくも哀しいお宝はああああ



レッチリの電撃ワープ
WARPED
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
Red Hot Chili Peppers




おいちゃんの電撃ワープ攻撃っ!」

「にゃ」

「痛くも痒くも無いね
だって。」



「ご説明いたしましょう。」

「ワシの攻撃がちいとも効かん理由をか?」

「我らがレッチリ、天下取ってから実に4年もの空白を得てついに再降臨です。
この間、別に儲かったら鼻くそほじくって寝こけていたからでは無く
好事魔多し
大成功あらばそれが正当なものであれ何であれ反動で凹になるのが天の無慈悲なところ、
波瀾万丈の連続
まずは
1992年2代目ギタリストのジョン・フルシアンテくんが来日公演中、
東京公演を残して急遽健康上の理由ってことで帰国脱退。
実はフリーくんにフラれたことが理由って説もあり。
そして
新ギタリスト、アリック・マーシャル君加入もすぐに脱退、
探しに探してジェシ・トビアス君を加入させるもリハやったらまったく使えん奴ですぐにクビ。
フリー君が慢性疲労症候群に罹患。
なんとか奇蹟の復活。
そしたら今度は
フリーくんの大の親友、リヴァー・フェニックス君がドラッグやり過ぎで死亡。
救急車に付き添って乗っていたフリー君のショックたるやいかばかりか。
その影響でアンソニーくんがまたドラッグに手を出し始めたとか噂。

感じではマトモに何かやろうたって無理な話で
時は電光石火のように過ぎ
1993年秋、
ついに新ギタリストにレッチリのライブも一切観たことがなくレコも一枚も持ってなかったとゆう
元ジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナバロ君がガンズからの誘いを断り
レッチリからの誘いも一度は断ったもののセッションでのフリーくんのプレイに惚れ込んで加入、
満を持してバンド転地療法でハワイ入り、
曲作りとリハに励んで1994年6月にスタジオ入り、1995年2月まで8ヶ月じっくり録音の末
ついに
むっちり
6作目アルバム



ワン・ホット・ミニット
One Hot Minute




1995年9月12日発売を迎えます。
プロデュースは貴方しかみえないリック・ルービン師匠。
そこからの待ちに待った1回目先行カット8月9日発売が



レッチリの電撃ワープ
WARPED




'94ウッドストックで既に原型が出現していた噂のブツがここにワープ5でかっ飛んで待ちに待ったぜ

米オルタナ7位。
メイン13位。




6回目のヒットで、
1995年9月2日31位初登場、次週9月9日53位。2週。

おい、待ちに待ってたんじゃないのかよ。」



「これは大変でした。復活に花束を贈ります。」



PV
https://youtu.be/xmyuJZH3RAc


FULL
https://youtu.be/ozSNH-GRdTk






My tendency
 俺の態度が

For dependency
 なにかと依存する態度が

Is offending me
 自分でムカついているのだ


It's upending me
 そいつのおかげで参っとる


I'm pretending see
 俺はごまかしているのだ

To be strong and free
 強くて自由なふりをして

From my dependency
 自分の依存する弱さから

It's warping me
 そいつが俺をゆがめている




 ぽん!



So much love
 ぎょうさんのラヴ

So rare to dare
 挑むにはひどく稀なる

Afraid of
 怖いんだよ

Ever being there
 これまでそこにいたことが


Take me home
 家に連れ帰ってくれ

I need repair
 自分を修理せねばならんのだ

Take me please
 頼むから連れてってくれ

To anywhere
 どこでもいいから



Descend
 堕ちていく

All the way
 ずっと

All the way
 ずっと



 ぽん!


Descended from
 血統なのだ

Demented men
 狂人の

Struggle with
 闘っている

The art of zen
 禅の奥義と


Please don't look
 頼むから見ないでくれ

Too close at me
 あまり近くで俺を

You might not like
 気に入らんかもしれねえ

What you see
 見てしまうものが



Descend
 堕ちていく

All the way
 ずっと

All the way
 ずっと

Everyday,
 毎日

warped and scared
 ゆがめられ脅されて

Of being there
 そこに留まることで

Of being there
 そこに留まることで




ギタア!




Night craving
 夜に狂おしく願う

Sends me crawling
 許してくれ這いまわることを

Beg for mercy
 お慈悲を

Does it show
 ちゃんと見えてるか



A vacancy
 空虚

That's full of holes
 それは穴だらけ

Hold me please
 抱きしめてくれ頼むから

I'm feeling cold
 俺は寒いんだよ



Descend
 堕ちていく

All the way
 ずっと

All the way
 ずっと

Everyday,
 毎日

warped and scared
 ゆがめられ脅されて

Of being there
 そこに留まることで

Of being there
 そこに留まることで

















「おお、これが世に名高い世界一の”ぽん!”。」

「「世に名高いぐるぐる、チェーン巻きぐるぐるソングだ。」

「貯めに貯めたパワー爆発だね。」

「「じっくり作ったアレンジがベースはボトムでぐおぐお唸って巧妙なる節回し、
ギターはクッキリどかんリフと戦慄のソロ、嵐のドラムに
元気が取り柄アンソニーくんやってるやってる。」

「で、
最後はさすがにヘトヘトになるってオチ付き。」

「「思い切りヘタレなロック史上最大の愚痴歌詞ヘヴィ・ファンク・ロックや。」

「もしかしてそれで思ったよりヒットせんかったの?
情けないレッチリなんて嫌だ。by鉄拳。」

(山)2016.9.2

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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ろっくすレッチリのページ。

資料

資料(英版)

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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.muzie.ne.jp/artist/a001909/

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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