2016年10月21日

エヴリデイ / スレイド 1974/10/11 FAR FAR AWAY - SLADE


↑英盤

ファー・アウェイ
スレイド
1974/10/11


♪ふーーーーーーっ♪

「でかいため息だな。誰がついた?」

「にゃ」

「ボクだ
だって。」

「きゅ」

「僕だ
だって。」

「わんわん」

「私です
だって。」

「なんでまたタメ息なぞ・・」

「にゃ」

「ふる里のことを思い出したのだ
だって。」

「お前ら、ここの生まれじゃないんか。」



「にゃああああああ」

「それがわかんねえんだよお
だって。」



「きゅうううううん」

「どこだかわかんねえんだよお
だって。」



「みょん」

「どこだかわかんねえとこに
だって。」

「わんわん」

「帰りたいんです
だって。」

「どこだかわかんなきゃなあ。帰りようも無いし、連れてけないしなあ。」

「きゅ」

「それでも連れてけ糞親父
だって。」

「そればっかは罵倒されても出来んなあ。
だから唄でも聞けや。



長いことお待たせいたしました。毎度おなじみ望郷酒場レコ屋でござーい。
今日持ってまいりましたうさぎ美味しいお宝はあああああ


↑フランス盤

ファー・アウェイ
FAR FAR AWAY
スレイド
SLADE



↑欧州盤

遥か彼方に・・・」



「ご説明いたしましょう。」

「おうどのへんかわかるもんなら説明してやってくれ。」

「気がつけばグラムの喧騒も遥か彼方になっちまった1974年秋口です。
何の因果か生き残っちまった超穴馬の野蛮集団スレイドは器ではございませんかもしれませぬが
とあるバンドの栄光と崩壊までを描いた自ら主演の映画を制作いたします。
来る1975年1月公開
”狂乱”シリーズ邦題の



狂乱の炎
Slade in Flame


Slade in Flame (1975) - Slade (aka Flame) perform 'Them Kinda Monkeys can't swing'
https://youtu.be/SGwzC6eQ6Og


そこから先んじてサントラ・アルバムを1974年11月29日発売、



そこから先んじて先んじて第1弾カット10月11日発売が


↑オランダ盤

ファー・アウェイ
FAR FAR AWAY


作詞:ノディ・ホルダー師がほとんど
作曲:ジム・リー師ほとんど
プロデュースはチャス・チャンドラー師

不動の黄金トリオで
「エヴリデイ」以来二度目のがならない騒がしくないしみじみとしたミドル・バラードで

英国チャート
13回目のヒットで、
1974年10月19日3位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/442899191.html
以後
(10/26)2-2-5-6-(11/23)30位。
最高位2位2週。通算6週。

オリジナルのタイトルは

Letting Loose Around The World

ノディ師がメンフィスでバルコニーからミシシッピ川を眺めてて歌詞を着想し
チャス師がそりゃええと完成さすのをすすめたそうです。
そしていまだノディ師のスレイドのフェイバリット・ソングでありまして・・」



「いまだいささかも衰えぬ人気に花束を贈ってください。」


↑英盤

https://youtu.be/6gqCCAb8xbw






I've seen the yellow lights go down the Mississippi
 俺は黄色き光がミシシッピを駆け下りるのを見た

I've seen the bridges of the world and they're for real;
 俺は世界の橋を見たのだ、そしてそれらは本物なのだ

I've had a red light of the wrist without me even gettin' kissed
 俺はキスなどされぬとも手首に赤い光を帯びていた
 
It still seems so unreal.
 それはいまだとても現実とは思えぬ



I've seen the morning in the mountains of Alaska
 俺はアラスカの山で朝を見た

I've seen the sunset in the east and in the west;
 俺は東で西で日暮れを見た

I've sang the glory that was Rome,
 俺はローマが抱いてた栄光を歌った

And passed the hound dog singer's home;
 そしてハウンド・ドッグの歌手の家を通り過ぎた

It still seems for the best.
 それはいまだ一番善きことに思える



And I'm far, far away
 そして俺は遠く、遠き遥かにいる

with my head up in the clouds
 雲の中、顔を上げながら

And I'm far, far away
 そして俺は遠く、遠き遥かにいる

with my feet down in the crowds
 人混みの中、足を踏みしめて

Lettin' loose around the world
 世界中で解き放って

But the call of home is loud
 だが故郷への呼び声はでかく

still as loud
 いまだでかく轟いている





I've seen the Paris lights from high upon Montmartre
 俺はモンマルトルの高き丘からパリの灯りを見た

And felt the silence hanging low in no mans land;
 そして不毛の地に垂れ込めている静寂を感じた

And all those Spanish nights were fine,
 スペインの夜は何もかも素晴らしく

It wasn't only from the wine;
 それはただワインのおかげってことじゃない

It still seems all in hand.
 いまだすべてこの手に感じている



And I'm far, far away
 そして俺は遠く、遠き遥かにいる

with my head up in the clouds
 雲の中、顔を上げながら

And I'm far, far away
 そして俺は遠く、遠き遥かにいる

with my feet down in the crowds
 人混みの中、足を踏みしめて

Lettin' loose around the world
 世界中で解き放って

But the call of home is loud
 だが故郷への呼び声はでかく

still as loud
 いまだでかく轟いている





I've seen the yellow lights go down the Mississippi
 俺は黄色き光がミシシッピを駆け下りるのを見た

The grand Bahama island stories carry on;
 偉大なるバハマの物語は続いている

And all those arigato smiles
 そしてあのアリガトウ笑顔のすべては

Stay in your memory for a while;
 しばらくはお前の記憶に留まるのだ

There still seems more to come.
 それでもなおこれからが本番のようなのだ



And I'm far, far away
 そして俺は遠く、遠き遥かにいる

with my head up in the clouds
 雲の中、顔を上げながら

And I'm far, far away
 そして俺は遠く、遠き遥かにいる

with my feet down in the crowds
 人混みの中、足を踏みしめて

Lettin' loose around the world
 世界中で解き放って

But the call of home is loud
 だが故郷への呼び声はでかく

still as loud
 いまだでかく轟いている



And I'm far, far away
 そして俺は遠く、遠き遥かにいる

with my head up in the clouds
 雲の中、顔を上げながら

And I'm far, far away
 そして俺は遠く、遠き遥かにいる

with my feet down in the crowds
 人混みの中、足を踏みしめて




And I'm far, far away
 そして俺は遠く、遠き遥かにいる



But the sounds of home is loud
 だが故郷の音色はでかく



still as loud
 いまだでかく轟いている






↑英盤

「売れたはいいけど家には帰れないて代償の切ない歌だね。」

「典型的上の句下の句構造のおそろしくビートルズしてるメロだチューリップがやらない類の。」

「3分33秒だけど妙に呆気無い感じ。」

「クソ真面目な顔で唄ってすんなり終わっちゃって

え?
俺らちょいとおすまししちゃった?
外しちゃったですか?

みたいな微妙な雰囲気の残心が残るとこがミソ。」

「B面は
もはやお手の物の野獣ハード、

O.K . Yesterday Was Yesterday


↑英盤

https://youtu.be/hfk8tuMtZ2I


タイトルにかけてか今までのヒットを組み合わせたような佳曲です。」

「やっぱりどうしたってこれからはこの人気の落とし前をどうつけるか
一旦、〆る、その〆方を自覚してのキャリアが始まるんだね。」

(山)2016.10.21

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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ろっくすスレイドのページ

資料

資料(英版)

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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.muzie.ne.jp/artist/a001909/

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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