2017年02月03日

スイート・カタトニア / カタトニア 1996/1 SWEET CATATONIA - Catatonia



スイート・カタトニア
カタトニア
1996/1


♪きーきききききききー♪

「今日の騒ぎはまた凄いな。気でも狂ったんか?まだ木の芽時は先じゃが。」



「にゃああああああ」

「むしゃくしゃするんだって。」



「きゅううううううう」

「ムラムラするんだって。」



「みょん」

「とにかくいらつくんだって。」

「わんわん」

「腹が減ってたまんないんだって。」

「つまり青春の反抗期ってやつだな。」

「にゃ」

「一言ですますな
だって。」

「きゅ」

「こっちはそんなんじゃおさまらねえんだよ
だって。」

「わんわん」

「とにかく何か喰わせろ
だって。」

「運動でもしろ。そしたら気が紛れる。」


「にゃきゅわわーん」

「わきゃねえだろうが
だって。」

「じゃそのへんで暴れてろ。気にしないから。



とゆうわけでキチガイはほっといて
長いことお待たせいたしました。
毎度おなじみ頭がおかしいレコ屋でござーい。
今日持ってまいりましたわけがわかんないお宝はああああ

スイート・カタトニア
SWEET CATATONIA
カタトニア
Catatonia


肩がこって痛ぇな。」

「カタトニアってなーに?
カタコンベみたいなもん?」



「ご説明いたしましょう。」

「うむご説明がいるな。」

「1996年早々、各地で勃興するブリットポップの波の中で鳴りを潜めていた英南西部、
かつてマンが生息していた場所ウェールズより新星バンドが登場です。
1992年カーディフにて
ヴォーカルのセリーズ・マシューズ嬢
Cerys Elizabeth Matthews
1969年4月11日カーディフ生まれ、
シビアで慎重で現実的で堅実で負けず嫌いな牡羊座牡牛座寄り

ギターのマーク・ロバーツくん、
1967年11月3日ウェールズはランウスト生まれ、
持久力・集中力有り、努力家、執着心捨てられない、他の気持ちに鈍感、人気を気にしない
慎重とプライドの蠍座
が出会って結成。
ドラムスのDafydd Ieuan読めんくん、
ギターのオーエン・パウエル、ベースのポール・ジョーンズくんと
インディーズのCraiレーベルより1993年5月



フォー・ティンカーベル
For Tinkerbell




https://youtu.be/MQAhjhDhnZo




でデビュー。

妄想性妖精待望症候群な唄です。

続けて
1994年6月



フックド
Hooked




https://youtu.be/z4pnT2ljM2w




妄想性牽引症候群な唄発売、



続けて
9月



ホエール
Whale


https://youtu.be/USHTzVLRRtc


をラフ・トレードから発売。
妄想性何もかも台無し症候群みたいな唄です。

それから1995年1月に後にメジャーで再ヒットする"Bleed"英104位発売、
モノクローム・セットが在籍で高名なブランコ・イ・ネグロと契約しての

それまでのシングルも収録した
1996年9月30日発売1作目アルバム



ウェイ・ビヨンド・ブルー
Way Beyond Blue



↑米プロモ盤

よりカット、メジャー・インディー中間デビューとなるのが



スイート・カタトニア
SWEET CATATONIA




カタトニアってバンド名はセリーズ嬢が精神病院で働いていた時の経験

オルダス・ハクスリー師

精神科医のハンフリー・オズモンド氏にハクスリー氏自らが幻覚剤のモルモットとなることを申し出て
1953年春に幻覚剤のメスカリンによる実験が開始され
この時の主観と客観が合一する経験を記述した

「知覚の扉」

より命名。

Catatonia schizophrenia
緊張型統合失調症


筋肉の硬直症状が特異的で興奮・昏迷などの症状を呈する。
陽性時には不自然な姿勢で静止したまま不動となったり、また逆に無目的の動作を繰り返したりする。
近年では比較的その発症数は減少したと言われる場合がある。

のこと。
連中はそれが最大の喜悦と睡眠の感覚を意味していると信じて書いたのがスイート・カタトニアで



作は
セリーズ嬢、マークくん、



ドラムスのアレッド・リチャーズくんに代わって

英国チャート
1回目のヒットで、
1996年2月3日61位初登場、次週2月10日88位。2週。

まずは幕下付け出しで登場です。」



「初土俵おめでとうございます。花束、贈らさせていただきます。」



https://youtu.be/0dgZTYp9n58






Chance dreams that cut across the bed,
 チャンスはベッドを横切るものを夢見る

Leaving colours there instead
 代わりにそこに色を残して

See lines that draw it to an end,
 最後まで書き記す線を見て

ignore them
 そんなもん無視して

And if I say how I feel again,
 もしまたどんなふうに感じるか私が言うならば

Is it wise to do it?
 そんなことすることって賢いことかしら?



Or like hearing for the umpteenth time,
 でも何度も何度も聞くことみたいなのって

Some despise
 人は軽蔑する


Don't you fall asleep
 貴方は寝ちゃうわよね

there's lots of things
 いっぱいあるのよ

I need to say
 言わなきゃいけないことが

that just won't keep
 抱えておけないの



Sweet sweet sweet sweet
 素敵な素敵な素敵な素敵な

catatonia,
 緊張症

I should have told you
 貴方に言わなければならなかったの

(ah ah)
  あーあ



Sweet sweet sweet sweet
 素敵な素敵な素敵な素敵な

catatonia,
 緊張症

I should have told you
 貴方に言わなければならなかったの

(ah ah)
  あーあ



And with my fears in the back of my mind,
 心の裏側に恐れがあって

Will they gang up on me?
 それが群がって私に襲いかかるのかしら?

And when I least expect them
 思いもかけない時に

To they'll devour me
 私をむさぼり食うんだわ

Don't you turn aside,
 貴方は顔を背けちゃうのかしら

Your tired ears must hear me out
 耳タコだって聞かなきゃダメ

There's nowhere to hide
 隠れるとこなんかありゃしないわ



Sweet sweet sweet sweet
 素敵な素敵な素敵な素敵な

catatonia,
 緊張症

I should have told you
 貴方に言わなければならなかったの

(ah ah)
  あーあ



Sweet sweet sweet sweet
 素敵な素敵な素敵な素敵な

catatonia,
 緊張症

I should have told you
 貴方に言わなければならなかったの

(ah ah)
  あーあ



Don't you turn aside,
 貴方は顔を背けちゃうのかしら

Your tired ears must hear me out
 耳タコだって聞かなきゃダメ

There's nowhere to hide
 隠れるとこなんかありゃしないわ



Sweet sweet sweet sweet
 素敵な素敵な素敵な素敵な

catatonia,
 緊張症

I should have told you
 貴方に言わなければならなかったの

(ah ah)
  あーあ



Sweet sweet sweet sweet
 素敵な素敵な素敵な素敵な

catatonia,
 緊張症

I should have told you
 貴方に言わなければならなかったの

(ah ah)
  あーあ



Sweet sweet sweet sweet
 素敵な素敵な素敵な素敵な

catatonia,
 緊張症

I should have told you
 貴方に言わなければならなかったの

(ah ah)
  あーあ



Sweet sweet sweet sweet
 素敵な素敵な素敵な素敵な

catatonia,
 緊張症

(And with my fears in the back of my mind,
 心の裏側に恐れがあって

Will they gang up on me?)
 それが群がって私に襲いかかるのかしら?

I should have told you
 貴方に言わなければならなかったの

(ah ah)
  あーあ



Sweet sweet sweet sweet
 素敵な素敵な素敵な素敵な

catatonia,
 緊張症

(And when I least expect them to
 思いもかけない時に

They'll devour me)
 私をむさぼり食うんだわ

I should have told you
 貴方に言わなければならなかったの



(ah ah)
  あーあ




ギタア




(ah ah)
  あーあーあー



(ah ah)
  あーあーあー



(ah ah)
  あーあーあー







「あらま、えらいビートの利いたポップ・ロックだと思っていたら・・・」

「何なんだよ?」

「あらま、ぶりっ子な歌い方だと思っていたら・・・」

「何なんだよ?」

「それまでのシングルのジャケみたいなキモ可愛いのいっぱい出てくるPVだと思っていたら・・」

「何なんだよ?」

「今度のジャケはマジで強迫性妄想恐怖告白症候群みたいな狂気乱舞のアブナい女子が唄う
世にもまれなる唄ですね。」

「うむ、さすがにこれでは大ヒットは無理かも。」

「最近、とんでもない歌詞で無理かも歌が多いね。」

「それがブリットポップのただのポップでないブリットの由縁だ。」

「これからこのバンド、どうなるんだろうね。」

「どうなるんかなあ。怖楽しみ。」

(山)2017.2.3

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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資料

資料(英版)

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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.muzie.ne.jp/artist/a001909/

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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