2017年04月02日

ワイルドファイアー / マイケル・マーフィー 1975/2/21 WILDFIRE - Michael Martin Murphey



ワイルドファイアー
マイケル・マーフィー
1975/2/21


荒野のシンガー・ソング・ライター、
コズミック・カウボーイこと
本名Michael Martin Murpheyさん
1945年3月14日ダラス・テキサス生まれ、自己主張が強く負けず嫌い行動派の魚座牡羊座寄り、

父ピンク・らヴァリー・マーフィー、母ルイス。
3歳下のマークという弟おり。
6歳の時、祖父と叔父の農場で乗馬を始める。

星空の下、ポーチで爺さんの話とカウボーイ・ソングを聞いてよく眠ったものだなあ。

働く大人にまとわりついて遊び
ここでカウボーイ・ソングへの愛情を得たのだ。

また幼きマイケルくんは読書家。
マーク・トウェインとウイリアム・フォークナーをこよなく愛し
詩を書き、伯父さんのハンク・ウイリアムズ、ウディ・ガスリーらの78回転レコードを聞き
ジュニア・ハイ・スクールの頃、アマチュアとして唄い始め
17歳になるとプロとしてテキサスの農場のキャンプファイアで唄い始め
60年代初期にはダラスのクラブで演奏、
その才能と魅力でテキサスの民を魅了、バンドを結成。
そしてオーク・クリフの高校卒業後、ギリシャ語専攻の大学に進学、
のちにカリフォルニアに引っ越し、UCLAで文章創作を学び
同時に中世史と文学を専攻、
Sparrow Music companyと契約してロスの音楽シーンで評判となり
1964年にマイケル・ネスミスくんら親しい友人と三人でthe Trinity River Boysを結成。
ネスミスくんはモンキーズ入り、マーフィーくんに曲を書いてくれるように依頼、
その縁で
the Lewis & Clarke Expeditionを結成、モンキーズを出しているColgemsからアルバム発売。
1968年に曲書きに専念するためカリフォルニアのモハベ砂漠の隣の村、ライトウッドに引っ越し、
Screen Gems companyと作家契約、
ケニー・ロジャースとモンキーズに曲を提供。
しかし
安いギャラと南カリフォルニアの音楽シーンに幻滅して
1971年にテキサスに帰郷、アウトロー・カントリー・ムーブメントに加わり他のはぐれものたち
ウィリー・ネルソン師匠、ジェリー・ジェフ・ウォーカー師匠らと演奏、
1971年26歳時にダラスのクラブにてプロデューサー、ボブ・ジョンストン師によりスカウトされA&Mと契約、
師のもと録音

1972年5月25日デビュー・アルバム



GERONIMO'S CADILLAC

発売。
そこよりタイトル曲デビュー・シングル7月31日発売。


↑米盤

作は自身とチャールズ・クアトロ氏。


↑イタリア盤

不当逮捕のジェロニモを解放せよ唄で
おりしものSSWブームにも乗っていきなしヒット!

米国チャート
1972年8月5日90位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/403208612.html
以後
85-82-79-71-58-53-49-46-(10/7)37-(10/14)37-43-(10/28)52位。
最高位37位2週。


↑米盤

https://youtu.be/8cWC9A0qp1c


はいいけれどその後は

無茶苦茶地味な

Calico Silver

https://youtu.be/_5b57I33HNk

1973年2作目アルバム



Cosmic Cowboy Souvenir

より
一人テイク・イット・イージーな己テーマ曲

1973年5月発売

Cosmic Cowboy

https://youtu.be/OfT9cS2gH_M


エピックに移籍して
1973年3作目アルバム



Michael Murphey

より

Holy Roller

Fort Worth I Love You

と立て続けに内容は充実もコケまくって2年、
負けずに全精力を注入した

1975年4作目アルバム



青い空・夜の雷鳴
ブルー・スカイ・ナイト・サンダー
Blue Sky – Night Thunder


発売。
面子は

Michael Martin Murphey – vocals, guitar, harmonica, piano
John McEuen – banjo
Jerry Mills – mandolin
Sam Broussard – guitar
Richard Dean – guitar, background vocals
Jac Murphy – keyboards
Tom Scott – saxophone
Michael McKinney – bass, background vocals
Harry Wilkinson – drums
Tracy Nelson – background vocals
Jeff Hanna – background vocals
Jimmy Ibbotson – background vocals

プロデュースはボブ・ジョンストン師。
それより1回目カット2月21日発売の


↑ドイツ盤

ワイルドファイアー
WILDFIRE



↑オランダ盤

作はMichael Murpheyくんと
同郷でケニー・ロジャース師のファースト・エディションのメンバーでスクリーン・ジェムズ時代からの相棒Larry Cansler師コンビ。

マーフィー師がUCLA時代、ケニー・ロジャース師のアルバムのため激務して
くたびれ果てて寝てしまったさい夢の中ですべて出来た唄。
翌朝目覚めて数時間で書き上げる。
その起源は
子供の頃の爺さんが話してくれた幽霊馬の物語だそうです。

米国チャート
1975年3月22日圏外109位初登場、
1975年3月29日99位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/448464904.html
以後
94-84-68-47-(5/3)40-32-29-24-20-17-12-(6/21)3-3-4-4-21-(7/26)21-(8/2)53位。
最高位3位2週。19週。


↑米盤

45 Version
https://youtu.be/8raV2MZQJjk


LP Version
https://youtu.be/mye5OsyP1sA




She comes down yellow mountain
 娘はイエローマウンテンから下ってやって来る

On a dark flat land she rides
 暗い平野を乗ってくる

On a pony she named Wildfire
 ポニーにまたがって
 彼女がワイルドファイアーと名付けた仔 

when the whirlwind by her side
 つむじ風を巻き起こして

On a cold Nebraska night
 冷たく寒いネブラスカの夜に


Oh, they say she died one winter
 ああ、娘は冬のある日に死んだと聞いた

When there came a killing frost
 凍てつく霜が降りた時

And the pony she named Wildfire
 彼女がワイルドファイアーと名付けたポニーが

Busted down his stall
 馬屋を蹴破った

In a blizzard she was lost
 猛吹雪の中、娘は迷ってしまった


She ran calling Wildfire
 彼女は走った、ワイルドファイアーを呼びながら

She ran calling Wildfire
 彼女は走った、ワイルドファイアーを呼びながら

She ran calling Wildfire
 彼女は走った、ワイルドファイアーを呼びながら


By the dark of the moon I planted
 新月の夜、僕は埋葬した

But there came an early snow
 だが早くも雪の季節がやって来た

There's been a hoot owl howlin' by my window now
 今、僕の窓のそばでフクロウが鳴いている

For six nights in a row
 六日の晩、続けて

She's coming for me I know
 娘が僕のために迎えに来てくれているんだ
 わかってる

And on Wildfire we're both gonna go
 ワイルドファイアーにまたがって僕らは二人で行くんだ


We'll be riding Wildfire
 僕らはワイルドファイアーにまたがって駆ける

We'll be riding Wildfire
 僕らはワイルドファイアーにまたがって駆ける

We'll be riding Wildfire
 僕らはワイルドファイアーにまたがって駆ける


On Wildfire we're going to ride
 ワイルドファイアーにまたがって僕らは駆けるんだ

We're gonna leave sod bustin' behind
 農場に別れを告げて

Get these hard times right on out of our minds
 こんなつらい日々のことなど心から追い払って

Riding Wildfire
 ワイルドファイアーで駆ける




↑米盤

ロシアの19世紀クラシック作曲家アレクサンドル・スクリャービン師の作品
(どれかはわからん)
をもとにした
尊厳なるピアノ入りイントロのアルバム版の良さはそりゃもう素晴らしく、

シングル版ではそれを思い切ってカット、
いきなしキモです

プロディジーのヘイヘイヘイ、かきーんと同じくそれ一発でヒット貢献度70%はある

ぴろぴろりん、ぴろぴろりん

の印象的ってもんじゃないほど強烈なフレーズで客を鷲掴み、
馬が死んだのか?娘が死んだのか?一回ではわからん歌詞で聞きこませる作戦お見事、

ワイルドファイアーにまたがって駆け上がって素晴らしい末脚の最高位3位です。

われら日本耳で聞くとやたら

死ね死ね

聞こえて気になる向きもおるでしょう

And the pony she named Wildfire

she named

死ぬは死ぬもしーねーむど。

どうしてもやなら
日本語で歌う時は

♪自然公園ワイルドファイアー♪

と唄うがよかろうて。


その後、
私はそのまんま

ワイルドファイアー

とゆう馬に出会い、
いいこともあり悪いことも有りもむやみと応援するほど
この唄が好き。

(山)2017.4.2

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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資料(英版)

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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.muzie.ne.jp/artist/a001909/

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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