2017年04月14日

スパイダー・ジャイヴィング / アンディ・フェアウェザー・ロウ 1974/12 SPIDER JIVING - Andy Fairweather-Low


↑ドイツ盤

スパイダー・ジャイヴィング
アンディ・フェアウェザー・ロウ
1974/12


♪ぎゃああああああああああああ♪

「びっくりしたあ。何を叫んでおる。」



「にゃあああああ」

「蜘蛛だ蜘蛛だ蜘蛛だ
だって。」



「きゅううううん」

「蜘蛛が出たあ
だって。」



「みょん」

「手が8本
だって。」

「わんわん」

「喰われちゃう
だって。」

「喰われやしないよ。なんだこんな蜘蛛。」

「にゃ」

「ぶっ潰しやがった
だって。」

「きゅ」

「タタリがあるぞ
だって。」

「わんわん」

「蜘蛛女のキスされるぞ
だって。」

「おどかすなよ。そんなことがあるはずは・・・ぎゃあああああ顔が蜘蛛になっちまったああああ」


「きゅわわわああああん」

「おいちゃん・・・ガキどもをおどかすなよやたらに。」

「すまんすまん。普段からかわれてばっかだからつい仕返しを。

仕返しついでに



長らくお待たせいたしました。毎度おなじみ蜘蛛のレコ屋でござーい。
今日持ってまいりました蜘蛛のお宝はああああ

スパイダー・ジャイヴィング
SPIDER JIVING
アンディ・フェアウェザー・ロウ
Andy Fairweather-Low


ほら飛んできたぞ。」


「きゅわわわああああん」

「だからやめとけって。」



「ご説明しましょう。」

「女郎蜘蛛か鬼蜘蛛か?」

「Andrew "Andy" Fairweather Low、
1946年8月2日英ウェールズはアストラド・マナハ生まれ、正義・情熱・棟梁の獅子座。
気鋭のブルー・アイド・ソウル・バンド、B面でもエーメン・コーナーの頭として1967年から出すシングル出すシングルことごとくヒットさせたお方です。
1970年に解散後、新バンド、フェア・ウェザーを結成、一発ヒット飛ばした後このたび満を持してソロになりまして

1974年1作目アルバム



スパイダー・ジャイヴィング
Spider Jiving




発表。
メンツは

Written-By, Guitar, Vocals – A. Fairweather Low
Guitar – Henry McCullough
Organ – Mick Weaver
Piano – Mark Naftalin
Banjo – Bobby Thompson
Bass – Chrissy Stewart, John Kahn
Drums – Denny Seiwell
Steel Guitar – Weldon Myrick
Tambourine – Kenneth Butterey
Harmonica – Charlie McCoy
Fiddle – Buddy Speicher, Vassar Clements
Horns – The Memphis Horns
Backing Vocals – Diane Davidson, Ginger Holiday, Lea Jane Berinati, Mary Holiday
Cover Design – John Kosh

Producer, Engineer – Elliot Mazer

これに至るの詳しくはこちらで。」

「どちらだそれは?」

こちら
それで
1回目カット8月13日発売が


↑ドイツ盤

レゲエ・チューン
REGGAE TUNE


皆さん忘れてなかった


1回目のヒットで、
1974年9月21日44位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/442085738.html?1492117804
以後
(9/28)32-18-13-(10/19)10-13-20-(11/9)38位。
最高位10位。通算8週。

早速もってありがとうございます。」



「早速のご愛顧に花束贈ります。」


↑英盤

http://rocksblog.seesaa.net/article/5214969.html
https://youtu.be/GsIc_Z99gB8






I'm so glad that everything i've done
 光栄だと思うよ俺がしてきたことは全部

Has taught me how to be prepared when trouble comes
 厄介事に出くわした時、心の準備を教えてくれる


That nothing can ever be that bad
 何でもないように思えることが最悪になることだってある

That it can make you miss something you never had
 それで逃すことだってあるさ
 経験したことが無かったってことで



And i've learnt a lot from the battles that i have fought
 俺は戦ってきたイクサから多くのことを学んだ

And now my feelings depend on my thoughts
 今じゃ考えた末で気持ちが決まる


And although my past meant something to someone
 俺の過去は誰かに意味があることだとは思うが

It was all over for me befor it had begun
 俺にとってはもう片付いたことさ
 始まる前にな



Singing oh shana oh shana eh.....
 鼻歌だね、うーしゃら、うーしゃら、えいっと

oh shana oh shana eh.....
 うーしゃら、うーしゃら、えいっと

oh shana oh shana eh.....
 うーしゃら、うーしゃら、えいっと

oh shana oh shana eh.....
 うーしゃら、うーしゃら、えいっと



There was a time when i wanted so much more
 もっと欲しくてしょうがねえ時もあった

But i only ended on a stairway to the floor
 だが2階へ上がる階段の途中で終わるだけ


Never no more will i be found
 けしてそれ以上見つけることは無いんだ

Sitting in a corner in a world that's round.
 丸い地球の隅っこに座り込んでな



Singing oh shana oh shana eh.....
 鼻歌だね、うーしゃら、うーしゃら、えいっと

oh shana oh shana eh.....
 うーしゃら、うーしゃら、えいっと

oh shana oh shana eh.....
 うーしゃら、うーしゃら、えいっと

oh shana oh shana eh.....
 うーしゃら、うーしゃら、えいっと

ギタア・・・




↑英盤

「なんですかこれは?ドリフのあきらめ節?」

「そんなのあるか。無茶苦茶妙な唄で悪いな。
これは後に手下となるサダメのエリック・クラプトン神に対抗してのレゲエで
ってことは無い
当時勃興の歌謡レゲエをいただいて己のものに完全にいたしたすげえもんでの
後半になるにしたがって英トラッドにどんどん向かうとこがエキサイティーンっ!」

「エキサイティーンっ!なんだ。」

「そうエキサイティーンっ!。」

「それで蜘蛛はどこに行ったの?」

「そうじゃ蜘蛛はどこに行ったんじゃ。」

「ここで出ます。
母国での最初のヒットはあきらめ節だったわけですが
ここで出ましたビックリ節、
瓢箪から駒でアメリカでヒットが出ちゃいます。
同アルバムから1974年12月発売の英国じゃ発売せなかったシングル


↑米盤

スパイダー・ジャイヴィング
SPIDER JIVING


が何がどうしたか

米国チャート
1975年3月1日圏外108位初登場、
3月8日107位。
1975年4月12日TOP100内92位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/448910815.html
以後
(4/19)87-(4/26)87位。
最高位87位。3週。」



「瓢箪から駒に花束贈ります。」


↑米盤

http://rocksblog.seesaa.net/article/5214969.html
https://youtu.be/irZr6YuUoeU






There's a dead man's hand
 死者の手札があるぜ

Floating in the sky
 空に浮かんでやがらぁ

Big nose people passing by
 ひでぇ手ばっか来やがって

Crusing around on a mountain of air
 借金の山を積み上げちまったわ

Crusing around cause
 積み上げちまったよ

Till they can land somewhere
 どっかに収まるまではな



Won't someone take away these blues
 誰かこのブルースを振り払ってくれねえかなあ

It's a shame but when I lose, I lose
 負けるは無念、まったく無念

I can't survive too much spider jive
 こんな糞みたいな手ばっかじゃやってらんねえよ

I'm just about hanging on
 まったく待って待つばかり


Oh, Lord, don't make a poor boy run
 嗚呼もう逃げ出す羽目なんかゴメンだね

It ain't easy living under a gun
 銃を突きつけられながら暮らすなんて無理だって

Insanity's keeping me company
 狂気の世界が俺のお友達だってか

Insanity's on the loose
 狂った奴は逃走中

Yes, insanity's on the loose
 はいな、キチガイさんがトンズラ中



There's an angel of madness
 オツムのおかしい天使がおるよ

And she's bringing me down
 アイツが俺を凹ましてやがんだ

She won't rest until
 アイツは休み知らず

I'm in the ground
 俺は地べたに張り付いてる

I'll keep searching everywhere I go
 どこに行こうが俺は探し続けてる

Find the answers that no one knows
 誰も知らねえ答えを見つけにな



Won't someone take away these blues
 誰かこのブルースを振り払ってくれねえかなあ

It's a shame but when I lose, I lose
 負けるは無念、まったく無念

I can't survive too much spider jive
 こんな糞みたいな手ばっかじゃやってらんねえよ

I'm just about hanging on
 まったく待って待つばかり


Oh, Lord, don't make a poor boy run
 嗚呼もう逃げ出す羽目なんかゴメンだね

It ain't easy living under a gun
 銃を突きつけられながら暮らすなんて無理だって

Insanity's keeping me company
 狂気の世界が俺のお友達だってか

Insanity's on the loose
 狂った奴は逃走中

Yes, insanity's on the loose
 はいな、キチガイさんがトンズラ中


ハモニカぷう



You can't paint pictures
 アンタは絵を描くことは出来ない

On a scarecrow's hat
 カカシの帽子の上じゃな

Cause everybody's nobody
 だって人は人、それぞれだろが

And that's a fact
 それが現実ってもん

Rich man, poor man, no one is safe.
 金持ち、貧乏人、誰だって大丈夫ってわけじゃない

You can try all you want, but you can't escape
 何だってやりたきゃやれるが結果は逃れぬ運命よ



Won't someone take away these blues
 誰かこのブルースを振り払ってくれねえかなあ

It's a shame but when I lose, I lose
 負けるは無念、まったく無念

I can't survive too much spider jive
 こんな糞みたいな手ばっかじゃやってらんねえよ

I'm just about hanging on
 まったく待って待つばかり


Oh, Lord, don't make a poor boy run
 嗚呼もう逃げ出す羽目なんかゴメンだね

It ain't easy living under a gun
 銃を突きつけられながら暮らすなんて無理だって



Insanity's keeping me company
 狂気の世界が俺のお友達だってか



Insanity's on the loose
 狂った奴は逃走中



Yes, insanity's on the loose
 はいな、キチガイさんがトンズラ中






↑米盤

「なにこれ?なんの唄。」

「冒頭

dead man's hand

てのは

死者の手
〜ポーカーの手の一つ。一組のエースと一組の8がある手。
語源:
1876年アメリカで連邦保安官Wild Bill Hickok(1837-1876)がポーカーをしている最中
後ろから撃たれて死んだ時に彼が手に持っていたカードの組み合わせから、
こう呼ばれるようになったという言い伝えがある。」

「あと一枚エースか8が来れば何とかって最高の手だな。」

「その寸前で撃たれたってことです。」

「つまり賭けトランプの唄ってことだね。
ツイてなくてツイてなくてオケラ街道、
借金踏み倒してトンヅラ節だってわけ?」

「多分・・・」

「多分て。」

「お前さんが思ってる以上にむつかしい英語でよ、
今週もおいちゃん、訳すのに悶絶してしまいましたとさちゃんちゃん。」

(山)2017.4.14

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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資料

資料(英版)

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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.muzie.ne.jp/artist/a001909/

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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