2017年04月29日

アイム・オン・ファイアー / ドワイト・トゥイリー・バンド 1975/2 I'M ON FIRE - The Dwight Twilley Band



アイム・オン・ファイアー
ドワイト・トゥイリー・バンド
1975/2


あんらま新人が世に出にくいことといったらとんでもない級の1975年アメリカ歌謡界に新星登場。
しかも珍しやロック・バンド。
しかもあのレオン・ラッセル博士が興したシェルター・レーベルから。
しかもどオクラホマ州タルサから。
しかもハード・ロックでも無くカントリーでも無く変態パワー・ポップ・バンド。
早すぎたカーズでございます。
その張本人は
ドワイト・トゥイリー
何とも妙ちきりんな名前。
1951年6月6日タルサ生まれ
適応能力に優れ、機転がきく人。新しいもの好きで知識欲も旺盛な人
相手に合わせるのが得意で、会話上手で、いっしょにいると楽しいタイプ。
二面性が強くなる人。軽率な言動が多く、気が変わりやすいこともあり、
自分自身が気づかないところで他人をがっかりさせたり、傷つけたりしていることもある
我思う
底の浅い気まぐれ人間
社交的・神経質な双子座。

相方はドラマーの
フィル・シーモアくん、
1952年5月15日オクラホマ州オクラホマシティ生まれ、
こまめにやってみようとはするが冒険はしない意欲の牡牛座双子座寄り。

二人は
1967年タルサでビートルズのハード・デイズ・ナイトを上演してた映画館で出会い、
すぐさま意気投合、曲を一緒に書き始め録音し始めたとさ。
そんでオイスターの名前でその後活動、
ドワイト君はすべての曲を書き、ギターとピアノを演奏、
フィル君はドラムとベースを演奏、
それにリード・ギターとしてビル・ピットコックIV世君が加わる。
ドワイト君はエジソン・ハイスクール卒業後、ノースイースタン・オクラホマA&Mカレッジに1971年から73年に通い
二人はタルサを離れることを決意、メンフィスにチャンスを求めて録音スタジオを訪ねて
最初に行ったのは伝説のサン・スタジオ
フィリップスとかゆう野郎と出会って
それはあの伝説のサム・フィリップス師のご子息ジェリー・フィリップス師、
デモ・カセットを聞いた師はサンに所属してたレイ・ハリス師が興したミシシッピのティピロに紹介、
レイ師は二人にロカビリーとは何であるか教授、サウンドにキレを与えおった。
そしてレコード会社を見つけるためにLAに赴き1974年にシェルターと契約、
レオン師の共同経営者デニー・コーデル師にオイスターってバンド名じゃいかにもダっサいから
ドワイト・トゥイリー・バンドに変えるよう指示、
フィルくんの名前が影に隠れてしまい
それで後年問題の種となるも
まずはデビュー・シングル


↑米盤

アイム・オン・ファイアー
I'M ON FIRE



↑米盤

1975年2月発売。
日本盤のバンド名義は何とも読みにくい



ドゥワイト・ツゥィリー・バンド


↑フランス盤


作はツゥィリーくん、


↑スペイン盤

メンツは

Guitar, Vocals – Dwight
Drums, Bass, Vocals – Phil
Lead Guitar – Bill Pitcock IV

Producer – Oister

つまり自分らで制作。
妙なメガネジャケは3分写真の低品質モノ。
これがロクな宣伝もされなかったのにもかかわらずウケまして


↑ドイツ盤

米国チャート
1975年4月19日圏外110位初登場、
1975年4月26日TOP100内99位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/449315096.html
以後
90-79-69-59-56-46-42-(6/21)36-29-23-19-18-18-(8/2)16-(8/9)16-53-(8/23)95位。
最高位16位。18週。




↑スカンジナビア盤

シングル版
https://youtu.be/1QxH__FXPZY





↑米盤

https://youtu.be/AS_cgag9eQg




Got your lady on the line
 速攻で奥さんをゲットしたんだってな

Got your name on the cover
 表紙でお前の名前をゲットしたんだってな

Though your friends are ninety-nine
 だがお前のダチはえらくぎょうさんおるで

Honey you ain't got no lover
 ハニー、お前は恋人など持てない

And you ain't, you ain't, you ain't got no lover
 お前は、お前は、お前は恋人など持てないんだ

And you ain't, you ain't, you ain't got no other
 お前は、お前は、お前は他には持てないんだ


I remember the feelin' that I could be free
 俺はあの気持を覚えてる
 自由でいれた自由で自由で自由で

Now I know it could never ever be me
 今じゃわかってる
 それはけして俺じゃ無かったんだ
 俺じゃ俺じゃあ

'Cause I'm on fire
 何故なら俺は万事順調

Got myself on fire
 うまくいってるのだ

あっう!


Got your joker on the table
 テープルでお前のジョーカーを引いた

You've been told from time to time
 お前は時々言われたのだ

I'll be willin', I'll be able
 俺はイケイケ、俺は有能

You could read between the lines
 お前は空気読めるはず

But you ain't, you ain't, you ain't got no lover, lover, lover
 だがお前は、お前は、お前は恋人など持てないんだ
 恋人など、恋人など

And you ain't, you ain't, you ain't got no other
 お前は、お前は、お前は他には持てないんだ


I remember the feelin' that I could be free
 俺はあの気持を覚えてる
 自由でいれた自由で自由で自由で

Now I know it could never ever be me
 今じゃわかってる
 それはけして俺じゃ無かったんだ
 俺じゃ俺じゃあ

'Cause I'm on fire
 何故なら俺は万事順調

I'm-a I'm on fire
 俺はな、俺は何もかもうまくいってるんだよ

But you ain't, you ain't, you ain't got no lover, lover, lover, lover
 だがお前は、お前は、お前は恋人など持てないんだ
 恋人など、恋人など、恋人など

And you ain't, you ain't, you ain't got no other, other, other, other
 お前は、お前は、お前は他には持てないんだ
 他には、他には、他には

And you ain't, you ain't, you ain't got no lover, lover, lover
お前は、お前は、お前は恋人など持てないんだ
 恋人など、恋人など

I'm on fire
 俺は何もかもうまくいってるんだよ

I'm on fire
 俺は万事順調

(and you ain't, you ain't, you ain't got no lover, lover, lover)
 だがお前は、お前は、お前は恋人など持てないんだ
 恋人など、恋人など、恋人など

I'm on fire
 俺は何もかもうまくいってるんだよ

(lover, lover, lover, lover)
 恋人など、恋人など、恋人など、恋人など

I'm on fire
 俺は万事順調なのだ

(lover, lover, lover)
 恋人など、恋人など、恋人など、恋人など・・・



シングル版はリバーブとキッチュなヴォーカル加味版。
イカれたロックン・ポップで
後ろを聞くとまるで場違いなイントロに
2曲違う曲を無理やりくっつけてそれが合ってるとゆう
70's後半に流行ることになる手法をいち早く導入の快作怪作、
それ以上にイカれておるのは歌詞、

これじゃまるで判じ物

何唄ってるんだこいつら?
って
バカバカしいほどわけわかんねーのがかえってギャグなウケ方をしての大ヒットだと思われます

ま、サビはフラレ野郎もしくはフラレ女が捨てゼリフで鼻歌できるし

それっくらいのとんでもねーのでなけりゃこの頃まったく無名新人がプロモートも無しでヒットなどしねえす。

B面は




↑米盤

ホワット・ハプンド
Did You See What Happened?


https://youtu.be/H9uINieIiUo


すんげーくだらねー人を喰ったB面スペシャルなロックン・ロールさ。


↑ドイツ盤裏

(山)2017.4.29

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
00000-1.jpg



00000-2.jpg

ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

資料(英版)

−−−−−−−−−−−−−−−

僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.muzie.ne.jp/artist/a001909/

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

−−−−−−−−−−−−−−−−−



.
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

▲ページの先頭へ