2017年08月10日

トラッシュ / スウェード 1996/7/29 TRASH - Suede



トラッシュ
スウェード
19996/7/29


とかくバンドは揉めるもの。
優秀で各々に才能が有れば有るほど各々が我が強く
俺のやれ俺のやれととなりますから続けるだけでも難儀なもんでございます。
でましてやこのキッツい個性のスウェードみたいなんになればなおさら
小さなことが積もりに積もって作曲を一手に担っていたギタリスト
バーナード・バトラーくんがやめちゃってそれはもう一大事、
急遽メン募して才能ある若手当時若干17歳のリチャード・オークス君を採用して
幸運なことに続けて活動も
肝心な花形歌手ブレット・アンダーソン君のほうがまだ吹っ切れない。
ついつい恨み言も出るシングル

ニュー・ジェネレーション
NEW GENERATION


1995年1月30日発売でさすがに無理は無理だよあかんてって
ブリット・ポップの全盛期目前だけど
世間じゃもう終わったって言われてるけど
いったん間を置いての
1996年1月、さらに新メンバー加えます
ドラムのギルバート君のいとこで鍵盤弾きでギター弾きの
ニール・コドリングくん、
1973年12月5日ウォリックシャーはティディントン生まれ
自由・楽観・陽気の射手座。
ファンクラブのライブで初お目見え、
バトラー君の曲を避けたものでメディアの評判と言えば

No Need
いらんわ

言われてからに
男ブレット・アンダーソン君、意地でも第一線に返り咲いてやるわ
とニュー・アルバム制作に着手、
セッション録音は1995年12月から1996年6月まで。

方針!

前アルバム「Dog Man Star」の真逆!!

ブレット君いわく

「思うに次のはかなりシンプルになると思う。
じっさい、直球なポップ・アルバムの為に、10曲ヒットを書こうと思ってるんだ。」

くたびれ果てて飽き飽きしてたツアーを休んで新パートナーとの曲作りに夢中、専念、
手応えを十分感じつつTレックス、1972年アルバム「スライダー」のようにを旗印に突き進み
ミキシングのデイヴィッド・バスコム師の手腕貢献大で
いざ
その成果を天下に知らしめる
先行第一弾シングル1996年7月26日発売だ



トラッシュ
TRASH




改めまして陣容は

Brett Anderson – Vocals, Artwork
Richard Oakes – Guitar
Mat Osman – Bass guitar
Simon Gilbert – Drums
Neil Codling – Keyboards

Ed Buller – Producer, engineer, Mixing
David Bascombe – Mixing



作はブレット=オークス。
その魂心の出来栄えたるやオアシス、ブラーのシングル連の間隙を突いて
一挙逆転のパワー十二分、



英国チャート
9回目のヒットで、
これまでで最高位獲得の
1996年8月10日3位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/452544587.html
以後
13-22-(8/31)36-49-(9/14)67--
(10/19)84-82-78-(11/9)98位。
最高位3位。通算10週。

デンマーク、フィンランド1位。
アイルランド19位。
ノルウェー12位。
スウェーデン5位。



メディア手のひら返しで絶賛、
世間熱狂で迎えたる



Official Promo
https://youtu.be/GjwWnxTe1xI


US Video
https://youtu.be/uExw6ytdMyE

https://youtu.be/aEJkJBqNwAo




Maybe, maybe it's the clothes we wear
 もしかしてもしかしてそれって僕らが着てる服のこと?

The tasteless bracelets and the dye in our hair
 センス悪ブレスレットや染めてる髪のこと?

Maybe it's our kookiness
 多分、それって僕らの変人たるゆえんだよなあ


Or maybe, maybe it's our nowhere towns
 つか
 もしかしてもしかしてそれって僕らの有っても無駄な街?

Our nothing places and our cellophane sounds
 僕らの無意味な場所や僕らのセロファンみたいにぺーらぺらなサウンド?

Maybe it's our looseness
 多分、それって僕らがたるんでるからだよなあ


But we're trash, you and me
 でもさ僕らはしょせん能無しなんだから
 君と僕は

We're the litter on the breeze
 僕らは風に飛ばされてるゴミ

We're the lovers on the streets
 僕らはただの道っぱたのカップルなんだよ


Just trash, me and you
 ただの能無しなんだよ、僕と君は

It's in everything we do
 やることなすことね

It's in everything we do...
 やることなすことねぇええええええ


Maybe, maybe it's the things we say
 もしかしてもしかしてそれって僕らの言ってること?

The words we've heard and the music we play
 僕らが聞いてる歌詞や僕らがやってる曲?

Maybe it's our cheapness
 たぶんそれって僕らが安っぽいからだよなあ


Or maybe, maybe it's the times we've had
 つか
 しかしてもしかしてそれって僕らが生きてきた時代のこと?

The lazy days and the crazes and the fads
 ダラけた日々と流行と馬鹿騒ぎ?

Maybe it's our sweetness
 たぶんそれって僕らが甘ちゃんだからだよなあ


But we're trash, you and me
 でもさ僕らはしょせん能無しなんだから
 君と僕は

We're the litter on the breeze
 僕らは風に飛ばされてるゴミ

We're the lovers on the streets
 僕らはただの道っぱたのカップルなんだよ


Just trash, me and you
 ただの能無しなんだよ、僕と君は

It's in everything we do
 やることなすことね

It's in everything we do...
 やることなすことねぇええええええ

ぎょい〜〜〜〜ん


We're trash, you and me
 僕らはしょせん能無しなんだよ
 君と僕は

We're the lovers on the streets
 僕らはただの道っぱたのカップル

We're the litter on the breeze
 僕らは風に飛ばされてるゴミなんだよ


Just trash, me and you
 ただの能無しなんだよ、僕と君は

It's in everything we do
 やることなすことね

It's in everything we do...
 やることなすことねぇええええええ


We're trash, you and me
 僕らはしょせん能無しなんだよ
 君と僕は

We're the lovers on the streets
 僕らはただの道っぱたのカップル

We're the litter on the breeze
 僕らは風に飛ばされてるゴミなんだよ


Just trash, me and you
 ただの能無しなんだよ、僕と君は

It's in everything we do
 やることなすことね

It's in everything we do...
 やることなすことねぇええええええ


We're trash, you and me
 僕らはしょせん能無しなんだよ
 君と僕は

We're the lovers on the streets
 僕らはただの道っぱたのカップル・・・



憑き物取れたねえ

一皮むけたねえ

バトラー時代の突っ張って無理にでも捻くれてやろうから離脱、
己の無能を自覚出来たからこそ可能なるこの爽快さは無敵だ。

そして
同時収録トラッシュ支える潜在意識曲群は

ブレット=オークス・コンビ作
陰鬱はどうだ
ヨーロッパは俺らの縄張り、
股にかけて俺と一緒に暴れまわったろうの



Europe Is Our Playground
ヨーロッパ・イズ・アワ・プレイグラウンド


https://youtu.be/LGW7JghZ3A8




ブレット=ベースのマットくんとコンビ作

雨の日と月曜日の憂鬱な月曜日でさえ
好きなことをなんでもやったるわ


エヴリ・マンデイ・モーニング・カムズ
Every Monday Morning Comes


https://youtu.be/AyeindB8B0Q

ブレット=オークス・コンビ作
こんなに落ち込んで一人ぼっちで誰もいなくたって
俺はやる、俺は唄う、光は灯されてる


ハヴ・ユー・エヴァー・ビーン・ディス・ロウ
Have You Ever Been This Low


https://youtu.be/tXVs-oyQXfA


最後は

ブレットくん単独作

アナザー・ノー・ワン
Another No One

https://youtu.be/hBmRbWwdSA4

静かに苦悩を受け入れ終わりを受け入れ
それはもうしかたがないこと


サブで地味は当然として
そんでも活気あふれた強き意志を発露、
これより
甦れし
一寸の虫にも五分の魂劇場

開幕です。

(山)2017.8.10
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ろっくす特製でかい画像ページ也。

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ろっくすブリット・ポップのページ。

スウェードのページ。

資料

資料(英版)

English Version

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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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