
マウス
メリル・ベインブリッジ
1994/10/24
モリセット現象とでも申しましょうか。
自由闊達で奔放に逞しく作り唄う女史が支持されまくる90年代中盤。
もち
アラニス・モリセット嬢しかり
鼻ピ姐さん、ジョーン・オズボーン嬢しかり
苦労娘、ジュエル嬢しかり
こうなるともっとそうゆうオナゴおらんかと世間様は期待し
業界も血眼になって探しまくりの前に既に
おったで
はるか豪州に。
メリル・ベインブリッジさん
Merril Bainbridge
1968年6月2日豪州はメルボルン生まれ、社交的・神経質な双子座。
9歳で人前で唄を披露。
姉妹が入りたがったカーニバルの、賞品が無料入場券のコンテストにて。
見事3位入賞、無料券ゲット。
その後、豪州の色んなバンドでプレイしバック・ヴォーカルのお仕事し
SiewことGeorge Siew Ooi師のもとソロ・キャリア始める。
二人の相性はバッチリで日銭仕事をしながら歌手として作曲家として研鑽を積み
1991年23歳でテクノ・カラーつうバンドに二人でUnchained Melodyつ曲を提供、
1994年26歳で新興ゴッサム・レコードと契約、
1作目アルバム

ザ・ガーデン
The Garden

1995年7月31日発売。
メンツは
Merril Bainbridge − vocals, background vocals, vocal arrangement
Owen Bolwell − electric guitar, keyboards, programming, producer, engineer
Angus Burchall − percussion, drums
Jason Catherine − vocal percussion (track 4"Mouth")
Gary Costello − double bass (track 3)
Mark Domoney − acoustic guitar
Tony Espie − mixing (tracks 1, 2, 5, 7, 9 and 11)
Chong Lim − piano (tracks 6 and 12)
Michael Losin − violin (tracks 8 and 11)
Roger McLachlan − bass
Sam Melamed − electric guitar, keyboards, programming, producer, engineer, mixing
Steve O'Hara − strings (tracks 1 and 5)
Siew − keyboards, programming, producer.
Mark Wallace − accordion (track 1)
Chris Wilson − harmonica, vocals (track 2)
それより1回目カット1994年10月24日発売が
そもそも会社に興味を持たれデビューのきっかけとなった

マウス
MOUTH

作は自身、プロデュースはSiew師。
豪州での発売当初は注目も集めず、ラジオでもかからず
そのうち他の曲の年末ラッシュ発売に埋もれて大コケ。
1995年になって新装発売されて

今度はもっとプロモートされ火が点き

豪州16位で60位初登場、9週かかって1位になり6週連続首位ゲット、
豪州で最も長期にわたって1位になった女性歌手の栄誉ゲット、
合計20週エントリー。

「シングル・オブ・ザ・イヤー」、
「ベスト・ウィメンズ・アーティスト」
「ベスト・ニュー・タレント」
「ブレイクスルー・アーティスト - シングル」
「ベスト・ポップ・リリース」の5つのARIA賞にノミネート。
返す刀で
1996年8月20日米国発売、
さすれば
こうなれば来るのも当然だろが

米国チャート
1996年9月7日67位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/453259603.html
以後
59-47-(9/28)26-20-25-0-15-10-7-7-6-(11/23)4-4-
6-5-6-6-7-8-7-7-10-14-16-18-20-31-(1997/3/15)40-48-(3/29)50位。
最高位4位。30週。
年間売上37位。
1996年年間チャート53位。
1997年年間チャート42位。

英
唯一のヒットで、
1996年12月7日51位初登場、次週78位。2週。
日本、香港、フィリピンでもTOP5に入ったそうな。

https://youtu.be/8YIIM1EVDqg
♪
I feel like I've been blown apart
なんかアタシ、打ちのめされちゃったみたい
There are pieces here
ここにピースがあるわ
I don't know where they go
わかんない
それってどこに行っちゃうのかしら
I don't know where they go
わかんない
それってどこに行っちゃうのかしら
Kiss me on my salty lips
アタシのムカついてる唇にキスしてよ
I bet you feel a little crazy
そうねちょっとイカれた気分になるわ
But for me
別にかまわないけど
We'll be famous on TV
アタシたち、TVで有名になれるかもね
Would it be my fault
アタシのせいなの?
If I could turn you on?
アタシがアンタを感じさせたら
Would I be so bad
アタシがそんなにいけないってーの?
If I could turn you on?
アタシがアンタを感じさせたら
When I kiss your mouth
アンタの口にキスしたら
I want to taste it
アタシは味わってみたい
Turn you upside down
ぐちゃぐちゃにして
Don't want to waste it
最後の一絞りまで
I jump on you
アタシ、アンタに飛びのる
You jump on me
アンタ、アタシに飛びのる
You push me out
アンタ、アタシをはねのける
And even though you know
アンタにはわかってるけどね
I love you
アタシがアンタにぞっこんだって
I'd be inclined to slap you in the mouth
アタシは口でアンタを拒絶したくなる
When I kiss your salty lips
アンタのムカついてる唇にキスしたら
You will feel a little crazy
アンタはちょっとイカれた気分になるわ
But for me
別にかまわないけど
I'll be famous on TV
アタシ、TVで有名になるかもね
Would it be my fault
アタシのせいなの?
If I could turn you on?
アタシがアンタを感じさせたら
Would I be so bad
アタシがそんなにいけないってーの?
If I could turn you on?
アタシがアンタを感じさせたら
When I kiss your mouth
アンタの口にキスしたら
I want to taste it
アタシは味わってみたい
Turn you upside down
ぐちゃぐちゃにして
Don't want to waste it
最後の一絞りまで
間奏
Would it be my fault
アタシのせいなの?
If I could turn you on?
アタシがアンタを感じさせたら
Would I be so bad
アタシがそんなにいけないってーの?
If I could turn you on?
アタシがアンタを感じさせたら
When I kiss your mouth
アンタの口にキスしたら
I want to taste it
アタシは味わってみたい
Turn you upside down
ぐちゃぐちゃにして
Don't want to waste it
最後の一絞りまで
Now, will it be my fault
ねえ、アタシのせいなの?
If I take your love and throw it wide?
もしアタシがアンタの心を奪ってぶちまけたら
You might restrain me
アンタはアタシを縛るかもしれない
But could you really blame me?
けどマジでアタシのこと、責められるの?
And you will feel you're blown apart
で、アンタは打ちのめされた気分になるかもね
All the pieces there will fit
全部のピースがそこではまる
To make you whole
アンタを完成させるために
And I know where they go
わかってるわ
それがどこに行っちゃうのか
Would it be my fault
アタシのせいなの?
If I could turn you on?
アタシがアンタを感じさせたら
Would I be so bad
アタシがそんなにいけないってーの?
If I could turn you on?
アタシがアンタを感じさせたら
When I kiss your mouth
アンタの口にキスしたら
I want to taste it
アタシは味わってみたい
Turn you upside down
ぐちゃぐちゃにして
Don't want to waste it
最後の一絞りまで
When I kiss your mouth
アンタの口にキスしたら
I want to taste it
アタシは味わってみたい
Turn you upside down
ぐちゃぐちゃにして
Don't want to waste it
最後の一絞りまで
When I kiss your mouth
アンタの口にキスしたら
I want to taste it
アタシは味わってみたい
Turn you upside down
ぐちゃぐちゃにして
Don't want to waste it
最後の一絞りまで
♪
魔法入りです。
冒頭数十秒でやりやがったなと思わせる
軽快なるレゲエ・ビートで妙なるメロディで
押し付けがましくない簡素なアレンジで
芯のある歌い方で
飽きることのない奇蹟。
何より
惚れたハれたの機微を
判じ物のようにわかるようでわからないようでわかるこの歌詞の有り様は
1996年米国の長期ロングランヒットに共通する御業、
既に2年前に為しておったとは。
ほっときゃ地味ゆえに埋没するは実際そうであったように必定、
それを
これは滋味なんだから必ず当たると押したスタッフの念こそ最大のヒットだったかもしれませぬ。
(山)2017.9.3
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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資料(英版)
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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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