2017年11月22日

空っぽの椅子 / スティーヴ・ウィンウッド 1977/6 Vacant Chair - Steve Winwood



空っぽの椅子
スティーヴ・ウィンウッド
1977/6


因果は巡り長く追ったシングルチャートから離れたのも何かの縁、
それならしばしヒットと無縁の自分にとって大切な歌を介錯させていただこうと思います。

と思って
まず一番によぎったのが

孤高の人

スティーヴ・ウィンウッド師

Stephen Lawrence Winwood、
1948年5月12日バーミンガムはハンズワース生まれ

現実社会における規則・智恵を教える者、
現世肯定、常識、規則を守らせる。慣習に従う、慈悲心、親切な忠告、
常識的すぎて視野が狭い、頑固、孤立、かえって仇になる親切、
人当たりは優しく、落ち着いた性格だが、頑迷なところもあり
おっとりとマイペースに物事を進める気質の人が多く、自己のこだわりは通し
美的感覚にすぐれ、本当に上質でよいものを好む牡牛座。

遅すぎる
1977年6月発売1作目アルバム



スティーヴ・ウィンウッド
Steve Winwood


のこと。
私にとって師のアルバムでは別格の存在、
後にも先にもここだけの香りと佇まいに永久にヤラれ続けるさだめの

英国アルバムチャート
1回目のヒットで、
1977年7月9日46位初登場、
以後
15-13-(7/30)12-20-31-25-(8/27)35-(9/3)46位。
最高位12位、通算9週。

米22位。

より
どれがいいかそれだけで悩むに悩む
うーーーーーーーーーーん

空っぽの椅子
Vacant Chair


作詞はボンゾ・ドッグ・バンドのヴィヴィアン・スタンシャル師、渾身の献辞、
作曲はその想いに込めて込めて応えるウィンウッド師。

https://youtu.be/di4koDYVP3s




When a western man loses his best friend
 西の男は親しき友を失うと

many days are spent in years
 何年もの間、多くの月日を費やす

And without belief he knows his empty grief
 彼知る信念を失い彼の空虚なる哀しみは

is a name for his own fears
 彼自身の恐怖としても名付けられるのだ


Oh, the eyes are still.
 あゝ、両眼は虚ろにして動かず

Oh, but even sleeping
 あゝ、だがいまだ眠りのまま


シンセぷお〜


My dearest friend till we meet again
 我が親愛なる友よ、我らが再び会う日まで

and ever, we'll be blowing
 ずっと我らは喘ぐであろう

Maybe weep awhile for those below
 そのためにしばらくは泣くのかもしれない

until then I'll keep on going
 それまでは私はこのまま前へ進んでいこうと思ってる


But oh,
 だがあゝ・・・

the heart, the hurt
 その胸、その傷は

keeps on keepin' on,
 深く傷付き続ける

on and on
 延々と


ギタア!


Let them alone for those down there speak our sorrow
 そこにいる我らの哀しみを語る者どもの為にそをそうっとしておいてくれ

While we can't share the joke together,
 我らはジョークを共にすることが出来ぬ間

yeah, we keep on going
 いえいあ、我らはともかくそのまま前に進むのだ


My dearest friend till we meet again
 我が親愛なる友よ、我らが再び会う日まで

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

The dead are weeping for the dead
 死者は死者のために泣く

weeping for the dead
 死者のために泣くんだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ



Maybe weep awhile for those below
 そのためにしばらくは泣くのかもしれない

until then I'll keep on going
 それまでは私はこのまま前へ進んでいこうと思ってる

 いえい

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

Weep no more
 もう泣いたりはしない

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

Weep no more
 もう泣いたりはしない

Weep no more
 もう泣いたりはしない

That I ain't no more
 もう泣いたりはしない


シンセぷお〜


O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

I'll keep on going
 私はこのまま前へ進んでいく


O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ・・・



陣容は

Steve Winwood – lead and backing vocals, organ, acoustic piano, synthesizer
Junior Marvin – guitar
John Susswell – drums
Alan Spenner – bass guitar
Brother James – percussion

ギターはウェイラーズのジュニア・マーヴィン師!
ベースはココモ、新生ロキシーのアラン・スペナー師!
ドラムは同じくココモのジョン・サスウェル師!
パーカッションはツトム・ヤマシタ・バンド以来のお付き合い、同じくココモ族のブラザー・ジェイムズ師。

プロデュースは
ウィンウッド師、クリス・ブラックウェル師。

O-ku Nsu-kun No-ko
とは
アフリカ・ニジェール・コンゴ語族に属する言語であるヨルバ語で

The dead are weeping for the dead

の意味。
その意味、しんと考える。

亡くした友への追悼の歌であることは違いなく。


その意味、しんと考える。

答えはいまだ出ません。

そんなに簡単にわかってたまるものか。

(山)2017.11.22
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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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ろっくすスティーブ・ウインウッド氏のページ

資料

資料(英版)

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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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posted by 山 at 08:40| Comment(0) | 大切な歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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