2018年04月14日

すべては終わり / ボズ・スキャッグス 1976/3 It's Over - Boz Scaggs


↑オランダ・ドイツ盤

すべては終わり
ボズ・スキャッグス
1974/3


顔が高田純次で
最近、声まで似てるような気がしてきた
夜の静寂にシジマール、
ネオン街の帝王、
伊達男ボズ・スキャッグス
本名William Royce "Boz" Scaggs
1944年6月8日オハイオ州カントン生まれ、
社交的・神経質な双子座。
切れは有るけど味はない高田純次と何故か真逆の
切れは無いけど味は有るその風情で
最初にホワイト・ソウルした男が
いざ
剣ヶ峰7作目アルバム



シルク・ディグリーズ
Silk Degrees


1976年3月発売。
前作より2年の放牧を経て
キレッキレのアース・ウインド&ファイヤのプロデューサーたるジョー・ウィザート師を迎え発奮、
ぐずついてたおかげでAWB、ビー・ジーズと道開かれた時代の要請にびったしハマったぜ
突如大化け
1回目カット3月発売、


↑スペイン盤

すべては終わり
イッツ・オーヴァー
It's Over


作は自身、デヴィッド・ペイチ師

メンツは

Boz Scaggs – lead vocals, backing vocals
Fred Tackett – guitar
Louis Shelton – guitar
David Hungate – bass
Jeff Porcaro – drums
David Paich – arrangements, acoustic piano
Sid Sharp – string conductor and concertmaster
Horns – Tony Terran, Vincent DeRosa, Jim Horn, Paul Hubinon, Dick Hyde, Plas Johnson, Tom Scott, Bud Shank
Backing vocals – Maxine Green

ここでの最高の仕事を機にTOTOに至る
こんなにベースが上手いのだデヴィッド・ハンゲイト師、
腕前は既にスティーリー・ダンで鳴り響くジェフ・ポーカロ師、
右腕としてアルバム全体でも七面六臂の大活躍、
この時22歳にして既にベテラン・スタジオ・ミュージシャン&アレンジャーたるデヴィッド・ペイチ師、
そして
裏リトル・フィート人、
地味でもええプレイのギターは
フレッド・”フール・ユアセルフ”・タケット師、

モンキーズのヴァレリーであのフラメンコなソロかましたルイス・シェルトン師か
どっちかねはっきりわからんですも
祭の初っ端を飾るにふさわしい
アップ・ボズ師匠のキャリアでも屈指の名曲来ました

米国チャート
1976年4月10日86位初登場、
以後
76-65-55-45-41-(5/22)39-(5/29)38-(6/5)38-(6/12)48位。
最高位38位。10週。


↑米盤

https://youtu.be/LA7YYub-IUY




Best of friends
 一番の友は

Never part
 けして離れない

Best of fools has love forever
 一番愚か者は永遠に恋をいだき続ける

From the bottom of his heart
 心の底から


So why pretend
 だからなんでごまかさなきゃいけないんだ?

This is the end
 これで終わり

You'll have to find out for yourself
 お前は自分の為に見つけねばならない

Go on ask somebody else
 うろうろして誰かに訊きに行けばいい


Why can't you just get it through your head
 何でお前は自分のオツムで考えてわからないんだ

It's over
 終わりなんだ

It's over now
 もう終わりなんだよ

Yes you heard me clearly now I said
 そうだ、今、俺がはっきり言っただろが
 俺はな言ったんだ

It's over
 終わりさ

It's over now
 もう終わりなんだよ

I'm not really over you
 俺はもうお前には惚れちゃいない

You might say that
 お前は言うかもしれない

I can't take it
 そんなの我慢できない

I can't take it
 我慢出来ないわ

Lord I swear
 神賭けて誓う

I just can't take it no more
 俺の方こそもう我慢出来ねえんだよ



(Go away)
  どっか行ってよ

Go away
 どっか行っちまえ

(Far away)
  遠くに

So far away
 そう遠くにだ

It's too late to turn back now
 もうやり直そうとか思っても手遅れ

And it don't matter anyhow
 に、どっちみちそんなこたぁどうでもいいこと


Cos you were right
 だってお前は正しかったんだろ

I'm to blame
 俺が悪かったんだよ

Can't go on the same old way
 腐れ縁なんかじゃ続けられねえんだ

Can't keep up the same old game
 飽き飽きしたお遊びはやってられねえんだよ


Why can't you just get it through your head
 何でお前は自分のオツムで考えてわからないんだ

It's over
 終わりなんだ

It's over now
 もう終わりなんだよ

Yes you heard me clearly now I said
 そうだ、今、俺がはっきり言っただろが
 俺はな言ったんだ

It's over
 終わりさ

It's over now
 もう終わりなんだよ

I'm not really over you
 俺はもうお前には惚れちゃいない

You might say that
 お前はこんなふうに言うかもしれない

I can't take it
 そんなの我慢できない

I can't take it
 我慢出来ないわ

Lord I swear
 神賭けて誓う

I just can't take it no more
 俺の方こそもう我慢出来ねえんだよ


(Why can't you just get it through your head
  何でアンタは自分のオツムで考えてわからないの

It's over
 終わりよ

it's over now)
 もう終わりなの

Yes you heard me clearly now I said
 そうだ、今、俺がはっきり言っただろが
 俺はな言ったんだ

It's o, o, o, o
 もうお、お、お、お

Why can't you just get it through your head
 何でお前は自分のオツムで考えてわからないんだ

It's o-o-over
 もうおおう終わりだ

Yes you heard me clearly now
 そうだ、今、俺がはっきり言っただろが

Clearly now
 はっきりとな

So clearly now
 そうだ
 はっきりとな

Why can't you just get it through your head
 何でお前は自分のオツムで考えてわからないんだ

It's o-o-over
 もうおおう終わりなんだよ・・・



これまでのかったるいボズさんとはもうお別れを告げる決意唄。
男子米流行歌では珍しき強気の罵倒も
コーラスのアイケッツのマキシン嬢の掛け合いで相手方も同様に愛想つかしてるってオチがございます
やっぱけっこう情けない男の強がり歌謡だよ。

B面は
アルバムA5の大バラード

港の灯
ハーバー・ライト


作は自身、
メンツは
Boz Scaggs – lead vocals
Louis Shelton – guitar
David Hungate – bass
Jeff Porcaro – drums
David Paich – arrangements, electric piano, ARP synthesizers, Moog synthesizer
Chuck Findley – flugelhorn solo
Sid Sharp – string conductor and concertmaster


↑米盤

https://youtu.be/wFHwfWJ3Ifg




Son of a Tokyo Rose
 東京ローズの息子

I was bound to wander from home
 俺は里から離れ彷徨うさだめだった

Stranger to whatever I'd awaken to
 どこを切っても根っからの風来坊


Spun the wheel
 からからからから風車

Took a shot in the dark
 当てずっぽうで渡世を渡り

One way ticket and a runaway heart
 片道切符のはぐれ犬

A Sailors dream came true
 船乗りみてえなもんでも夢は叶うもんだ

The night I dreamed of you
 お前のことを思う夜にゃ


Through the neon doorways
 ネオン光るドアをくぐり抜け

Down the stony streets I fell
 石畳の道に足を踏み出した

All hands high side
 まとわりつく手を払いのけ

All eyes a wreck I followed
 追いすがる目をシカトして


Sailing shadows reds and blues
 赤や青の影の中ふらついて

Curtains drawn but I saw through
 カーテンは降りてはいたが俺にはわかったんだ

The window to your soul
 お前の魂に続く窓を

And I found you
 俺は見つけたんだよ


Woah oh oh oh
 うおー、うおおー

The harbor lights of Venus
 ヴィーナスのような波止場の灯り

Shining through the breeze
 そよ風をこえて輝く

That brings me back
 そいつが俺を連れ戻してくれるんだ

To you
 お前のもとに

my love
 お前・・

To you
 お前のもとに

my love
 お前・・

To you
 お前のもとに

my love
 お前・・・・・

Ooh ooh ooh
 うーうーうー
 ううううー


My eyes must be betrayin'
 俺の目はどうかしてたに違いない

But that lonesome jukebox playin'
 チンケなジュークボックスが鳴ってただけ

Somethin' 'bout the harbor lights
 波止場の灯りのもののけが

Is calling me
 俺のことを呼んでるんだ


Back to some Jamaican bay
 ジャマイカの波止場がよみがえる

Doesn't seem so far away
 遠くのものとは思えない

Keep the change
 釣りはいらねえよ

But I'll repay these memories
 あとで過去で払い直すことになるだろが


Dawn came in this morning
 夜明けが迫って来やがった

Like some old junked out melody
 古ぼけたつまんねえメロディみてぇだな

The words she spoke as we awoke
 俺たちが目覚めた時、アイツが言った言葉が

still haunt me
 まだ頭にこびりついて離れねえや
 

"What you feel too
 「アンタだって感じてること。

Won't reveal you
 白状しないの。

Let me steal you for my life"
 一生を賭けるからお前を奪いたいって。」


Woah oh oh oh
 うおー、うおおー

The harbor lights of Venus
 ヴィーナスのような波止場の灯り

Shining through the breeze
 そよ風をこえて輝く

That brings me back
 そいつが俺を連れ戻してくれるんだ

To you
 お前のもとに

my love
 お前・・

To you
 お前のもとに

my love
 お前・・

To you
 お前のもとに

my love
 お前・・・・・


Woah oh oh oh
 うおー、うおおー

The harbor lights of Venus
 ヴィーナスのような波止場の灯り

Shining through the breeze
 そよ風をこえて輝く

That brings me back
 そいつが俺を連れ戻してくれるんだ

Oh
 おおーおおお

To you
 お前のもとに

my love
 お前・・

To you
 お前のもとに

my love
 お前・・

To you
 お前のもとに

my love
 お前・・・・・

Ooh ooh ooh
 うーうーうー
 ううううー
 うう



キザだねえ。
波止場立ちと申すそうです
あの波止場でマドロスが船を係留するためのロープを縛るための柱(ビット)に足を乗っけて遠い目をするポーズして唄ってるに違いありません
大概の人はこうゆう曲では何、気取ってやがんだと嫌味になっちまうもんすが
何しろ根がぼよよ〜んの高田純次顔だもんで
さほどアホに聞こえないは人徳です。

サウンドは
荒井のユーミンさんサウンドみたいな

歌詞は間逆な・・

真逆でもないか
男子が”ソーダ水の中を 貨物船がとおる”な心情を吐露すとすればこうなるかね
大爆笑コントに最接近の完璧な名曲なり。

(山)2018.4.14
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ろっくす特製でかい画像ページ也。

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ろっくすボズ・スキャッグスのページ

資料

資料-英版

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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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