
シマロンの薔薇
ポコ
1976/7/23
名門カントリー・ロック・バンドにして
後は高音担当唄いベース二人を輩出したイーグルスの二軍みてえに思われてるだけだったりする
地味なウエストコースト・ロック・バンドと認識されてるだけで歴史に刻まれてるかもなあ
おポコ。
しじゅうポコポコしとるだけだったもんでそうなったってわけじゃなくて
それはまあ色んな運命のあやだよ。
時に折り勝ってもいっこうに人気の無い馬はいつだっているもんだ。
そのポコ、新生ポール・コットン・ポコの代表曲が
1976年5月29日発売9作目アルバム

シマロンの薔薇
Rose of Cimarron
より唯一のカット7月23日発売が

タイトル曲。

↑ドイツ盤
作はバンドの要、ペダル・スティール・ギター名手、ラスティ・ヤング師。

↑スペイン盤
メンツは
Paul Cotton – vocals, electric and acoustic guitars
Rusty Young – acoustic and 12-string electric guitars, mandolin, banjo, Dobro
Timothy B. Schmit – vocals, bass, harmonica
George Grantham – vocals, drums, tympani
Mark Henry Harman – celeste
Milt Holland – percussion
Tom Sellers – piano, string arrangements
Sid Sharp – concert master
Producer Poco, Mark Henry Harman

↑デンマーク盤
米国チャート
1976年8月7日圏外103位初登場、
8月14日94位初登場、
最高位94位。1週。
全米中がイーグルスの再来を求め
見事に肩を並べるアウトロー名曲をモノしたのに
謎のセールス不振は
まあレーベルがしょーもないABCだったてこともあるが
それにしても合点がいかぬと思っておったで
求めて歌詞を訳しおろう

https://youtu.be/QiDNlCyHp0I
♪
Roll along, roll on
流転、さすらい
Rose of Cimarron
シマロンの薔薇
Dusty days are gone
ホコリまみれの日々はもうかなた
Rose of Cimarron
シマロンの薔薇
Shadows touch the sand and
影が砂に触れて
Look to see who's standin'
立っている者をごらん
Waitin' at your window
君の窓で待っている
Watchin', will they ever show
眺むればこれまでどうり現れるかな
Can you hear them callin'
君は彼らの呼ぶ声が聞こえるか
You know they have fallen
そう彼らは朽ちてしまった
On campfires cold and dark
寒く暗闇のキャンプファイヤーで
That never see a spark burn bright
もうけして眩く燃え上がることはない
Roll along, roll on
流転、さすらい
Rose of Cimarron
シマロンの薔薇
Dusty days are gone
ホコリまみれの日々はもうかなた
Rose of Cimarron
シマロンの薔薇
Trails that brought them home
彼らを故郷に誘う山の小道
Echo names they've known
彼らが知る木霊の名
Four days high and lonely
4日間の栄光そして孤独
Comin' to you only
君のところにだけやって来た
You're the one they turned to
君は彼らの頼る存在
The only one they knew who'd do
どうしてくれるかわかってる唯一の存在
All her best to be around
共にいれば最善を尽くしてくれる
When the chips were down
切羽詰った時に
Roll along, roll on
流転、さすらい
Rose of Cimarron
シマロンの薔薇
Dusty days are gone
ホコリまみれの日々はもうかなた
Rose of Cimarron
シマロンの薔薇
Shadows touch the sand and
影が砂に触れて
Look to see who's standin'
立っている者をごらん
Waitin' at your window
君の窓で待っている
Watchin', will they ever show
眺むればこれまでどうり現れるかな
Roll along, roll on
流転、さすらい
Rose of Cimarron
シマロンの薔薇
Dusty days are gone
ホコリまみれの日々はもうかなた
Rose of Cimarron
シマロンの薔薇
Roll along, roll on
コロコロと転がる
Rose of Cimarron
シマロンの薔薇
Dusty days are gone
ホコリまみれの日々はもうかなた
Rose of Cimarron
シマロンの薔薇
うーーーうーうーうーーー
うーうーうーーーー
うーうーうーーーー
ギタア
Hearts like yours belong
君のものみたいなハートが宿ってる
Following the dawn
夜明けを追って
Wrapped up in a song
唄に込めよう
Rose of Cimarron
シマロンの薔薇
ギタア
♪
https://youtu.be/ZDKVnVTz8sY
と
このままではなんのこっちゃ訳がわからん歌詞で。
それが売れなかった原因。
しかし
それにはちゃんとした理由があるはず調べる
”シマロンの薔薇”はアメリカン・フロンティア伝説を元にした
ローズ・ダンとゆう女性のニックネーム。
15歳で悪漢アウトロー、ジョージ・ニューカムとつるんで恋愛関係にあったひと。
シマロンはカリフォルニアの地名。
ラスティ師はポコの1973年ツアーのとき、小冊子で彼女を知る機会を得、
「それは1800年代に無法者たちの軍団に取り込まれた女性の物語だったんだ。
彼女は彼らの面倒を見て、傷を治療して、縁を切った。
と言われていた。」
1976年にラスティ師は友人で俳優でプロデューサーのスチュアート・マーゴリン師に
ベテランの西部劇俳優で歌手のロイ・ロジャース師のカムバック・アルバムに曲を作ってくれと依頼され
ラスティ師はローズ・ダン嬢の小冊子を思い出して曲を着想、
ロイ師のアルバムが頓挫するもののバンドのメンバーが曲を聞いて
これはわしらがやれねばならんとなり録音に至ったわけで
けしてヒット・シングルを作ろうと思ってたわけじゃないのでしなくてもしゃあないだよ。
ラスティ師は自らポコにおいて自分が作った曲の中で一番と誇り
「僕はこの曲のすべてが好きなんだ。すごく目に浮かぶような歌詞と美しいメロディをたたえている。」
御意。
日本盤B面は
アルバムB1の

トゥー・メニー・ナイツ・トゥー・ロング
Too Many Nights Too Long
https://youtu.be/_PiaDbi_hJY
米盤B面は
アルバムB5ラスト曲

↑米盤
タルサ・ターンアラウンド
Tulsa Turnaround
https://youtu.be/mHlpbmERsrE
共にポール・コットン師作。
屋台骨を引き受けます。
(山)2018.8.8
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ろっくす特製でかい画像ページ也。
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ろっくすポコ・ページ。
資料
英語資料
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いつも閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA
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