2018年08月08日

シマロンの薔薇 / ポコ 1976/7/23 Rose of Cimarron - Poco



シマロンの薔薇
ポコ
1976/7/23


名門カントリー・ロック・バンドにして
後は高音担当唄いベース二人を輩出したイーグルスの二軍みてえに思われてるだけだったりする
地味なウエストコースト・ロック・バンドと認識されてるだけで歴史に刻まれてるかもなあ
おポコ。
しじゅうポコポコしとるだけだったもんでそうなったってわけじゃなくて
それはまあ色んな運命のあやだよ。
時に折り勝ってもいっこうに人気の無い馬はいつだっているもんだ。
そのポコ、新生ポール・コットン・ポコの代表曲が
1976年5月29日発売9作目アルバム



シマロンの薔薇
Rose of Cimarron


より唯一のカット7月23日発売が



タイトル曲。


↑ドイツ盤

作はバンドの要、ペダル・スティール・ギター名手、ラスティ・ヤング師。


↑スペイン盤

メンツは

Paul Cotton – vocals, electric and acoustic guitars
Rusty Young – acoustic and 12-string electric guitars, mandolin, banjo, Dobro
Timothy B. Schmit – vocals, bass, harmonica
George Grantham – vocals, drums, tympani

Mark Henry Harman – celeste
Milt Holland – percussion
Tom Sellers – piano, string arrangements
Sid Sharp – concert master

Producer Poco, Mark Henry Harman


↑デンマーク盤

米国チャート
1976年8月7日圏外103位初登場、
8月14日94位初登場、
最高位94位。1週。

全米中がイーグルスの再来を求め
見事に肩を並べるアウトロー名曲をモノしたのに
謎のセールス不振は
まあレーベルがしょーもないABCだったてこともあるが
それにしても合点がいかぬと思っておったで
求めて歌詞を訳しおろう



https://youtu.be/QiDNlCyHp0I




Roll along, roll on
 流転、さすらい

Rose of Cimarron
 シマロンの薔薇

Dusty days are gone
 ホコリまみれの日々はもうかなた

Rose of Cimarron
 シマロンの薔薇


Shadows touch the sand and
 影が砂に触れて

Look to see who's standin'
 立っている者をごらん

Waitin' at your window
 君の窓で待っている

Watchin', will they ever show
 眺むればこれまでどうり現れるかな

Can you hear them callin'
 君は彼らの呼ぶ声が聞こえるか

You know they have fallen
 そう彼らは朽ちてしまった

On campfires cold and dark
 寒く暗闇のキャンプファイヤーで

That never see a spark burn bright
 もうけして眩く燃え上がることはない


Roll along, roll on
 流転、さすらい

Rose of Cimarron
 シマロンの薔薇

Dusty days are gone
 ホコリまみれの日々はもうかなた

Rose of Cimarron
 シマロンの薔薇


Trails that brought them home
 彼らを故郷に誘う山の小道

Echo names they've known
 彼らが知る木霊の名

Four days high and lonely
 4日間の栄光そして孤独

Comin' to you only
 君のところにだけやって来た

You're the one they turned to
 君は彼らの頼る存在

The only one they knew who'd do
 どうしてくれるかわかってる唯一の存在

All her best to be around
 共にいれば最善を尽くしてくれる

When the chips were down
 切羽詰った時に


Roll along, roll on
 流転、さすらい

Rose of Cimarron
 シマロンの薔薇

Dusty days are gone
 ホコリまみれの日々はもうかなた

Rose of Cimarron
 シマロンの薔薇


Shadows touch the sand and
 影が砂に触れて

Look to see who's standin'
 立っている者をごらん

Waitin' at your window
 君の窓で待っている

Watchin', will they ever show
 眺むればこれまでどうり現れるかな


Roll along, roll on
 流転、さすらい

Rose of Cimarron
 シマロンの薔薇

Dusty days are gone
 ホコリまみれの日々はもうかなた

Rose of Cimarron
 シマロンの薔薇


Roll along, roll on
 コロコロと転がる

Rose of Cimarron
 シマロンの薔薇

Dusty days are gone
 ホコリまみれの日々はもうかなた

Rose of Cimarron
 シマロンの薔薇

 うーーーうーうーうーーー
 うーうーうーーーー
 うーうーうーーーー

ギタア

Hearts like yours belong
 君のものみたいなハートが宿ってる

Following the dawn
 夜明けを追って

Wrapped up in a song
 唄に込めよう

Rose of Cimarron
 シマロンの薔薇

ギタア



https://youtu.be/ZDKVnVTz8sY



このままではなんのこっちゃ訳がわからん歌詞で。
それが売れなかった原因。
しかし
それにはちゃんとした理由があるはず調べる

”シマロンの薔薇”はアメリカン・フロンティア伝説を元にした
ローズ・ダンとゆう女性のニックネーム。
15歳で悪漢アウトロー、ジョージ・ニューカムとつるんで恋愛関係にあったひと。
シマロンはカリフォルニアの地名。
ラスティ師はポコの1973年ツアーのとき、小冊子で彼女を知る機会を得、

「それは1800年代に無法者たちの軍団に取り込まれた女性の物語だったんだ。
彼女は彼らの面倒を見て、傷を治療して、縁を切った。
と言われていた。」

1976年にラスティ師は友人で俳優でプロデューサーのスチュアート・マーゴリン師に
ベテランの西部劇俳優で歌手のロイ・ロジャース師のカムバック・アルバムに曲を作ってくれと依頼され
ラスティ師はローズ・ダン嬢の小冊子を思い出して曲を着想、
ロイ師のアルバムが頓挫するもののバンドのメンバーが曲を聞いて
これはわしらがやれねばならんとなり録音に至ったわけで

けしてヒット・シングルを作ろうと思ってたわけじゃないのでしなくてもしゃあないだよ。
ラスティ師は自らポコにおいて自分が作った曲の中で一番と誇り

「僕はこの曲のすべてが好きなんだ。すごく目に浮かぶような歌詞と美しいメロディをたたえている。」

御意。

日本盤B面は
アルバムB1の



トゥー・メニー・ナイツ・トゥー・ロング
Too Many Nights Too Long


https://youtu.be/_PiaDbi_hJY


米盤B面は
アルバムB5ラスト曲


↑米盤

タルサ・ターンアラウンド
Tulsa Turnaround


https://youtu.be/mHlpbmERsrE


共にポール・コットン師作。
屋台骨を引き受けます。

(山)2018.8.8
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ろっくす特製でかい画像ページ也。

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ろっくすポコ・ページ。

資料

英語資料

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いつも閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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