2007年07月15日

Strawberry Letter 23 / Brothers Johnson 1977/7/30

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Strawberry Letter 23
Brothers Johnson
1977/7/30


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1996/4/16の米盤が廃盤なれど、中古が¥615からあるとな。

中古LPですと100〜900円くらい。


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Strawberry letter 23- The brothers Johnson live
http://jp.youtube.com/watch?v=IrZ4Z44Vs0s


The Lounge Vol 4, 3 songs full of SOUL!(我慢して聴いてますとオリジナル版が登場します。)
http://jp.youtube.com/watch?v=4z59pEXGALQ

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ブラジョン!

略してブラザース・ジョンソン。
兄弟ジョンソン。ジョンソン兄弟じゃないとこがそれがファンキーとゆうものす。

チョッパー。

親指のでかさが通常人より3倍は無いと情けない音しかでない技。弟ルイス・ジョンソンが弾きます。
親指でベンと弦を叩きーの、肝心なのは返しで出す音。んベッ、んベッ。べこべこぶんべ。
重い楽器でひたすら音を出し続けライブでは一番音は目立つのに存在は地味なんですベーシストが花形満になった瞬間でござい。
我が国では後藤さんとゆう方がべんべんしてアイドル女子の腰骨を直撃してぶいぶい言わせたとか言わせたとか。
そんなチョッパーも今では当たり前通り過ぎて、つなぎ技になってまいま。スタン・ハンセンのラリアートのように。
それはいかん。いかんでは無いか。
復権を目指そう。ベーシストの2大大技を。
それは
指弾きでブリブリブリブリっの頭突きの様な技と、このチョッパー。
人の指に勝るものは音楽では有りません。

そんなブラジョンが一躍この世で光を浴びましたのが
1977年夏のヒット

ストロベリー・レター23

5週でTOP40入り、37位で初登場。以後34-27-23-10-9-8-7-5-5-16-25-35。
最高位5位!
何が違うって曲だ。ぶりぶりぶりの力技で押すので無く、メロウにかましやがった。ぶりぶりはしながら。
その仕掛け人は、マイコー・ジャクソンで御馴染み、クインシー・ジョーンズ博士であります。
ソウル界のキッシンジャーと呼ばれる(今呼んだ)。
まずは曲を見つけてくる天才です。
この曲は74年に出たシュギー・オーティス氏のアルバム「インスピレーション・インフォメーション」に入ってました。

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シカゴ周辺での小ヒットとなり。
シュギーさんは、アル・クーパー博士とのセッションアルバムで有名です。
ソウルR&B界のゴッドファーザー、ジョニー・オーティス親分の御曹司。幼少の頃から天才ギタリストと呼ばれたボンちゃん。
この曲のオリジナルではそのギター技は下味としてしか使ってません。
恋人がおって、彼女から来るラブレターにはいつも苺の香りが付いた紙が使われていたんだって。
それにもうメロメロのシュギーさん、返事の代わりにこの曲を作りました。
22枚の手紙を貰って、23枚目の返事がこの曲でストロベリー・レター23です。

さて、ブラジョンとクインシーさん。ほぼまんまのコピー状態でこれをカバーしました。
違うのはそれをやったのがブラジョンとクインシーさんであるってこと。
博士の作る音は魔法です。ほれ、あの”愛のコリーダ”同様。サツマイモだって石焼芋に変えちゃう。
イントロの印象的なフレーズもきらめき増し、
クライマックスは間奏部の”てんててこと"連発部!。エコーは木霊してドラムスは鳴り響く。
ドラムは名手、ヘッド・ハンターズのハーヴィ・メイソン氏。
ラストのハイハットの返し”ちーちつつちーちっち”は音楽史上に残る名演の一つとして石に刻まれております。

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ハロー、愛しき人
僕は君からのキスを聞いたよ
赤の魔法のサテンも近くでプレイしてるね

朝の雨をすっかり通り抜けて
僕は見つめる 日は輝いていない
虹と滝が僕の心を走り抜ける

その庭では 僕は西を見る
紫のシャワー 鐘とお茶
オレンジの鳥たちと川の従兄弟たちが緑の中で着飾っていた

かわいい音楽 僕は聴く とてもハッピー
そして高らかに 青い花のエコー
サクランボの雲から

日の光の輝きをピンクとブルーで感じて
遊び場は笑います
もし君が訊こうとするなら
それってクール?それってクール?

君が行けたとしても 君は僕が見えない
僕は僕のベイビーと行くんだ
僕は自由 彼女の腕の中で飛ぶ 海を超えて

染みを付けられた窓 黄色のキャンディ・スクリーン
凧のスピーカーを見てご覧 ヴェルヴェットの薔薇が自由に一緒に飛んでる

君からのプレゼント 苺手紙22
音楽が流れる 何か返事をしなきゃ

うーうーうーうーうー
うーうーうーうーうー
うーうーうーうーうー
うーうーうーうー

てってとことてってとことてってとことてってとことてってとことてってとこと

あーあーあーあーあーあー

君からのプレゼント 苺手紙22
音楽が流れる 何か返事をしなきゃ

うーうーうーうーうー
うーうーうーうーうー
うーうーうーうーうー
うーうーうーうーうー



まー、男の子ってロマンチックさねえって女子の声がまた聞こえそうで悔しい限りすが
いいじゃないっすか、いっしょけんめい、ラブレターにナイスな言葉書こうと奮闘してるシュギー坊屋の姿が目に浮かぶようで。

ブラジョンでは兄逆テレキャス男ジョージ・ジョンソン(おっさん)が唄います。
顔に似合わずへにゃなのではまってます。寅さんのように若者のこと見てるかな。
本気です。

(山)2007.7.15

ろっくすブラジョンのページ

資料(英版)

The English translation page : here.

この記事へのコメント
この曲チョッパーの他に間奏部分のギターソロも結構カッコいいですよね。

やっぱりこれからソウル・ミュージックは長い探索の旅に出なければいけませんね。とりあえずバリー・ホワイトさんが気になっているので、そこから始めてみます。
Posted by へヴィ at 2007年07月17日 18:07
バリーさん行きますか。
LPなら300円よりいけちゃいます。

バリーおいちゃんはLAだけんど
フィリーはもうメロメロの宝庫ですねえ。
あ、そうだ
スピナーズは東西合わさったすげー人たちかも。
Posted by 山 at 2007年07月17日 22:17
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