2007年09月09日
Hard Rock Cafe & Sweet Seasons / Carole King 1972,1977
Hard Rock Cafe & Sweet Seasons
Carole King
1972,1977
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シンプル・シングス
ミュージック
Music
hard rock cafe`
http://jp.youtube.com/watch?v=YNpAG_-5GRc
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うららかな秋の日曜日、いかがお過ごしでしょうか?
サンデー・パーフェクト・シングル・アワーです。
本日讃えさせていただきますは
米国の歌姫キャロル・キングさんの2曲、
の前に白状させていただきます。あたしゃキャロルさんの曲は幾分聴いて好きですが、詳しいことが何もわかっていないことが判明しました。
今回、もの凄く難航したつう色々と。
まずは
1977年の8月20日に全米TOP40に38位でランクインいたしました
ハード・ロック・カフェ
最高位30位です。おーこれこれ。ナイスな曲だよなあ、と呆けて聴くに、あれ、で、何のアルバムに入っていたっけ?と悩む。
調べる。なかなかわかりません、これが。試しに検索してみて下さい。ああ。
そして判明、アルバム「シンプル・シングス」だ。
そうだよ、このジャケ。レコード会社をオードからキャピトルに移籍した第一弾となったものだっちゅう。
このあとキャピトルでの3作は、キャロル王朝暗黒時代と呼ばれ、長らくCD化さえされておりません。
10月に日本でCD化されるそうです。快挙です。っつうか、おかしい、いくらなんでもキャロル王のアルバムが世に欠損してたなんて。
信じられません。
とかゆうものの、拙者もまるで聴いて無かったよ。すんません。
そして、このハード・ロック・カフェで70’sのキングさんのヒット列伝が最後になるとゆう。
何故でしょう??
ほんとにスランプだったかどうかはその3枚のアルバムを聴き直してみなけりゃわからん。
少なくともこのシングルは、そりゃおかしいよって言えるものです。
いつもどおり変わらぬキャロル節だもん。
あ、そうか。変わらないから、世が勝手に変わって相通じなくなったのか。もしれません。
NYの人、キャロルさんならではのラテン調でどーぞ。コラゾン思い出す。
♪
下町のどこでも USA
あなたはハードロックカフェにいますよ
お金を数字の上に置いてね 誰でも遊べる
カモン そして話して 今日あなたに起こったこと全部
ハードロックカフェで ハードロックカフェにおいで
私は望んでます あなたがハードロックカフェで自分のやり方を見つけるのを
一日のハードワークのあと 私は保証するわ
どこにもいるのに何か良いところが無い
もしいい仲間が見つけられなかったら
あなたはいつでも座ることが出来る そしてカラーTVを見る
ハードロックカフェで ハードロックカフェにおいで
常連さんはハードロックカフェから離れることが出来ません
そしてもしあなたがちょっとばっか寂しいと感じているなら
ただふさぎこんで家で座っていないで
魂が自由にあふれ出す場所においで
わかってるでしょ 扉はいつでも開いてる
ハードロックカフェで ハードロックカフェにおいで
彼らはあなたが港町ブルースを持っていられることを助けてくれるわ
ハードロックカフェで
♪
えー、ハードロックカフェってアメリカの音楽ファミレスの元祖だよな。
伊藤政則氏の番組「ロック・シティ」は六本木ハード・ロック・カフェからお送りしてます。
そこのことを歌っているのかいな。
だとすると思いっきりCMソングで、当時使われたかどうか、どなたか教えてくれ。
な割りに何か皮肉ぽい感じもしてからに。皮肉したら店から苦情が出そうだに。
結局よくわからないとゆう。
でまた最終兵器言い訳・・・
音楽はわからなくても楽しめます。あはは。
なお出だしだけユーミンさんのあの曲にくりそつ。
そして2曲目。
いきなし時を巻き戻しまして1972年全米最高位9位の大ヒットの
スイート・シーズンズ
何で戻るのかーーー。順番滅茶苦茶や。
訳があります。
今年のJRA競馬の、はくぼレースのテーマソングがこれ。
「はくぼレース」と申しますのは、夏は日中の時間が長いので通常より遅い夕方5時頃に発走する特別レースのことです。
最後の最後まで金を搾り取る気やーーー、じゃなくてーー、最後の最後の逆転レース。
そのレースのお馬さんたちが馬場に入場する時に流れます。
で、そうそう、この曲、ほれ、あれ、あれだよ、あの曲だよって洋楽好き&馬好きは毎回悶える。
この曲です。って、ユー・チューブに無いよ。あへ。アマゾンの試聴で確認して下さい。って曲は知ってるって。
しかし9月に入って、はくぼレースは終わってしまいました。曲も終わってしまってはひじょうに寂しいのです。
71年のあの「つづれおり」の次のアルバム「ミュージック」に入ってます。最初のベスト盤にも。
それにしても何故この曲がテーマになったか???
解釈してみればわかるぞ。
♪
ある時は勝利 ある時は負け
そしてある時はブルースがあなたを捕らえて離しません
ただあなたが思ったとき やったぜと思ったとき
ブロックの周りで人々は話すでしょう
でも私は私が得たものすべてをそんなのに与えたくない
ただそのことを無駄に使われたくないから
話しましょう 私の心の甘い季節たちについて
確かに私に染みこんだ
わかるでしょ 私たちは簡単にそこで手に入れることが出来る
まるで海上を航海する船のように
ある時は勝利 ある時は負け
そしてたいていはあなたはその二つの中から選ぶ
迷って迷って もしあなたがやったぜと思ったとき
でも私は何人か子供を持つでしょう 自分のプランを実行するでしょう
そして私は季節が行ってしまうのを見るでしょう
そして私は開かれた人生を作るつもりです
この国での人生
私は話しています 私の心の甘い季節たちについて
確かに私に染みこんだ
わかるでしょ 私たちは簡単にそこで手に入れることが出来る
まるで海上を航海する船のように
話しましょう 私の心の甘い季節たちについて
話しましょう 私の心の甘い甘い甘い季節たちについて
♪
わかった。ある時は勝ち、ある時は負けるのテーマだったす。まさにぴったし。
しかしいつものことながらキャロル王のお言葉は厳しい。
♪But I'll have some kids and make my plans
And I'll watch the seasons run away
And I'll build me a life in the open
A life in the country♪
ここのくだり、いかに解釈すべきか。悩む悩む。ライフ・イン・ザ・オープン。ア・ライフ・イン・ザ・カントリー。
おそらくこれは、牝馬が引退して仔を為し、次の世代に引き継ぐことを歌っていると思うんですけど
そんなまんま、競馬の歌なんだろうかって気がする。
気がしていいのか。そうだから。
そうなのかーーー??
そうだったらシーズンズは競馬シーズンのシーズン。
(山)2007.9.9
ろっくすキャロル・キングさんのページ
資料
ハードロックカフェ資料
The English translation page : here.
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