2007年09月11日

幻想のガゼボ / ガゼボ 1985

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幻想のガゼボ
ガゼボ
1983


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ベスト
↑アルバムの曲全曲入り

中古LPは・・・いくらで入手したか・・・口が裂けても言えん。

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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Gazebo --- I Like Chopin
http://jp.youtube.com/watch?v=p-_6J03UCxs


Gazebo - Master piece
http://jp.youtube.com/watch?v=WYldJsYVD2Q

Gazebo - Lunatic
http://jp.youtube.com/watch?v=BwrxK6ogxhc

Gazebo - Love in your eyes
http://jp.youtube.com/watch?v=WRsQANoKhTM

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お金持ちさんいらっしゃあい第2回です。

本日のゲストは、ガゼボさん

昨日のゲスト、チャーさんとは比べてはいけません。
こちらは正反対、金を湯水のように使い、女子をあまた騙し泣かしの薄ら馬鹿お坊ちゃまキャラの模様です。
1960年2月18日レバノンのベイルート生まれ。うお、俺と同じ歳じゃん。しかし学年は上だな、先輩。
ファルコ、タコと並び80’s3大一文字男と呼ばれてます。本名はパウロ・マゾリーニ・デル・ガゼボ。
父は資産家のイタリア人外交官、母はアメリカ人歌手。うーんセレブ。幼少の頃からガゼ坊ガゼ坊と呼ばれガゼボになったらしい。
10歳の頃同じ学校の女子を好いてその子がギターが好きで、気を引くため自分もやり始めたとな。それを見て喜んだのが母ちゃん。
この子は天才だと思い込み16才にてパリの有名学校に入れたぞ。
そしたらこの薄ら馬鹿、失礼、ガゼボくんは授業&宿題についていく気さらさら無くロックなんぞに夢中になりおってパンクになっちまった。
親の心親知らず。そもそも金持ちのクセにクンパになろうって根性が曲がってる。あ、いたかそうゆうひと。特に名は秘す。
そんなこんなで知り合ったのがミュージシャン/作曲家のピエール・ルイジ・ジオムビーニとゆう人。
こいつ才能有るじゃん、利用出来・・失礼、一緒にやれば僕らはスタアさと一緒にやることに。
金にものを言わせてデモ・テープを作ってレコード会社に送りつけた。
「私は金持ちです。ヒットさせるに金は糸目をつけませんからデビューさせやがれ。」←関係者談。
そうですか、のりますと言ったのが、ベイビー・レコード。知らん。
シングル「マスターピース」をリリースしました。

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そしたらイタリアで見る見るうちにチャート駆け上がり最高位2位の大ヒット。
82年のことであります。すぐさま第2弾シングル
アイ・ライク・ショパン

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を出したらこれまた大ヒット。最高位1位。83年10月のこと。
金に糸目をつけず陰謀・・・失礼、運動をして同年のイタリア歌謡大賞、レコード大賞総なめ。←うわさ、実際はシングル男性部門1位とか。
さらにこの曲、欧州各国でもヒットしてしまいそりゃもう大変なことに。
で、アルバムを作りました。
それがこの「幻想のガゼボ」です。

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日本盤帯のモンクは”雨・・・昼下がりの情事いつのまにか掌の砂のように人の心は少しづつ変わる ただ聞こえるのはショパンの調べ」
「21世紀へ向かう音楽シーンのなかで彗星のように現れたイタリアの音楽家。ヨーロッパより始まるミュージック・ルネッサンスのダンディなリーダー」
ぎゃはは”ダンディなリーダー”。スカしやがってこのやろー。あ、失礼しました。

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シングル第3弾「ルナティック」も見事最高位3位のヒットとなり、こうなると残ったのはアメリカ制覇だけや。
感触は悪くなった模様も、まるでヒットした形跡無し。恐るべきアメリカ。
えー、ガゼ坊は自らの音楽を
「ソフト・ロック・ウイズ・メロディーだ」と申し「今までにないジャンルだ。」と語ってらっしゃいます。
コンサートでは金に糸目をつけず20台のシンセを駆使し、って、人にやらせてるんだけど、完全ワンマンショーで歌います。
手品も披露して手から鳩を出したり、花出したりしたりするらしい。アホです。
とここで心配なのは相棒ピエール・ルイジ・ジオムビーニさん。
「あたしが音楽ほとんど作ったのにどーなってんのあたしの立場は。」
「きみはねー、もう用済みだよ。お小遣い上げるから里に帰りなさい。」
「何をーーー、俺の恩も忘れてそなこといいやがって、クソー。」激高して花瓶で思わず頭をドカン。
刑事コロンボでよくあるパターンです。
それをしちゃあお仕舞いよってんで、そこは金に糸目を付けず解決した模様。

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それにしても
ピエールさんあなたの仕事は偉大だ。元ネタはヒューマン・リーグ&OMDだと言う事はわかるで、それにしてもセンス抜群。
シンセの音色たらチープを高貴に変え、そこへ持ち込む生ピアノの妙なる調べ。これがヨーロッパだ。は至高の一芸です。
ほぼ全編それで通す。曲もアイ・ライク・ショパン調で通す。
それでも飽きません。隙間だらけの音心地良く、これであなたのウチも私のウチも凱旋門前歩道の広場になれるよ。

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想い出そうあのピアノの調べ
とてもブライトフルでアニュージャル
それはクラシック・センセーション
言ったね

わたしショパンが好きよ
私を愛して今 もう一度

雨の日々 欲望にさよならなんて言わないでおくれ
僕らが一緒のとき
君の目も土砂降り
「わたしはいったいどうすりゃいいの?」

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日の光が君の顔に当たってビカビカになるのを想像してご覧
青い空のヴィジョン
永遠の道程
言ったね、きみは

わたしショパンが好きよ
私を愛して今 もう一度

雨の日々 欲望にさよならなんて言わないでおくれ
僕らが一緒のとき
君の目も土砂降り
「わたしはいったいどうすりゃいいの?」



わたしだっていったいどうすりゃいいの?

そしてショパンが好きは、遠く大海原を渡り東洋の島国で、形を変えて姿を現し大ヒットしました。
歌詞を付けたは、あの大巨匠。

と、書いたが・・・
このプロフィールはレコード会社及びガゼ坊の陰謀で、実は彼は貧乏人の子倅but野心と才能有りでのし上がったしたたかさんかもしれませぬ。
太陽がいっぱいのアラン・ドロンさんみたいに。

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ここでひとまず消えてしまった模様も、85年にターザン・ボーイ歌ったバルティモアに変身したとの噂・・・・あったりして。
今、思いつきました。

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(山)2007.9.11



資料

The English translation page : here.




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posted by 山 at 08:59| Comment(2) | TrackBack(0) | from 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分が持ってるレコードについてちょっとコメント・・・

12インチシングルの「LUNATIC」 持ってました

輸入盤は夜空の下に怪しげな男、落ちた仮面という妖しげなジャケットですが日本盤はダンディーなGAZEBOさんです。とてもお洒落で決まってます。

GAZEBOさんは今でも歌っているようです。
去年(2015年)最新アルバム「RESET」をリリースして今でも活動してます。本当に元気バリバリなおじいさんだと思います。

ただサウンドが変化しているのは・・・ご愛敬です(笑)

最近アルバム「幻想のガゼボ」をCDで購入しなおして何度も楽しんでます。(レコードが駄目になったため)80年代って本当に宝ですね!
Posted by Apn@Twitter at 2016年09月14日 22:43
お元気で何よりです。
Posted by ヤマ at 2016年09月15日 08:57
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