TEEN TRASH FROM PSYCHEDELIC TOKYO '66-'69 in...
PLANET X MONSTER A GO-GO VOLUME ONE Pt2
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カルトGSコレクション(2)
リズム&ブルース天国
ろっくす特製でかい画像ページ也。
http://rocks.studio-web.net/japan/va/monster.html
The Midnight Hour Live Wilson Pickett
http://jp.youtube.com/watch?v=X3lv2PAwke8
The Mops - Blind Bird(Please Kill Me)
http://jp.youtube.com/watch?v=7PKiTWRxeTo
jimi hendrix stone free
http://jp.youtube.com/watch?v=z3FBGgZv2l4
King Kong vs. Godzilla trailer
http://jp.youtube.com/watch?v=sku8_fkFQyc
Destroy All Monsters (1968) trailer
http://jp.youtube.com/watch?v=r_rWm_u2oQQ
Stranger Than Paradise - Jim Jarmusch
http://jp.youtube.com/watch?v=qpQ3HrmjjSc
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
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日本グループ・サウンズのコンピ盤、
モンスター・ア・ゴーゴー
探検の第2回目です。
ジャケに使われている東宝映画「怪獣総進撃」、
この際だからと調べてみたら、何とアメリカはもとより欧州各国でも公開されているようで、
(もしかしたら世界中)、我ら同様にうっかり子供時代に見てしまった幼年少女の恐怖のトラウマになっている可能性有り。
ここまでやったのは日本だけなのだ。誇るべき所業として高見盛のように胸を張りましょう。そして怪獣を大切にしよう。
それではA面後半の、音でここまでやっちまたった連中の所業をも。
4.イン・ザ・ミッドナイト・アワー/ザ・ボルテージ
・・・前回感謝のコンピ”バンザイ・フリークビート”にも収録されてた横浜のR&Bバンドです。奇しくも同じEPからのもう1曲。
ウイルソン・ピケット氏の大名曲「ミッドナイト・アワー」。炸裂する串田アキラ氏のヴォーカル!既にこれも何語かわからんほどのものに。
”チンこいんだん”はいかんだろう。あはは。ギターは全てファズをかけねばならない掟があったようです。
ところが
とある情報入手。串田氏は全く関係無い、って怪情報。たしかに富士サファリパーク声では無いけど、これはやっぱ串田さんの声じゃないのかな。
ネット情報は錯綜してます。あのウィッキペディアのも怪しいのももちろんありで。
判断するのは自分の心と耳なのだ。真実はてめえで作るしかない。
なお、この曲、さらに楽しむには、ピケット氏ヴァージョン、ボルテージ・ヴァージョン、ロキシー・ミュージック・ヴァージョンを続けて聴いてみたりすること。
何だかもうそれは感覚サイキディリックの嵐に巻き込まれること必定です。
5.ブラインド・バード/ザ・モップス
・・・この曲が入っていたからこそ、3枚有るこのシリーズの中でこれを選んで買ったんです。
発禁歌。歌中ではブラインド・バードを”めくらの鳥”と歌っているがために。現在発売のCDでもカットされてるとゆう。
言葉は言うまでも無く使われる意図を持って悪意にも善意にもなります。悪意の意味でも善意になる場合もある。ドラマの悪役は善の鏡であるように。
それを握りつぶすのは、感性の抹殺を意味するもので、人の心に介入するってお上が一番してはいかんことではないか。
怒る人もいるでしょう。しかし記名を持って覚悟の上、歌っている訳でそれは全部モップスが受けて立っている。
ネットの匿名攻撃は別です。実際の犯罪行為ももちろん。社会的攻撃も。卑劣の極み。
それこそ、無力なものの切なさこそ、この曲で唄われていることであります。平坦なメロディライン、怒りのファズビート全てで。
6.ストーン・フリー/D'Swooners
・・・バンド名を見て、読めませんでした。何じゃこりゃ。どどどどどすをなーず??。色々試して調べて判明。
”デ・スーナーズ”!。
全員フィリピン出身のメンバーのバンドだそうです。どうりで英語が上手い。
何でも加山雄三さんの妹夫婦の友だちの親戚の兄(正確な情報はどこかで見てね。)さんが、スカウトしてきたらしく、てゆうか
フィリピン・バンドは世界中に旅するディスコ・バンドの最高峰。その歴史を紐解けば、誰か紐解いてくれ、てなくらいだから。
演奏が上手いってことも伝説になってます。
さて、”ストーン・フリー”。まさかと思ったらやっぱあの”ストーン・フリー”、ジミ・ヘンドリクス氏のあの曲じゃ。
無謀だ。
歌はまだいいとして、ギターはどうするのだ。やろうぜやろうぜ(あちら語)でヴォーカル氏が言った時、ギタリストはどんな顔したのでしょうか?
「俺が弾くのか?(あちら語)」と俺なら言う。
気が弱くて言えなかったのか、押し切られてやっちまってます。えーい、ファズかけまくればわからんわい。
素晴らしい演奏になりました。心があればサイキデリック世界は誰の元にも訪れるのだ。そうなのか。
ヴォーカル氏、もうノリノリです。ギターソロ部では吼えてまして、もうスクリーミン・ジェイ・ホーキンス氏化(映画ジム・ジャーミッシュ氏のストパラの中の歌の人)。
ホラー・ロックってジャンル称号をここに与え、
A面最後は、東宝映画宇宙音で終わる。
素敵な悪夢だ。
次週パート3に続く。
(山)2007.9.24
ウィッキペでのGS資料
The English translation page : here.
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ハハ、このミッドナイト・アワー、「見ないブー」って聞こえるんですけど・・・。
ボーカルが歌謡曲してます。宴会のノリで、手拍子を打ちたくなっちゃう。
ロキシーのミッドナイト〜も、いいですね。とてもピケット氏みたいに歌えないのを知ってて、自分のものにしているのはさすが〜。
「ブラインド・バード」も、聞けてよかった。作者が「めくらの鳥」という言葉が歌のイメージにピッタリと思っているならば、法律で歌うなというのはおかしい!
スクリーミン・ジェイ・ホーキンス氏・・チューブで I Put a Spell On You を見て、一発でファンになりました!まだ存命でいらっしゃるのか知りませんが、まあユニークな方ですね。
ぎゃはは、見ないブー。どうしてかナマってます。
下手に本場マネしない方が味がありんすねえ。
ロキシーのも同様で(ばく)、ナマってて素敵。もっと昔にカバーしてたら、もっとナマってたかも。
ブラインドバードは、考えさせられます。
パーツを拾って、だからいかんって、無思考極まりなしで。そうゆうことを言うお上こそ、めくらの鳥です。
ホーキンスちゃんてば、死んでも生きてそうです。
アルバム持ってるんすが、1枚通して聴くと、耳がデスなメタルになっちまいますよう。