2007年10月09日

怒りの涙/トゥ・キングダム・カム/ザ・バンド 1968/7/1

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怒りの涙/トゥ・キングダム・カム
ザ・バンド
1968/7/1


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Music From Big Pink (Remaster) (紙ジャケ)

Music from Big Pink

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
http://rocks.studio-web.net/band/bigpink.html

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The Band - Tears of Rage
http://jp.youtube.com/watch?v=DI6QdS3jiT8



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ここ、ろっくすを始めてもう6年と数ヶ月。
思えば40代に入り、ほぼ毎朝音楽のことを考えて来たわけで、
もうここら辺で潮時、今日をもって終わりとさせていただきます。

音楽なんてもううんざりだ!!がく〜(落胆した顔)

なんて、わきゃあ無い。揺れるハート

どうしてこう次から次へと出てくるのか、何かが沸いてくるです。
既に聴いてる曲からも、これから出会う曲からも。止めることなんか出来やしません。
だいたい何を唄ってるんだコノヤロー。
と外国歌に猪木化してしまい、
かかって来いこのやろー。
こちとら受験でしかエーゴ勉強してねえんだぞ、

参ったかっ。ぴかぴか(新しい)

これがなかなか参ってくれません。
ベイビー責めにされたり、主語飛ばされたり、訳のわかんない固有名詞使われたり。
アリが象に裸で戦いを挑んでます。踏み潰される象。
踏み潰される直前にせめて足の裏を引っ掻いてやる。
挑戦しとります最近。すると気付くは、そうだよすげえ好きなアルバムは、イの一番、サイト開いた当時にやっちまってる。
チャートに縁が有れば、週末に賛辞出来ますが、縁が無いのはもしかしてずうーっと何歌ってんだかわかんねえぞ。
もしかして「究極/イエス」みたいに競馬歌かもしれねえじゃないか。
感謝の意を表したき盤、まだまだ星の数ほど有れどここはじっくり、足元を見て
自分の大切な歌を週に一回は見てみます。

最初の一回目に相応しき人たちは・・・・・

ザ・バンド

「そりゃ無茶だよ。」犬

難解な歌詞をもって噂されてますバンドです。
しかし、それはホントなのか?もしかしてその噂は真相を知ってるウソツキ野郎の組織の陰謀では無いか。
もはや失うもの無し。怖くねえぞ。

1stアルバム「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」1曲目

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ティアーズ・オブ・レイジ〜怒りの涙

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作は、ボブ・ディラン氏、リチャード・マニュエル氏。
命を削ったあの声で歌ってくれた。



僕らはあなたを腕に抱いて運んでいきました 独立記念日に
そして今、あなたは僕らみんなを捨て去り、僕ら全員を村八分にします
おー、日の光の下の娘たちよ 父ちゃんをそんな風にしてもいいのですか?
彼の足の元で、手の中で待ち続けていたのに いつでも彼に言う言葉は
「嫌」

怒りの涙 哀しみの涙
どうして僕はいつもこそこそしなきゃいけないのですか?
今、僕のところに来て下さい わかっているでしょう 僕らは参っています
人生は信頼なんです

それは苦痛など全くありませんでした
あなたが受け入れようとしていてくれた時は
イカサマだらけの訓示
それを僕らはけっして信じることは出来なかったんです
そして今、心は金で満ち溢れています
まるでそれがサイフで有ったかのように
でも、おー、これはどんな類の愛なのですか
どんどん悪くなっていくようなこの愛は?

怒りの涙 哀しみの涙
どうして僕はいつもこそこそしなきゃいけないのですか?
今、僕のところに来て下さい わかっているでしょう 僕らは参っています
人生は信頼なんです

僕らはあなたに行くべき道を示しました
そしてあなたの名前を砂に書きました
なのにあなたはそう思っただけ それがあなたがいた場所、それ以上のことは何も無いと
僕らはあなたにわかって欲しいのです 僕らが見ているあいだに
あなたは正しいであろう誰も見つけることは出来ない
そして僕、僕自身も、そう思ってる人たちの一人として混ざっていました
それはただただガキみたいなふるまいだったのです

怒りの涙 哀しみの涙
どうして僕はいつもこそこそしなきゃいけないのですか?
今、僕のところに来て下さい わかっているでしょう 僕らは参っています
人生は信頼なんです



日本盤歌詞訳とは違ってしまいました。しかしこう聴こえた。
参りました。今でもこの歌は完全に生きてます。

2曲目の

トゥ・キングダム・カム〜あの世

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作は、ロビー・ロバートソン氏。歌はザ・バンド。全員です。これはもう天の声に違いない。



爺ちゃんはあの世を指差して
悲しそうに一人息子に言いました
「何かをする時は充分に用心しろよ。それは全部お前に帰って来るんだからな。
嘘つきの野郎が噂を広める
誰かが負けてしまう
それがあの娘にしろ 私にしろ お前にしろ
ワシらは何もしてやることは出来ないんじゃ

何も言うんじゃない
学んできたことを思い出しなさい
時間がお前に充分に教えてくれるよ
もしお前が、ほんとうに、ほんとうに倒れたのなら

汚されて 切り刻まれて いえ!
アザミとトゲ
それは一つや二つ
親切にも警告してるのじゃ

今、お前は窓の外を見ている 言ってみなさい
何が見える?
ワシには黄金の牛が見える そら
ワシのあとをついて来てるじゃろ

ワシはとんでもなく長いこと、ここに座っているんじゃ
来るであろう終わりを待ち続けてな
崖っぷちの神聖なるいけにえ
チャンスをつかむのじゃ 泳ぐかおぼれるかしかないぞ

嘘つき野郎ども 邪悪な目をしてるがええ
ワシはの 嘘が付けんタチなんじゃ
聖者だか何だか知らんがワシの邪魔をするな
ワシはご覧の通り、一人ぼっちじゃないんだからな

何も言うんじゃない
学んできたことを思い出しなさい
時間がお前に充分に教えてくれるよ
もしお前が、ほんとうに、ほんとうに倒れたのなら

汚されて 切り刻まれて いえ!
アザミとトゲ
それは一つや二つ
親切にも警告してるのじゃ

今、お前は窓の外を見ている 言ってみなさい
何が見える?
ワシには黄金の牛が見える そら
ワシのあとをついて来てるじゃろ。」

ギタア



1センテンス後は、全部、爺ちゃんの言葉でした。爺さんの言葉だけに若い頃はわからんかったと思う。
今は、染みて染みて、どうしやしょう。
しかし当時ロビー君は若干25歳。とてもこんな歌が書けるとは思えん。
たとえ背伸びしてても。
多分、黄金の牛が憑依して書かせたのに違い有りません。
これからは、コテっちゃん喰う時にも、それ思いながら噛み締めなければ
ならん。


(山)2007.10.9

ろっくすザ・バンドのページ


資料


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posted by 山 at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 大切な歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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