2007年10月10日

OLIVE /松任谷由実 1979/7/20

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OLIVE
松任谷由実
1979/7/20


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OLIVE

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
http://rocks.studio-web.net/japan/yumin/olive.html

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ハイ・ファイ・セット / 冷たい雨
http://jp.youtube.com/watch?v=U3RAsTo9sR4


おNEW発見↓
あの日にかえりたい 〜 荒井由実
http://jp.youtube.com/watch?v=3LucT5v0-TU


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何じゃこのジャケットは!
目一杯めかしてアイーンしとります。で、裏を返せば
「私、ヒットで大金持ちになりましたーん。」

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どーだーのポーズでんねん。
中袋も、モデールなポーズでし、銀座でお買い物、服屋でここからここまで全部チョーダイみたいな。

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文字は何語だ。イタリア語か?だし。
これは昨日の感謝で「大切な曲」は、ザ・バンドです、なんて書いてる男が到達するには、遥か遠い道のりを要すのは当然でござる。

到達しちゃったじゃないか。

しかし、レーベルは依然として東芝エキスプレスの素っ気無いもの。ここまでトータルでコンセプシオンしてながらそれはいったい??。
中身を聴いて唖然や。ジャケ・中身不一致盤世界第一位。一致してるのかもしれんがこうなるともうわかりません。毎度毎度びつくりさせられっぱなしです。同
じっていやあ同じなんだけどまるで違う印象を頂けるその手腕。この御夫婦策士天才。
要はこの盤、ジャケのまあアッパーでおされな印象とは裏腹に、地味でじっくり百年仕込みの曲だらけ、しかも派手、しかも大POP。

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1. 未来は霧の中に
・・・ノスタルジアが襲います。時間経過を曲に出来るのかって、出来るのか。走馬灯のようにNHKニュースが駆け巡るTVを見てるお茶の間の如し。
それでこの時は、1979年。ヴォコーダーがロケット。
「誰かが火星に降りてももう驚かないでしょう。」
驚かないけど、驚くべきことにいまだそれは為し遂げられておりません。歌ってらっしゃるように世間と個人は遠く離れてます。

2. 青いエアメイル
・・・触ると溶けちまいそうになるほどの淡い演奏のバラード。これを持って本当の上品と為す。この国で売れるにはこの控え目さは奇蹟でありまして、
どの国でもそれは同じだ。
必殺ワードは
「5年、いや8年」の「いや」の部分。「いや」の部分に3年入ってる。

3. ツバメのように
・・・レゲエだ。初レゲエ。軽快で楽しげかと思わば・・・またまた飛び降り自殺の歌。
場内それが判明した時点で騒然です。放送できません。先頭に立って売れてる方が盤の中に毒を仕込まなければいかんのは、これ使命で有りまして、
それほど難しきことはなし。しかしそれせねばずっと先頭には立てんきっと。
「名も知らぬ掃除夫が洗ってる」「もう会えない 彼女は歳をとらず 生きていく私には綺麗だわ」
とは何と冷徹な目線でしょうか。ランディ・ニューマン氏もこれ聴かば、メガネずり落ちて直すよ。

4. 最後の春休み
・・・そんな恐ろしい歌を為した直後に、続卒業写真みたいな学園ものをケロっとカマトト・カメレオンでやるんだから。神経のぶっとさは、
屋久島の巨木並でございます。
そんで相手とは、結局、直接接触は・・・・ここでも無い。勝手に想うだけ。

5. 甘い予感
・・・レゲエです。2回目レゲエ。リズム・アレンジはハリー細野氏。レゲエ直前ロック・ステディの香りがぷんぷん。今度は怖い歌では無い・・
と思います。前盤で曲中で聴いてた音楽は”キャロル”、今回は”ビーチボーイズ”。しかし場所は南海は南海でも島だ。
アン・ルイスさんがカバったとか。想像出来ないんですけど。

B面です。

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1. 帰愁
・・・スーパー歌謡曲ラテンフォルクローレ仕込の一品す。出ましたサビでの絶叫。♪らららららら♪。あの世のイタコ蛙です。
サビとは突き刺す箇所のことなのね。
研ナオコさんがカバったそうです。顔では負けないとは思いますけど、想像できない。

2. 冷たい雨
・・・ハイファイセットがカバってヒットしたそうです。そう言えばどこかで聞いたような気が。
そのヴァージョンをチューブで見つけて聴いたんですけど、そっちの方が地味なのか!
こちらはニュー・オリンズになってる。アラン・トゥーサン氏の香りが。コロコロピアノで。
しかしいい曲だわ。
これで歌の中身は怨み節です。
なお、この曲だけ作クレジットが荒井由実名義で。それは何故?おしぇーて。

3. 風の中の栗毛
・・・うお、馬歌登場。またがる馬は栗毛、名前は「光る風」。ブリリアントウインドと申すのでしょうか?それともシャイニングウインド?
紛れも無く牝馬ちゃんです。ここに次週開催の秋華賞の鍵が有り・・・なんて。
曲からパッカパッカの音が、鳴ってないのに聞こえてきます。
出した郵便を取り戻すために、全力疾走しとると。まさかモンキー乗りしてないだろな。してるぞ。

4. 稲妻の少女
・・・軽快そのものオールディーズ79な曲にのって歌われます、しょうもない遊び人女子の歌で。
こっちは見てるだけだから面白いよ、と
「何のたしにもならないことに ムキになれるあなたが一番好き」
「コーラビンを並べるみたいにさ あの娘は男をスラロームする」
とな。ジョニー・ロットン卿のようにツバ吐いてます。

5. りんごのにおいと風の国
・・・最後を〆るは、やっぱり出た。行き場の無い寂しさで逃がさない歌。
年月だけは、人にとってどうしょもないことで、急ぐとゆう「リンゴのにおいと風の国」とはどこなんでしょう?
まだ今はそれはわからない。
あと30年すればわかるのか。
ロビー・ロバートソン氏と同じように、その時点では書けるはずの無い曲が出て来てしまってます。

誰がそんなことさせるのか?

わかりません。

でも、そんな不可能なことが現に起こってるから音楽から離れられぬ。
もしかすると、知らない所でまだまだ沢山。

沢山は無いか。山の中から一粒を掘り当てねばならないのだ。


(山)2007.10.10

ろっくす荒井さんのページ


資料



The English translation page : here.


ラストの曲は、私は老衰の曲だと思います。まぎわの。
この記事へのコメント
>冷たい雨
>なお、この曲だけ作クレジットが荒井由実名義で。それは何故?おしぇーて。

冷たい雨→1975年に当時の荒井由実がバンバンのために書き下ろした曲です。<シングル「『いちご白書』をもう一度」(作詞・作曲/荒井由実)B面>のちにハイ・ファイ・セットがカバー。
Posted by ダンデライオン at 2008年04月16日 22:10
おお、そうなんですか。
あのヒットのB面だったとは。

ご教授感謝いたします。
Posted by 山 at 2008年04月16日 22:27
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