2007年10月12日

It Must Be Love / Labi Siffre & Madness 1971-1981

0-071012-01.jpg

It Must Be Love
Labi Siffre & Madness
1971-1981


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
00000-1.jpg

The Best of Labi Siffre

Singles Box, Vol. 1

20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of Madness

00000-2.jpg

ろっくす特製でかい画像ページ也。
http://rocks.studio-web.net/80s/best/038mustbe.html

00000-3.jpg

Labi Siffre - It Must Be Love (Medley)←ついにチューブで登場!!
http://jp.youtube.com/watch?v=zKK-ke1axrE


Madness - It Must Be Love ←ラビさん参加
http://jp.youtube.com/watch?v=DnTmRKuMqqs

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

0-071012-00.jpg

金曜べすとヒット80’sです。
なおかつ完璧なシングルを讃える会。
なんてたってめっちゃ好きな曲だから。

イット・マスト・ビー・ラブ

です。
最初にヒットしたのは1971年の11月から英国で。
作って歌った方は
ラビ・シフリさん。
デビューヒットなり。最高位14位。

0-071012-04.jpg

ロンドン出身で母ちゃんはカリビアンのベルギー人、父ちゃんはナイジェリア人、1945年6月25日生まれ。
真っ当なゲイの方。音楽で飯を喰おうとして苦節7年ようやく表舞台に出た。
今、何で有名かとゆうとエミネムの”マイ・ネーム・イズ”ぴきぴきのバックトラックが
ラビさんの”アイ・ガット・ザ・・・”からサンプリングしたってんで、ありがたやアルバムがCD化されて。
何しろLPは滅多に出ないですから。この前、1枚発見して狂喜!しかしどうやって感謝したらいいか、言葉に出来ず。
それくらい好きです。

0-071012-05.jpg

音楽と人柄は直結するとは限らず。いぢわるな人が素晴らしい音楽をそれだからこそ作れるってこともあるで。
しかしラビさんは、紛れも無くいい方です。会った事は無いけど確信出来る。この笑顔と目と音楽の人が悪い人間で有る訳はありません。
まずはユー・チューブで発見の映像を是非。
思ったとおりだった。垢にまみれた心洗われる姿。これで駄目なら諦めます。

それは当時、イギリスで過ごして、この曲に出会ったガキどもも同じだったようで、
1981年にカバーしたのは、何と

マッドネス

0-071012-02.jpg

12月5日に24位で初登場、以後7-5-6-4-9-12-18-28。最高位4位の大ヒットとなりました。
ビデオ・クリップの最後にラビさんご本人が登場してます。
アレンジはもうあのかわゆくチャーミングな原曲に勝てるわきゃあ無いと思っていたのは他ならぬマッドネス本人たち。
無理くりなスカで、本歌あってのこれだよって。ビデオでは照れてるし。
マッドネス兄ちゃんたちもいいヤツラなのだ。



僕は君を失ってしまうことを本気で思っていなかった
そして僕は君の事を想う事がこんなだって思ってもみなかった
目覚めたらすぐに 毎晩 毎朝
私にはわかります それは君なんです 僕はブルースをどっかに放り投げて欲しい

それは
きっと愛 愛 愛
きっと愛 愛 愛
それ以上でも それ以下でも無く 愛は最高なんです

どうしたら出来るのでしょう 言葉ではとても表せないよ
君に祝福 僕に祝福 ミツバチに祝福 鳥たちに祝福
僕は君のそばにいたい 毎晩 毎日
他に僕が幸せになれることはありません

それは
きっと愛 愛 愛
きっと愛 愛 愛
それ以上でも それ以下でも無く 愛は最高なんです

0-071012-03.jpg

それは
きっと愛 愛 愛
それは
きっと愛 愛 愛
それは
きっと愛 愛 愛
それは
きっと愛 愛 愛



マッドネスが照れるのも無理はありませーん。
直球愛だもん。それを最後のラビさんの笑顔が全解決。

0-071012-06.jpg

色んなひどい目に有ったと聞いております。
それをすべて飲み込んだ上で、当たり前のようにこの曲を作って歌える。

何と申しますか、ヴォランティアとか慈善とかそうゆう活動をなさってる方の中には、目がいっちゃってる人もいたりして。
「いい事」をしてる自分に幸福・・・みたいな。脳内快感物質ぷちゅぷちゅ。
しかも、何であなた方はしないのですか?のような言葉に出さずとも光線発してる。
だから、どうも気持ち悪いつうか、居心地悪いつうか、入り込めない何かが有ったりします。
玄関先に突然やって来て、

「今日は神様の幸せなお話をさせていただきたいと思います。」
「どこどこの国の小学校を作るための協力をお願いしに今日はやってましりました。オネガイシマース(←外人と一緒)」

そんなこと言われたって、こちとらだって日銭稼ぐだけでもう精一杯だよ。気持はあるけどさ。頼むから勘弁してくれ
と、お帰りを頼むと・・・そうゆう人たちに限って絶対に玄関の門の扉は開けっ放しで帰りやがる。

嘘野郎どもです。
自分が気持良くなりたいがためにやってると断言しよう。(だいたいどうやってあんた方はメシ食ってるんだ??)

なら、同じ目をしててもケーバで、「行け行け、7番、クソ、ほれ、しっかり追いやがれ、くそーー。」って
絶叫してる親父&姉さんたちの方が正直で真っ当さ。

ラビ氏の歌を聴いても気持ち悪くなりません。
それは多分、人の分まで背負って参って、そのあげくの恥ずかしい歌だからだと思います。

善行でも悪行でもイカサマとホンモノがあるな。

(山)2007.10.12

ろっくすべすとヒット80’sのページ

ろっくすラビさんページ

マッドネス資料

ラビ・シフリーさん資料(英語)


The English translation page : here.




.
posted by 山 at 08:38| Comment(2) | TrackBack(0) | べすとヒット80’s | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
It Must Be Love大好きです!もう、生涯で好きな曲ベストテンに入るかもしれないぐらい好き♪
でも原曲を聴いたのは初めてでした…山さんまほさんありがとうございます!!\(^o^)/
マッドネスのPVも可愛いですねえ。可愛くて可笑しくて、やっぱ最後のラビさんの笑顔が最高です。ちょっとサブちゃんに似てる。(スキヤキウエスタン観たい〜!)

そのように大好きなこの曲ですが、同時にいつもチクッと来る思い出もあるんです。会社で何人か部下を持ってた頃、デザイナーの女の子が入社してきたんですね。年は同じぐらいだったかな。その彼女が、私が会社に持ってきてたマッドネスのテープを見て「え、●●さんてマッドネス好きなんですか?!」とかすごくビックリされて。友達になれるかなと思ったら次の瞬間には説教されました(笑)マッドネスは本当の労働者の歌なんだって。アンタみたいにテキトーにコピーライターなんかやってるヌルいパンクに聴いて欲しくないって。

それから彼女の武勇伝は延々と続きました…大阪や東京のドヤ街で「活動」してたこと。彼女の夫はバリバリのスキンヘッズであること。結局、彼女は不本意そうに数ヶ月勤めましたが、「こんな会社いられっか!」と後足で砂かけるみたいにして辞めていきました。うちの会社バブルだったからねえ。いやあの時代の広告会社はみんなそうだったんだけど。最後、荷物を取りに来たときに、近くの某国大使館前で職務質問されたことを自慢げに話してました。

そんな、ちょっと苦い思い出があるだけに、今回の山さんの文章には救われました。
あとラビさんの笑顔にも。
Posted by ショコポチ at 2007年10月12日 10:48
いい曲ですよねー。
ラビさん、じわじわっとファンが増えてるようで
チューブでも映像登録増えてました。
いいものはやっぱ残ります。

バリバリの女子さんってばー
若さゆえ・・ってゆうか、歳取ってもそうゆう人いるか・・・、パンクでどっちが凄いとか、駄目とか言う時点でパンク道から外れているような気が。
だって元々駄目駄目で、三分の虫にも一寸の魂(逆だ)つうか、自爆覚悟で突進がパンクですから。
象のような存在のストーンズやゼップには噛み付いたけど、味方で喰い合うようなのは真パンクにはいなかったはずです。
当時、うちらもバンドメンバー募集して、やって来たやつが、アバンギャルドが一番偉いとか言いやがって、カーペンターズがアバンギャルドに聴こえなきゃアバンギャルドって言えねえんじゃないかとケンカしたことが有ります。今ならユーミンさんか。あはは。

多分、自分自身袋小路で追い詰められてたのかもしれませんねえ。
夢中でやってる時は、人に自慢したりとかしませんから。

今はどうしてらっしゃるのでしょうか?
その後クラースとか聴いて・・・その後は・・・
いったい???
Posted by 山 at 2007年10月12日 21:55
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

▲ページの先頭へ