2007年10月24日
Song for My Father / Horace Silver 1964/10/26
Song for My Father
Horace Silver
1964/10/26
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ソング・フォー・マイ・ファーザー
Song for My Father
ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
http://rocks.studio-web.net/jazz/horace/father.html
Horace Silver -- Song for my father(Excerpt)
http://jp.youtube.com/watch?v=WchGwBG2aww
Steely Dan-Rikki Don't Lose That Number
http://jp.youtube.com/watch?v=PMLV05lqsx8
Senor Blues Silver Horace 1959
http://jp.youtube.com/watch?v=0TDFtSx32y0
Horace Silver And The Jazz Messengers Blue Note 45rpm
http://jp.youtube.com/watch?v=7hVbEDRoxSE
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ジャーズ。秋にはジャズが欲しい。そんな団塊の世代の貴方の為に、スイートなジャーズを2万5千曲、
95枚のCDに収めましたこの「癒しのジャズ」、お値段はたったの24万5980円。
あの古のサウンドをお茶の間に・・・・
じゃねーよーーーーーー、
このナイスな、おいちゃんのジャケのアルバムは、
燃えます。
ファンキー・ジャズ界にこの人有りと言われました
ホレス・シルヴァー氏の1964年作
バカボンのパパに捧げる歌
ジャズ界の60’sはロックの70’sにあたります。
前半は脇目も振らずその幸せに浸れた。これがモダン・ジャズってサウンドに。しかしそれとの惜別も目の前で。
それがこのビートルズ登場の頃作られたアルバム。
ハードロックジャズです。
その10年後に、スティーリー・ダンがこの音をたっぷり吸ったお返しで自分の曲を作りました。
「リキの電話番号」。この盤の表題曲のリフから始まる。
だもんでダンのファンにとってこれはもうもう一つのリキ、長州力、ラリアート級の宝物でござる。
ジャズ喫茶の奥のカウンター席で、バーボン飲みながら難しい顔して聴く類のものではありません。
何しろ明快です。
メロがドッパと目の前にダダダーンと現れる。
奏でるラッパは歌です。
自分で作ったそのメロのそれに答えるようにハイホー、シルヴァーとホレス氏はびんこびんこと合いの手を入れ。
ハードなアップな曲では、スラッシュ・メタル・ジャズとなり、どうぞ存分にヘッドバッキンして下さい。
ミドルな曲はラテン風味。リキ・ファンには、B面1曲目の「ケ・パサ」も別ヴァージョンだよ。
リフが裏から入る。
スローな曲では、ジャズに望んでいる全てがあります。
こうゆう感じを聴きたくてジャズを聴くとゆう。
でも
もう終わってしまった古臭いモダン・ジャズじゃないの?
関係有りません、俺らロック人には。ジャズ人にも関係無いんじゃないのか?
生きてる時代の生きてる音楽は、錆びること無く永遠に生きてる。
殺したり、懐かしにしたりするのは、己が老いていく証拠だな。
ジャケットのおっさんは、ホレスさんの父ちゃん、ジョン・タバレス・シルヴァーさんだそうです。
わたしゃずっとこの人がホレスさんだと思ってたつう。あはは。
思えばホレス氏は1928年9月2日生まれだから、この時36歳。ふけ過ぎだっつうの。
父ちゃん、お洒落させられてのジャケット撮影、ちょっと恥ずかしそうでいい顔〜〜〜。
ラストの”ロンリー・ウーマン”は、オーネット・コールマン師とは別曲です。ロンリーなウーマンは世界中にいる。
そして駄曲無し。
※なお
ユー・チューブで発見したヴァージョンは、後年のものです。ちょっと不幸が出てる。ウッパッパな歌のメロも無いし。
その下のリンクの「セニュール・ブルース」が、幸福時代で。
(山)2007.10.24
資料
English Here
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