2007年10月31日

ブラジリアン・ホット・デュオ / ジルベルト・ジル〜ジョルジ・ベン 1975

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ブラジリアン・ホット・デュオ
ジルベルト・ジル〜ジョルジ・ベン
1975


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Gil e Jorge

ブラジリアン・ホット・デュオ

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
http://rocks.studio-web.net/funks/jorge/gil-jorge.html

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Filho Maravilha - Ben Jor e Gilberto Gil
http://jp.youtube.com/watch?v=vN5Y8nbVvsY


Gilberto Gil e Os Mutantes - Domingo no Parque
http://jp.youtube.com/watch?v=Zbv3M-AdxC0

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巨像ついに立つ。
21世紀はBRICsの時代だと言われております。
ブラジル−ロシア−インド−チャイナ。
ロシアはこの前までとにかくひどい状態で混乱どうなるんだろと思ってたら今はもう見事に復活、
大資源国ですから、ばんばん経済成長して世界に冠たるロシア・マネー、日本の大企業買っちゃうよてなもんで。
インドは、とにかく人材宝庫、数学の本場だもんな。人口比で言っても天才の数が多いのは自然なことで。
鉄鋼で世界一はミタルって爺さんがやってる企業でして、欧州の会社は喰うは、やれこれまた日本にもこしたんたんと狙いをつけてるわ凄い勢いです。
中国は皆さんご存知の通り。底知れない国です。
そしてブラジル。国家破産かってくらいのウルトラインフレを克服しの、そりゃもうあれだけサッカーが強い国、グレーシー一族の国だに、
一芸に秀でるものは全てに通ず。本気出せばこりゃもう。
これらを見るにすべてちょっと前までは世界の負け組みたいに言われてた。まさにピンチはチャンス。めげずに粘れば勝利を手中に出来るぜの見本です。
後進国なんて言われてても、後進が何が悪かったのか。先進国の失敗を目にしてそれを糧にし、ひどい目にあわされたこと、それをエネルギーにし、
これからの希望を正に21世紀て、羨ましいぞ。
アメリカは共産主義潰してばんばんざい、とか言ってるうちに怪しくなっちゃって、もはや投機と合併でしかどうにもならない見せ掛けの成長の国になっちまってる。
それで自爆するサブプライム問題。世界に迷惑かけてるぞな。BRICSの成長を邪魔して何とかその利権を掠め取ろうとするも、
もうそれは無駄な抵抗のように思われます。
日本は・・・・・・・。それに乗ってる企業は大躍進し、自国に目を向けてる会社は惨憺たるもの。って、これは地獄だ(by浅川マキさん)。
ここにそれをば32年前に証明するえらいこっちゃの盤があります。

ブラジリアン・ホット・ディオ
1975年リリースの
ジルベルト・ジル氏とジェルジ・ベン氏の対決アルバムなり。

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日本で例えれば、森進一&五木ひろしかいな。北のジルさん、南のベンさんと言われておる大巨頭同士夢の共演。
汁は匂いで、便は臭い、なんちゃって。
レコーディング前に打ち合わせした形跡が有りません。
それぞれが持ち寄った自分の曲を交互に交わしの、王座決定戦9番勝負。

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これはプロレスだ。ほぼブラジル。
しかるに
最初は手四つで始まりの、静かに力比べ。ブリッジしてどわっと起き上がったりして、拍手喝さい。互いの力量探りあってます。
それが突然ヒートアップしたすのが3曲目ジョルベバの木。

じょろじょろペパペパ じょろじょろペッパー

殴り合い始まり〜。ジルさんのペパペパ攻撃に、ベンさんは間を外しまくりのギターソロで絡むぜ。おうっと、それに加えギターとのユニゾン攻撃だ。
いやさこれは俺のベルトだ。じょろじょろー。
これで完全にお互いを認め合い、一挙にグルーヴ一致せり。
再びにわかに場内静かにグラウンドでの攻防です。ツーとくればカーと来る。カーと来ればヒーと返す。
するとまたしても突然、
ベンちゃん得意の必殺技、タジ・マハールを出したあ。
どうするジルさん。
受けに廻ります。受けて勝手に歌います。右チャンネルはベンちゃん。左チャンネルはジルさん。真ん中に立って聴く俺は挟まれてもう大変。
我が家に有るは78年リリースの日本盤。元は2枚組だそうです。今のCDもそれに準拠した完全版で。
タジ・マハールはうちのは3分36秒なんすが、完全版は14分あるとゆう。恐ろしや。このあとどんなことになってしまうのか。
そして
すげーのは、それにバックを付けてる無名のミュージシャン諸氏。
ブレークも完璧に決めの、どうしたらそんなことが出来るのか????
想像もつかん。
サッカー見ててさ、足でぽこんぽこん球を手玉に取ってさ、ボカーンとゴールに入れる人たちだもんな。
実際、ベンさんはサッカー選手だったし。
ジルさんは現在、文化大臣だって。
これはもう、肉体に正直に生きて来た人たちの長い歴史の果てのウルトラ財産。
時を同じく過ごして無駄にしてるわきゃあ無い。

もしや馬鹿にでもしようもんなら、マウント・ポジションあっとゆうまに取られてぼっこぼこにされるよ。
安生気をつけまっさ。

と申すより
未来はここにあるかと。人が為すこと肉体がど真ん中じゃなけりゃいかん。


(山)2007.10.31

ろっくすジョルジ氏のページ
http://rocks.web.infoseek.co.jp/funks/jorge/menu.html



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posted by 山 at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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