2007年11月12日
LIVE IN SOUNDS OF HAWAII STUDIOS /外道 1975/4/1
LIVE IN SOUNDS OF HAWAII STUDIOS
外道
1975/4/1
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LIVE IN SOUNDS OF HAWAII STUDIOS
ろっくす特製でかい画像ページ也。
Gedou live-1975
http://jp.youtube.com/watch?v=bdAP9ud-uEQ
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外道降臨。
正体見たり、お前もだ、お前もだ、お前もだっ。
特撮ヒーロー、ダイアモンド・アイの名セリフです。このように外道は世界的に有名なバンドであるらしく、
いやだわ、気持ち悪くて嫌いだわ〜から〜
最高!、あんたらプロのちゃらちゃらだわに変わった私、外道の前にきちんと2枚目のアルバムが眼前に現れたのです。
お値段630円。堂々と「スリキズ有り、ジャケ不良」とシールが貼っておったわ。
わ、すげーすんばらしい音楽の表現だと買ってしまったのは言うまでもありません。
えー、そんなシールが貼ってなくても、驚異のループ針飛びのを堂々と売るかのお店ですからさそかしイカす針飛びが聴けると思ったら
4箇所くらいで済んでた。針飛び外道だ。
聞くところによりますと
74年の1stアルバムの次の年、75年にハワイのサンシャイン・フェスティバルに呼ばれ、我が国最初の海外ライブかまし、
10万人のワイルド・サモアンズを熱狂させたらしい。その様子は不良ジャケの一部に写真でこのように載ってますから、マジかと。
あんたら騙されたな。どんなこと唄ってるかわかったら腰抜かすぞ。喜んだりして。
で、
そのハワイでの録音だぜと書いてありますから、さぞかしその熱狂のライヴを収録した盤かと思ったら、これが
そのライヴの後の、打ち上げパーティで演奏した時のスタジオ・ライブだとさ。
見事に、2回も演奏するのかよ、まあ、ついでだからレコードにしてしまおうちゅう、外道な考え充満してるアルバムです。
それでも何か胡散臭い。インチキ臭い外人のMCで始まって、自分たちで入れてるような少人数の拍手&喝采。
もしかしたらこれは擬似議事録かーーー?
日本で録ってたりして。
なもんで
1stのクソライブの時のような、悪人迫力はありません。素晴らしくテンション落としたテンションが充満してます。
ギターは歪んで無いし、ハワイ−日本中間の音の迫力。
そんなん当たり前やん、人が少なきゃ盛りあがらへん、って当たり前のことを当たり前になってる、
それは素敵なことではありませぬか。昨今。
人間、正直が一番です。
しょうもない曲目の曲ならび、しょうもない歌詞でまた歌い、演奏は上手いぞお、ギタア歪ませなくてもロックだぞ、
テンション落としてもロックはロックだ、何しろ外道で前世魔人さんたちですから、罠が満載。
多分、しょぼいぞと言われるのを想像してわざとしょぼくして高笑いしてる悪魔どもだ。
何とワンダフルな状況でしょうか?
「そんなんどーでもえーけんね」の谷岡ヤスジ世界を最も具現しているバンドさんたちです。
多分、今、人類に必要とされてるのはこのような立派なふざけ方だ。
悪い奴ほど徹底的にしつこく巧妙に真面目に悪事しやがるものです。
で、そうゆうヤツラが大手を振って跋扈してる世ですから
隙だらけの外道は、正に外道。
ワシラもさらに外道の仲間入り、さらにさらにするけんね。アサー。
下らぬ仕事させられてる時、夢見たあげく馬券をことごとくスった時などにピッタシだよ。
これでいいのだ。バカボンお前もか。
(山)2007.11.12
ろっくす外道ページ
資料
English Here
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外道懐かしいけど
そこまで記憶がついて行きません
そうそう
オイラ、山本K司さんのバンドのギタリストの
家を建てました
いま、見ても気持ち悪い。
今、こんなにインパクトある方って見当たりませんのでその存在たるや貴重だったなあと思い直しました。
あの頃のロッカーって和洋問わず濃かったなあ。
山本さんてあのヴァウワウワウの方ですか?
のギタリストさんってサイドの???
家建てられるほど売れてらっしゃったのですか?
って
人のこと言えませんが。あはは。
ヴァウワウは、まだ聴く気になっておりません。
何故かしら何故かしら。