2007年11月29日

I Robot / Alan Parsons Project 1977/6

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I Robot
Alan Parsons Project
1977/6


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アイ・ロボット

I Robot

われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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Alan Parsons Project - I Wouldn't Want To Be Like You
http://jp.youtube.com/watch?v=OGA-b4d8oE0


Alan Parsons Project - I Wouldn't Want To Be Like You Full version
http://jp.youtube.com/watch?v=Pen4dMAv7zY

Alan Parsons I Wouldn't Want to be Like You live
http://jp.youtube.com/watch?v=5_M7cK3719I

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わたしはロボット

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アイザック・アシモフ博士1950年の短編集であり
アラン・パーソンズ・プロジェクトの1977年の2ndアルバムでもあります。

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アシモフ博士はSF界ではロバート・ハインライン氏、アーサーCクラーク氏と並ぶ三大巨匠の一人。

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ハインライン氏がストーンズ、クラーク氏がキング・クリムゾンとすれば、アシモフ氏はビートルズ!。
何てたってそのお話、問答無用に面白いのです。
スリル有り、サスペンス有り、スピード有り、泣き有り、笑い有り、感動有り、困惑有り、推理有り。
どの作品から読んでもいささかもかまわないんすが、
この「アイ・ロボット」、

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何てたってはい、アランパーソンズつながりすからロック・ファンはここから突入。
私は先に小説の方から入りました。もうやばいくらいに没入、今でも時々読み返すよ。
話は、ロボット工学三原則とゆう、

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来るべきロボット社会へ向けてのロボット製作倫理と申しますか憲法から始まり、
ロボットの進化と共に起こる、様々な事件を描いた正にトータル・アルバム。
57年前の作品に関わらず、21世紀の今、直面してる我らに今だどうするんだと問いかける凄いものです。
とは言いつつも最初は
ロビー
とゆう少女と子守ロボットの泣いて泣いて泣かせる話から始まるんすよ。そこでもうKO。
最後は、幸せなのか恐ろしいのか、考え込んでしまう結末の”避けられた抗争”で終わります。
何が人類にとって進化か、何が幸せなのか問いかけられるディーヴォ的問題で。

そして
アラン・パーソンズ氏の「アイ・ロボット」。

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もちろん同じくトータル・アルバムです。ビートルズと因縁深き、因縁じゃねえか、縁深きパーソンズ氏がSF界ビートルズの大傑作に挑む。
相棒は1stと同じく歌詞担当のエリック・ウールフソン氏。
前作はエドガー・アラン・ポー大全集でした。ちなみにあっし、どちらも大ファンだったもので、続けてやってくれたこの所業に一発でやられた次第。
仲間だって。勝手に。
協力の強力ミュージシャンは、それまで彼がプロデュースしましたパイロットの面々をメインに、
ヴォーカル陣に誰だのジャック・ハリス氏、ホリーズのアラン・クラーク氏、
スティーヴ・ハーレー氏、
これでも、これだけでもたまらん。誰だの方はまた別にして。
各所に過去手掛けた名作のあれこれが飛び出て来ます。ピンク・フロイドのあの心母オーケストラの響きとか、パイロットの切れギターとか。
それでもそのどれとも違う味わいなり。
どっかぼよよーんとしてイモっぽいとゆうか素朴とゆうか、それは前作と同じで、その隙が好きだ。
そしてファンク。
後年、ブレークした時は、アメリカン暖かPOPでございますが、この頃はファンクの匂いぷんぷんです。辛い辛い。
それはどの彼がプロデュースしたアルバムでも出来なかったものでも有ります。

全米TOP40入りのヒット曲が一曲、タイトル・インストの”アイ・ロボット”に引き継がれて登場、

アイ・ウドント・ワント・トゥ・ビー・ライク・ユー〜君は他人

77年9月24日に40位で初登場、次の週が37位、そして最高位36位。消える。
かすったよ。ご多分に漏れず、最初に聴いたのはその推移が放送されたラジ関のアメリカンTOP40で、もう3週もあれば充分、
アシモフさん関係などと知らんうちにぞっこんになってました。
で、最近になるまでわからなかったのは、誰が歌っているかって。このソウルフルなヴォーカル。
レニー・ザカテック氏とゆう方らしい。あのパブ・ファンク・バンド、ゴンザレスのメンバー。
ゴンザレスつうても、メンバー数が152人くらいいるらしいので、誰が誰だか・・・とにかくゴンザレス。
録音はアビー・ロード・スタジオ、オーケストレーションはアンドリュー・パウエル氏、この曲には入ってないけど。
この曲に入ってないと言えば、スティール・ギターにイギリスに一人しか弾く方がおらんとゆう噂のBJ・コールさん。
もうこれは徹底的に英国式ロックの神殿でござる。

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私に思慮があるならば
貴方みたいに考えたくありません
そして私に時があっても
貴方とはお話したくありません

おーおーおー
私は気にしません
貴方がすることを
私は貴方みたいになりたくありません

ギタア

もし私が上流階級であったら
どこを行くにも1ドルだって必要としません
そして私がイカした野郎だったら
アリバイは要らないでしょう

おーおーおー
私は気にしません
貴方がすることを
私は貴方みたいになりたくありません

どん底まで落ちる
最低賃金のための労苦
もし鉱脈を見つければ
私は何だってお見せ出来ますのに

おーおーおー
私は気にしません
貴方がすることを
私は貴方みたいになりたくありません

おーおーおー
私は気にしません
貴方がすることを
私は貴方みたいになりたくありません

私は 私は貴方みたいになりたくありません
私は貴方みたいになりたくありません



どこが”われはロボット”なんだー?!。
直接この曲に該当する、小説集内の短編が思い当たりません。
これから出てくるのだろうか?
出て来ない気もするぞ。

もしかしてアシモフ氏の小説から発展させたものかもしれず、それはこれから各曲の歌詞を見なければわかりません。

一回のみではとても感謝出来るもんで無し。

機会を得て、続く名曲をば礼賛させていただければこれ幸いです。

(山)2007.11.29

ろっくすアラン・パーソンズ・プロジェクトのページ

資料

英語資料

アシモフ氏資料

われはロボット資料


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posted by 山 at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | uk pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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