
ハットフィールド&ザ・ノース
ハットフィールド&ザ・ノース
1974/2
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ハットフィールド&ザ・ノース(紙ジャケット仕様)
Hatfield and the North

ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

Hatfield and the North - at the Rainbow
http://jp.youtube.com/watch?v=KGjRhhggSFo
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年も暮ですから、プログレです。ぷろ暮。
ジャケもすっかり暮れて真っ黒&上部魑魅魍魎精霊さん大集合、中ジャケでは何故犬を投げるの
ハットフィールド&ザ・ノース

1974年2月発表。
内山田洋とクールファイブのようにハットフィールドさんって方がおってリーダーでは有りません。ノースと申しても北の地方の方々でも無し。
世にカンタベリー・シーンと呼ばれる英国南の辺りにタムロしてました連中の中でも棟梁格の皆さんが結集して出来たバンドの1stです。
その棟梁さんたちの名は
夜でもフィル・ミラー師:武器ギター
別人デイブ・スチュアート師:武器各種鍵盤
天使の歌声リチャード・シンクレア卿:武器ベース、喉
エレキ盤ピップ・パイル師:武器ドラムス

どんな音楽をやらかそうとしたかとゆうと、楽しくて親しみやすくて覚えやすくて、ノれてカッコいいの。ただし全てこの人たちの基準。
その基準はってーと、どんな育てられ方をしたか知りませんが世間といささか乖離しちゃってます。
世間様では、メロディや構成が覚えやすくて、サビとかコーラスとかが順番にあって一緒に歌えてしかも飽きなくてベイビとかオーイエとか
言ってくれて、これからギターソロですわあと来て、盛り上がるでー、かつ飽きない、3分少々ってもんが売れてラジオとかで流れるんだよ、
って言っても、キツネのような目で見られまして「へ」って言われるのがオチす。
すべて逆がマトモだと思ってますから。となりますと当然類が友を呼びまして朱が赤くなります。カップ麺喰いながら朝に昼に夜にの演奏大会。
で
こんなん出来ましたけど。
どうしましょ。説明がしにくいのなんのって。説明がしにくい音楽もまた売れません。なのでカンタベリーと呼ばれて、
「そっかー、カンタベリーなのかー、そんじゃしょうがない・」と放置されるか、同類の方々しか聞かず、マニアーとか呼ばれます。
その内、どんどん仕事もしにくくなり、ライブの会場ではいつも同じ顔が聴いてたりして。
その内、メンバーも年老いて、一人また一人冥界入りし、そしたら完全に途絶えます。
甘栗むいちゃったんです、を何で甘栗むくんだ?甘栗は殻がついているのが当たり前で、炒り立てを喰うんじゃないのか?
枝豆むいちゃったんです、何でむくんだ?むいたらただの豆では無いか、そんなん喰って何が楽しい?
とゆう思想だ。
正しくは無いか?それはそれで?
そうゆう人がいてはいかんか?
甘栗は誰でもむいたら食べやすいのになあと思いますけど、むいちゃったらむいちゃったものしか無くなっちゃった。
駅前で大釜で熱そうでホッカホカして売っているおじさんもいなくなります。
レコードも傷は付くしソルし、引っくり返すの面倒だしデカいしってんでCDになったら、ほとんどCDになっちゃった。
便利は楽しいのか?
楽しくないものを便利にするのが正しいことで有って、楽しいものを便利にしたら楽しくなくなるやもしれず。

一生かかっても覚えられないかもしれないこんな音楽。
天使の歌声入り。
おそらく次に発生するのは5世紀くらい後かもしれず、「別にーーーー」
それでは困る人が聴きます。
俺も困るので探して見つけて喜んで聴きます。
甘栗の皮をむくのはそれはそれはワンダーで贅沢な行為だから。
(山)2007.12.19
資料
英語資料
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