2008年01月22日

セイル・アウェイ&サイモン・スミスと踊る熊/ランディ・ニューマン 1972

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セイル・アウェイ&サイモン・スミスと踊る熊
ランディ・ニューマン
1972


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セイル・アウェイ

Sail Away

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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Randy Newman - Sail Away
http://jp.youtube.com/watch?v=xE5k2euahDI


Simon Smith and the Amazing Dancing Bear
http://jp.youtube.com/watch?v=rdklako-Hy4

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アメリカのLAに自分の国を嫌いでしょうがなく、一方それ以上に好きでたまらない歌を書く人、そしてそれを歌う人がいます。

ランディ・ニューマンおじさん。

大体が国を運営してると称するお上はそんなどんなにひどい事をされても、
好きなので離れられない人の気持を利用して数々の悪行をするものなので、そんな歌を書くランディおじさんはしごく真っ当な方。
私だって貴方だってああお上はいいことをしてくれたなあなんて思ったこと無いすよね。
でも醤油やポン酒やラーメンや仏像や色んなの好きですから何のかんの言っても離れられません。
ですからなるべく良くしてもらいたいとそうゆう人を選挙で選びたいと投票するんすがこれが不思議なことに何かどんどんどん悪くなっていく様な気がする。
まことに不条理です。歌を作りたくなります。
そんなおじさん、正直に書いたらそこまで言わなくてもってひどく評判悪かったりします。
見たく無いこと認めたく無いことですから。
でも、やってしまったこと、やってることは消しようも無いことですから在ります。
それを知ってしまったら歌唄いは唄わずにおれるでしょうか?
一方、好きでたまらんところも唄います。
思いの丈愛情を込めて。
でも世は人の悪いところしか見ようとしない傾向が在ります。ワイドショー。
後味悪くても騒ぐことが出来たら、それが一番大切なことなんでしょうか?

今週の「大切な歌」はそんなニューマンおじさんの二つを代表する曲を、1972年アルバム「セイル・アウエイ」から。

まずは
タイトル曲、

セイル・アウェイ

ご本人の弁によりますと
「奴隷買い付け人の歌。他にどう書けば良かったとゆうのだろう−−奴隷制は悪いことだ、とか?」

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アメリカでは、食うには困りません
ジャングルを駆け巡って、足をすり減らすことなんてしなくちゃいけないなんてえことは無いんです
貴方はただイエス様のことを歌い、一日中ワインを飲んでいるでしょう
それが偉大なるアメリカ人とゆうものです
ライオンなんかいません 虎もニシキヘビだっていないんです
ただもう甘いスイカと素朴なるケーキ
みんながみんな人として幸福であります
さあ乗り込め 土人ども 俺と一緒に海を渡るぞ
出航だ 出航だ
俺達は大海原を超えてチャールストン港に行く
出航だ 出航だ
俺達は大海原を超えてチャールストン港に行く

アメリカではみんながみんな自由です
自分の家と家庭を面倒見たりして
君たちは猿の木にぶらさがる猿にふさわしく幸せになるでしょう
みんなでアメリカ人になれるのです
出航だ 出航だ
俺達は大海原を超えてチャールストン港に行く
出航だ 出航だ
俺達は大海原を超えてチャールストン港に行く



そして

サイモン・スミスと踊る熊

ご本人の弁によりますと
「キャロル・キングになろうとせずに書いた最初の曲だったと思う。自分で書いて私らしく聴こえた最初の曲だ。」

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明日出掛けようと思ってるんです もし着れるコートを借りることが出来たなら
おー、乗り出しちゃいます 誠実なスマイルして僕の踊る熊と一緒に
物凄くて、びっくりしちゃう、かっこよくて、魅力的
おー、誰が想像するかな、ガキと熊がどこででも大歓迎されるなんて
上流の方々はそりゃもうただただびっくりするでしょう

さあご覧なさい 目の肥えた方々がた、きっとご満足の見世物だよ
これが偉大なる入場口 サイモン・スミスと踊る熊
お好きでしょう?ねえ?
僕達を食べさせてくれますよねえ、いかがですか?
おー、誰が想像するかな、ガキと熊がどこででも大歓迎されるなんて
上流の方々はそりゃもうただただびっくりするでしょう

貴方がたがお笑いになる時、どこの誰がお金をいると思ってますか?
いたるところでビッグなアトラクション
サイモン・スミスと踊る熊もまさしくそうなんです
さあこれこそがサイモン・スミスと踊る熊!

踊るっ



サイモン・スミスと踊る熊になりたくて、マペットちゃん達や海の向こうのアランのPさんも踊りました。
それほど素敵だったんです。哀れだったんです。
その踊り。
そのさまはラストの6秒あまりのピアノで耳で見てください。


(山)2008.1.22

ろっくすニューマン爺のページ

資料

資料(英版)


English Here


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posted by 山 at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 大切な歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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