2008年01月29日

スニーキン・サリー・スルー・ジ・アリー/ロバート・パーマー 1974

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スニーキン・サリー・スルー・ジ・アリー
ロバート・パーマー
1974


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Sneakin' Sally Through the Alley

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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Robert Palmer Sneakin' Sally Through the Alley
http://jp.youtube.com/watch?v=-892hjlfU14


Lee Dorsey - Sneakin' Sally Through The Alley
http://jp.youtube.com/watch?v=GynyeueaaQM

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振り返ってまた振り返る火曜日は「大切な盤」。

スニーキン・サリー・スルー・ジ・アリー
ロバート・パーマー兄さん
1974年のソロ1作目です。

前回、感謝させて貰ったのは4年前、2003年3月29日土曜日。
その時の文章はつうと

「パーマーさんのソロ1作目。買ったの、そりゃ本当に良かったねぇと心から言えるアルバムはそんなにあるわけじゃないけどこれはそんなアルバムです。
ニューオリンズとNY録音。パートナーはリトルフィートのローウェル・ジョージ。
バックはニューオリンズ・超絶ファンクバンド、ミーターズの面々。NY録音ではグルーブ魔術師バーナード・バーティが参加。
ローウェルは各曲にスライドで絡んでおります。そうなんです。
このアルバム、ローウェルさんにとっても夢のアルバム、ミーターズをバックに弾くなんてねー。バーナードさんちゅうのも凄いが。
パーマー氏との曲共作は「ブラックメイル」、不思議なことにローウェル色薄し。
パーマーさんはあくまでもクールながら時に嬉しさで激情をほとばらして歌います。伝わってくるぞ。
最後の大作「Through It All There's You」がおそらくNYセッション。
一聴してわかるバーディ・シャッフル。ハイハットがもう見事で。まったく凄いドラマーじゃ。あ、これだけはローウェルさん、おそらく参加せずです。
歌、演奏、曲、全てが極上の一品。英国人ニュオリンズ詣盤の中でも最高の一枚だと言ってしまおう。
なぜかトゥーサンさんが制作上絡んでないのが不思議です。」

不遜にも師匠たちの名前を呼び捨てにしとるわ。この席を借りて心から陳謝。すんません。
それにしても・・・・俺、どうやってこれ調べたんだろう。あはは。
何しろ、クレジットがまるで無いレコードなんで、えろう苦労して世界中探索したような記憶が。

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もちろん今でも愛聴盤です。何しろ怪物アルバムすから。何回聴いてもシビレっぱなし。
前に書いたことにいささかの変更も有りません。
んー、願わくば、各曲に参加のミュージシャン達、詳しく知りたいよー。NYセッションのメンツは特に。ベースはチャック・レイニー師だろうか?

スニーキン・サリー・スルー・ジ・アリー

作はアラン・トゥーサン父さん。元は唄う自動車修理屋さんことリー・ドーシー同志。
アレンジがまるで変わって突進ヴァージョンになってるとこがミソさ。



通りを歩きながらちょっとばっか反撃
通りを歩きながらちょっとばっか反撃
通りを歩きながらちょっとばっか反撃
アイツを見失わないようにしなきゃ
通りを歩きながらちょっとばっか反撃
奥さんどうにかして持ち上げなきゃ

俺は言った
「あー別に問題無いんじゃないの、たまにだから、お友だちになるのは。」
アイツは俺を車に乗せた
アイツは言った
「アンタが自分に別にやましいとこ無いと思うんだったら、私に私に何か悪いと思った方がいいんじゃないの。」
ぎゃ俺は弁解した
「あー、それはそのえーと、それはそうゆうことじゃなくて、あー、一体何を考えてるの・・・」
俺は俺の時間で好きにすることを見つける方がいい
要は、俺は完全に捕まってしまったつうこと

通りを歩きながらちょっとばっか反撃
通りを歩きながらちょっとばっか反撃
通りを歩きながらちょっとばっか反撃
何とかスッキリしたいもんだ
通りを歩きながらちょっとばっか反撃
女王様をどうにかして持ち上げるぞ

うまい言い訳をしなきゃいかん 何とかして言い訳を 嘘うまくつかなきゃ
嘘かよ
ママはただ俺を見つめてる 俺はと言えば あー、狂いそう
こうもりみたいな目で見ないで
ぎゃ俺は弁解した
「あー、それはそのえーと、それはそうゆうことじゃなくて、あー、一体何を考えてるの・・・」
俺は俺の時間で好きにすることを見つける方がいい
要は、俺は完全に捕まってしまったつうこと つうこと つうこと

うまい言い訳をしなきゃいかん 何とかして言い訳を 嘘うまくつかなきゃ
嘘かよ
ママはただ俺を見つめてる 俺はと言えば あー、狂いそう
こうもりみたいな目で見ないで

通りを歩きながらちょっとばっか反撃、サリーに
通りを歩きながらちょっとばっか反撃、サリーに
通りを歩きながらちょっとばっか反撃
通りを歩きながらちょっとばっか反撃



参った。参ったのは俺。難しいぞな。この歌。タイトルからして。
「スニーキン」てのは「こそこそ」とか「内密に」とか「卑しい」とかって意味らしく、
「サリー」はサリーって名前の他に「反撃」とか「突進」とか「殴りこみ」とかって意味で、その二つをかけたんだな。
ってことで、何かやましいことをした旦那が怒ってる奥さんを追っかけて情けなく弁解してる歌と解釈いたし申した。
が、
正解でしょうか?
まるで違ってたりして。あはは。その時は・・・

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通りを歩きながらちょっとばっか反撃。

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(山)2008.1.29

ろっくすパーマー氏ページ

資料

資料(英版)


English Here

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posted by 山 at 08:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 大切な歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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